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100 ドレイファス七歳の朝
「坊ちゃま?おはようございます」
ゆさゆさとメイベルに揺さぶられながら、七歳になった朝を迎えたドレイファスは、目を開けてからしばらくぼんやりしていた。
「お誕生日おめでとうございます。今朝はみなさんと畑に行かれるのではありませんか?」
忘れていた大切なことをメイベルに教えられて飛び起きると、ササッと顔を洗い着替えを済ませた。
「みなさまもうお待ちですよ」
メイベルに背中を押されて部屋を飛び出していく。廊下でルジーが待ち受け、手を繫いで階段を駆け下りた。
「ドルおはよう!お誕生日おめでとう!で、遅いよぉ」
シエルドが待ちくたびれたようで口を尖らせている。
「ごめんね、またせた」
すぐ謝るのはドレイファスのよいところである。
謝るようなことをしないのが一番だが、今後貴族同士の付き合いではその一言に足を掬われることもあり得るので、少しづつうまく捌けるようになってほしいとルジーは見守っている。
トレモルやカルルド、ボルドア、アラミスとこどもたちも口々におめでとうと告げると、ドレイファスはうれしそうに
「ありがとう」
と礼を言って軽く頭を下げる。
「じゃあみんなで畑に行こう!」
昨日のうちにカイドに鍵魔法を付与してもらっているので、今日は初めてみんなで地下通路を行くのだ。こどもたちはてっきり外から行くと思っていたのに屋敷奥に進むドレイファスに戸惑った。
「ここ入って」
屋敷の一番奥の階段下にある三角の物置きの扉を開けドレイファスがみんなを押し込もうとすると、その暗さにシエルドが抵抗を見せたが、すっかり慣れたトレモルがさっと入り込んで低い位置に取り付けてある魔石で灯りをつけた。
地下に潜る階段が見え、そうなると男の子たちは俄然興味を持って早くも探検気分だ。
階段を下りると今度はルジーが灯りをともした。点々とボウっと明るくなった所があるが、まっすぐ進むらしい。生温かい薄暗い通路を歩くのは、もちろん初めてだ。
「すごい!カッコいい」
アラミスはこういうシチュエーションが好きらしく、ウッキウキで歩いている。シエルドも最初嫌がった割に、入口で操作しただけで先まで灯りがついた仕組みに興味があるようだ。
ルジーと六人のこどもたちは薄暗い地下通路を抜けると、離れの庭に放り出された。
「はあ、空気がいい」
カルルドには地下通路は息苦しかったらしい。スーハーと大きく呼吸を繰り返している。
「すごい、何あれ?」
シエルドは増設を重ね何棟も建ち並ぶスライム小屋に興味津々。アラミスとトレモルは庭師に混ざって作業しているメルクルに気づいて手を振っている。ミルケラではない、間違いなくメルクルが手を振り返して畑から出てきた。
「おはよう、来ているとは聞いていたが勢揃いだな。今日は鍛練するか?」
「したいですっ」
二人の声にボルドアが
「鍛練?僕もしたいです」と交ざってくる。
「おう、初めて会うな。私は公爵家騎士団のメルクル・グゥザヴィだ」
「僕はボルドア・ヤンニルです」
メルクルは、ああ!と気づいたように
「ワーキュロイから聞いているよ。ではワーキュロイともう一人誰か誘うかな」
騎士志望の三人は鍛練が大好きだ。やればやるほど強くなる。普段王城騎士の父に教えてもらっているボルドアでも、特に最近の公爵家の鍛練は魔法も取り入れ、バリエーションが豊富でとてもためになる。父クロードゥルも週一で派遣されるワーキュロイとの時間は最優先にしているほど。
「いつやりますか?」
「昼のあとニ刻目くらいでどうだ?」
トレモルが約束の時間を決め、満足そうだ。
「ではあとでな。まずは畑の手伝いだ!」
ハハと笑ってそっくりなミルケラの元に戻っていく。
ヨルトラがスライム小屋の一つから出てきて、ドレイファスを迎えた。
外の畑より生育がよい、スライム小屋の中で育ててきたペリル摘みをやろうと言うのだ。こどもたちに一つづつ小さな籠を持たせると、ペリルの摘み方を教える。
ドレイファスは慣れたもので、ペリルが一列に並ぶ側にしゃがむと親指と人差し指で捻るようにプチッと摘み取り、そっと籠に入れる。
何個かに一個はそのまま口に入れてもぐもぐしているが。それを見たこどもたちも真似をして摘むよりは食べている。
ヨルトラは感慨深い喜びを感じていた。
アサルティ伯爵に足を斬られて絶望した日、いつか自分にこんな日が来るなんて思いもしなかった。畑を作り、この世のどこにもないスライム小屋で植物を育てている。
その機会を与えてくれた小さな主と彼を支えるこどもたちが、自分が育てたペリルを摘んで楽しんでいる。
なんて幸せな光景だろう。
まだ大きなペリルを作ることは叶わないし、今ある植物以外のものも育ててみたい。まだまだ主が喜ぶことをたくさん成し遂げたいものだと心から望んでいた。
「ヨルトラ爺!」
ドレイファスが手を振って呼んでいる。ゆっくりと側によると、そこには今までにない大きさのペリルがあった。
「これは大きいですね?」
「でしょ?」
「調べてみるので、実をもらってもいいですか」
ドレイファスはにっこりすると手渡してくれた。
たまたまかもしれないが。
このペリルと周りの株は比較的大きめの実をつけていたはず。大きな実をつける株ばかりを選んで株分けさせ、スライム小屋で増やしてみることにしてみようか。
「ドレイファス様は来年から学院でしたね?」
そういえばと、ヨルトラは指折り数えて聞いてみた。
「うん、まだ七歳だから」
「そうか、ではミルケラとは入れ違いですね」
「ミルケラ?学院に行ってるの?」
ドレイファスは朝夕に来るだけなので今まで気づかずにいたが、名を呼ばれた本人が向かってくる。
「ミルケラ、おとななのに学院行ってるの?」
「はい。学院にはおとなの教室もあるんですよ。ドレイファス様が行く本科は朝から夕方までですが、俺が行っているのは朝少し遅くに始まって夕方は早く終わるんです。学校に行かれなかった侍従たちが仕事の合間に来てるんですよ」
朝夕の仕事ができるよう時間は短いのだが、奉公先が通わせてくれている者がほとんどのため、皆真剣で私語など一言もないほど集中して授業に臨む。様々な貴族家の使用人たちとも親しくなり、情報にも強くなった。共に通う兄モーダは、学院の友からの紹介で貴族との取引が更に増えたそうだ。
もっと長く通えたらと思うが、学院を修了しても友との付き合いは変わらないのだから。あと一年、たっぷり学生生活を楽しもうとミルケラは決めていた。
「おとなの学校もとっても楽しいですから、ドレイファス様たちはきっともっと楽しいと思いますよ」
そう言って、日の光に煌めく金髪を撫でてやった。
「そろそろいいんじゃないですか?」
ミルケラに言われて籠を見ると確かにいっぱいだ。ボンディに渡せば夕餉に素晴らしく美味しいデザートを出してくれることになっている。
ルジーがみんなの籠を預かり、離れの厨房に連れて行く。六人の少年がぞろぞろついて歩くのがなんとも微笑ましいと思いながら庭師たちは見送った。
厨房で、ボンディを呼ぶと踊るように飛び出てきた。
「ドレイファス様、お誕生日おめでとうございまーす!」
パチパチと手を叩きながら。
大人のこのテンションに少々引きつつ、ドレイファスは
「ボンディありがと」
と礼を言って、ペリルの籠をルジーから受け取り渡す。
「ランチと晩餐、楽しみにしていらしてくださいね」
そういうと調理台に乗せてあった紙包みをいくつか持ってきて持たせてくれ
「おやつにどうぞ。メイベル嬢には秘密ですよ」と小声で言った。
ドレイファスがみんなと離れでやろうと言っていたことはやり尽くしたので、また地下通路を通って新館に戻る。行きと違い余裕があるせいかこどもたちはずっと話し続け、それを眺めていたルジーは気がついた。
他のこどもたちが口々に思いついたことを話しても、誰よりおしゃべりなはずのドレイファスは聞いているだけなのだ。頷いたり相槌をうったりして聞き役になっている。
意外とまわりに気を使う性格なのかもしれないと。
いまさらだが同じ年のこどもたちの中にいることで初めて見えることもある。ドレイファスの新たな顔を引き出してくれる五人の少年をやさしく見つめた。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
100話となりました。
ご愛読くださってありがとうございます。
ゆるゆるほわほわはまだ続きます、長いですがよろしくお願いいたします。
ゆさゆさとメイベルに揺さぶられながら、七歳になった朝を迎えたドレイファスは、目を開けてからしばらくぼんやりしていた。
「お誕生日おめでとうございます。今朝はみなさんと畑に行かれるのではありませんか?」
忘れていた大切なことをメイベルに教えられて飛び起きると、ササッと顔を洗い着替えを済ませた。
「みなさまもうお待ちですよ」
メイベルに背中を押されて部屋を飛び出していく。廊下でルジーが待ち受け、手を繫いで階段を駆け下りた。
「ドルおはよう!お誕生日おめでとう!で、遅いよぉ」
シエルドが待ちくたびれたようで口を尖らせている。
「ごめんね、またせた」
すぐ謝るのはドレイファスのよいところである。
謝るようなことをしないのが一番だが、今後貴族同士の付き合いではその一言に足を掬われることもあり得るので、少しづつうまく捌けるようになってほしいとルジーは見守っている。
トレモルやカルルド、ボルドア、アラミスとこどもたちも口々におめでとうと告げると、ドレイファスはうれしそうに
「ありがとう」
と礼を言って軽く頭を下げる。
「じゃあみんなで畑に行こう!」
昨日のうちにカイドに鍵魔法を付与してもらっているので、今日は初めてみんなで地下通路を行くのだ。こどもたちはてっきり外から行くと思っていたのに屋敷奥に進むドレイファスに戸惑った。
「ここ入って」
屋敷の一番奥の階段下にある三角の物置きの扉を開けドレイファスがみんなを押し込もうとすると、その暗さにシエルドが抵抗を見せたが、すっかり慣れたトレモルがさっと入り込んで低い位置に取り付けてある魔石で灯りをつけた。
地下に潜る階段が見え、そうなると男の子たちは俄然興味を持って早くも探検気分だ。
階段を下りると今度はルジーが灯りをともした。点々とボウっと明るくなった所があるが、まっすぐ進むらしい。生温かい薄暗い通路を歩くのは、もちろん初めてだ。
「すごい!カッコいい」
アラミスはこういうシチュエーションが好きらしく、ウッキウキで歩いている。シエルドも最初嫌がった割に、入口で操作しただけで先まで灯りがついた仕組みに興味があるようだ。
ルジーと六人のこどもたちは薄暗い地下通路を抜けると、離れの庭に放り出された。
「はあ、空気がいい」
カルルドには地下通路は息苦しかったらしい。スーハーと大きく呼吸を繰り返している。
「すごい、何あれ?」
シエルドは増設を重ね何棟も建ち並ぶスライム小屋に興味津々。アラミスとトレモルは庭師に混ざって作業しているメルクルに気づいて手を振っている。ミルケラではない、間違いなくメルクルが手を振り返して畑から出てきた。
「おはよう、来ているとは聞いていたが勢揃いだな。今日は鍛練するか?」
「したいですっ」
二人の声にボルドアが
「鍛練?僕もしたいです」と交ざってくる。
「おう、初めて会うな。私は公爵家騎士団のメルクル・グゥザヴィだ」
「僕はボルドア・ヤンニルです」
メルクルは、ああ!と気づいたように
「ワーキュロイから聞いているよ。ではワーキュロイともう一人誰か誘うかな」
騎士志望の三人は鍛練が大好きだ。やればやるほど強くなる。普段王城騎士の父に教えてもらっているボルドアでも、特に最近の公爵家の鍛練は魔法も取り入れ、バリエーションが豊富でとてもためになる。父クロードゥルも週一で派遣されるワーキュロイとの時間は最優先にしているほど。
「いつやりますか?」
「昼のあとニ刻目くらいでどうだ?」
トレモルが約束の時間を決め、満足そうだ。
「ではあとでな。まずは畑の手伝いだ!」
ハハと笑ってそっくりなミルケラの元に戻っていく。
ヨルトラがスライム小屋の一つから出てきて、ドレイファスを迎えた。
外の畑より生育がよい、スライム小屋の中で育ててきたペリル摘みをやろうと言うのだ。こどもたちに一つづつ小さな籠を持たせると、ペリルの摘み方を教える。
ドレイファスは慣れたもので、ペリルが一列に並ぶ側にしゃがむと親指と人差し指で捻るようにプチッと摘み取り、そっと籠に入れる。
何個かに一個はそのまま口に入れてもぐもぐしているが。それを見たこどもたちも真似をして摘むよりは食べている。
ヨルトラは感慨深い喜びを感じていた。
アサルティ伯爵に足を斬られて絶望した日、いつか自分にこんな日が来るなんて思いもしなかった。畑を作り、この世のどこにもないスライム小屋で植物を育てている。
その機会を与えてくれた小さな主と彼を支えるこどもたちが、自分が育てたペリルを摘んで楽しんでいる。
なんて幸せな光景だろう。
まだ大きなペリルを作ることは叶わないし、今ある植物以外のものも育ててみたい。まだまだ主が喜ぶことをたくさん成し遂げたいものだと心から望んでいた。
「ヨルトラ爺!」
ドレイファスが手を振って呼んでいる。ゆっくりと側によると、そこには今までにない大きさのペリルがあった。
「これは大きいですね?」
「でしょ?」
「調べてみるので、実をもらってもいいですか」
ドレイファスはにっこりすると手渡してくれた。
たまたまかもしれないが。
このペリルと周りの株は比較的大きめの実をつけていたはず。大きな実をつける株ばかりを選んで株分けさせ、スライム小屋で増やしてみることにしてみようか。
「ドレイファス様は来年から学院でしたね?」
そういえばと、ヨルトラは指折り数えて聞いてみた。
「うん、まだ七歳だから」
「そうか、ではミルケラとは入れ違いですね」
「ミルケラ?学院に行ってるの?」
ドレイファスは朝夕に来るだけなので今まで気づかずにいたが、名を呼ばれた本人が向かってくる。
「ミルケラ、おとななのに学院行ってるの?」
「はい。学院にはおとなの教室もあるんですよ。ドレイファス様が行く本科は朝から夕方までですが、俺が行っているのは朝少し遅くに始まって夕方は早く終わるんです。学校に行かれなかった侍従たちが仕事の合間に来てるんですよ」
朝夕の仕事ができるよう時間は短いのだが、奉公先が通わせてくれている者がほとんどのため、皆真剣で私語など一言もないほど集中して授業に臨む。様々な貴族家の使用人たちとも親しくなり、情報にも強くなった。共に通う兄モーダは、学院の友からの紹介で貴族との取引が更に増えたそうだ。
もっと長く通えたらと思うが、学院を修了しても友との付き合いは変わらないのだから。あと一年、たっぷり学生生活を楽しもうとミルケラは決めていた。
「おとなの学校もとっても楽しいですから、ドレイファス様たちはきっともっと楽しいと思いますよ」
そう言って、日の光に煌めく金髪を撫でてやった。
「そろそろいいんじゃないですか?」
ミルケラに言われて籠を見ると確かにいっぱいだ。ボンディに渡せば夕餉に素晴らしく美味しいデザートを出してくれることになっている。
ルジーがみんなの籠を預かり、離れの厨房に連れて行く。六人の少年がぞろぞろついて歩くのがなんとも微笑ましいと思いながら庭師たちは見送った。
厨房で、ボンディを呼ぶと踊るように飛び出てきた。
「ドレイファス様、お誕生日おめでとうございまーす!」
パチパチと手を叩きながら。
大人のこのテンションに少々引きつつ、ドレイファスは
「ボンディありがと」
と礼を言って、ペリルの籠をルジーから受け取り渡す。
「ランチと晩餐、楽しみにしていらしてくださいね」
そういうと調理台に乗せてあった紙包みをいくつか持ってきて持たせてくれ
「おやつにどうぞ。メイベル嬢には秘密ですよ」と小声で言った。
ドレイファスがみんなと離れでやろうと言っていたことはやり尽くしたので、また地下通路を通って新館に戻る。行きと違い余裕があるせいかこどもたちはずっと話し続け、それを眺めていたルジーは気がついた。
他のこどもたちが口々に思いついたことを話しても、誰よりおしゃべりなはずのドレイファスは聞いているだけなのだ。頷いたり相槌をうったりして聞き役になっている。
意外とまわりに気を使う性格なのかもしれないと。
いまさらだが同じ年のこどもたちの中にいることで初めて見えることもある。ドレイファスの新たな顔を引き出してくれる五人の少年をやさしく見つめた。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
100話となりました。
ご愛読くださってありがとうございます。
ゆるゆるほわほわはまだ続きます、長いですがよろしくお願いいたします。
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ーーーーー
この作品は大変楽しく書けていましたが
49話で終わりとすることにいたしました
完結はさせようと思いましたが次をすぐに書きたい
そんな欲求に屈してしまいましたすみません