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224 本気のシエルド
騒ぎはあったが、魔猫たちもともに、無事ペドロの畑に辿り着いた。
「あっ!ゼノ久しぶり!」
ロプモス山を分け入り、奥まった道を行くと、突然拓かれてスライム小屋、いや濁りガラス小屋がいくつも建つ畑が現れる。
ここは庭師ペドロが管理する普通の公爵家の畑で、宿泊小屋には厨房施設があり、料理人も常駐している。ペドロ以外の庭師たちは交代で、公爵家とロプモス山を行ったり来たりしているが、唯一、さらに奥深いハミングバードエリアと呼ばれる畑を管理するゼノだけは、事情によりロプモス山から出ることを許されていない。
朝一の作業を終えて、ペドロの小屋に遅めの朝食を摂りに来たゼノに、馬車から飛び降りたドレイファスが声をかけた。
「こ、これはドレイファス様!」
頭が地面につきそうなほど深く礼をするゼノ。
「ゼノのところに行く途中だったんだ。食べ終わったら一緒に馬車に乗って」
軽く言ったドレイファスに、ゼノは目を剝く。
「と、と、とんでもございません!公子様と同じ馬車に乗るだなんて、卑しい者は歩いてまいります故」
「ダメだよ、ゼノの力が必要だし、僕らは今少しの時間も惜しいんだから」
ねっ!とシエルドに同意を求める。
「そう、ドルの言うとおりだから、気にしないで一緒に乗っちゃえば」
「いえ、どうかどうかご容赦を」
とうとう額を地面に擦り付けんばかりになったので、見かねたタンジェントが手を挙げた。
「じゃあ、ゼノ。私の馬に乗れ」
パッと顔を上げたゼノの、何ともホッとした様子にドレイファスたちは仕方なさそうに頷いた。
タンジェントと同乗することになったゼノ。
腰に掴まるよう、後ろに飛び乗る。
「身が軽いんだな」
ヨルトラと同年代だが、足の悪いヨルトラとは違い、鐙に足をかけて弾みをつける体躯の若々しさにタンジェントが舌を巻く。
「え?このくらい普通じゃないでしょうか?」
公爵家はドリアンに代替わりしたとき、古参の使用人たちは先代公爵夫妻と別邸に移り、今の屋敷にはヨルトラ以上の年齢層がいない。
他家に比べると、その構成は多少歪ではあるが、問題がないところを見ると、年の功より亀の甲が優れているのだろう。(とタンジェントは思いたい)
とにかくヨルトラが基準なため、ゼノの身のこなしにタンジェントはかなり驚いたのだった。
「それで、皆様お揃いでの来訪はどんな理由なのでしょうか?」
背中に息が当たって、タンジェントはなんとも形容しがたい気持ち悪さだったが、腰に抱きつくのは可愛らしい女子だと思うように集中しつつ。
「イナゴールの大群が現れたんだ。ローザリオ様とシエルド様が、イナゴールにだけ効く殺虫剤を作ると仰られて、皆で素材を探しに来た」
「なんとっ!イナゴールは今どの辺にいるのですか!」
「エリンバーで数日過ごしたあと、オレイガに向かっているらしい」
ゼノは考え込んだ。
その気配と、背中に張り付くゼノの体温が気持ち悪くて仕方ないタンジェントは、むずりと身をくねらせている。
「私は、いえ、私の古い知り合いの話ですが」
ゼノがまだジョリオだった頃の話を、おずおずと話し出す。
「その男はエリンバーとオレイガと国境を接するメーテラの生まれで、二度イナゴールの襲来を経験したことがあります」
「えっ!それは難儀だな」
「はい、まったくで。奴らは力強く凄まじい長距離を飛びますが、それは偏西風のような強い気流を掴み、高く上がってそれに乗ることができるからなのです!庭師のタンジェント様ならこの意味おわかりになりますな?」
タンジェントはその意味を理解してゾッとした。
季節により風の流れは変わる。それがオレイガに向けばイナゴールはオレイガへ。オレイガを飛び立つときに風がゴーナに吹けば、またゴーナに戻ってくるということ。
季節の変わり目の今、そしてこれから風は・・・・
「大変だ!ドリアン様に伝言鳥を飛ばさねば!」
タンジェントは規則正しく早足をしていた馬を駆り、馬車の前に回り込むとドレイファスを呼んだ。
「ドレイファス様!すぐドリアン様に伝言鳥を!大至急伝言鳥をっ」
焦るタンジェントの勢いに飲まれたドレイファスは、意味もわからずに父への伝言鳥を掌に呼び出した。
馬車の窓にタンジェントが顔を寄せると、今ゼノから聞いた情報を一言一句かわらぬように光の鳥に申し付ける。
意味を理解したのはアーサだけだったが。
「そうだったのか!道理であれほどの距離を楽に飛ぶはずだ!しかし・・・」
「アーサ、何かわかったのか?」
シエルドが説明を求めてアーサを促す視線を送る。
「イナゴールは空高く飛び上がり、風に乗ることでたいした労力もかけず、凄まじく遠くまで飛び続けることができる厄介なヤツだということです」
ドレイファスとシエルドが顔を顰めるなか、トレモルだけは表情を変えない。いつも冷静であれと心がけているからだ。
「そして、今南に吹いてオレイガ国にイナゴールを運ぶ風は、時期的にたぶん数日以内に、このゴーナ王国に向かって北西に吹き上げるということ。そうしたらイナゴールはどうなるかおわかりでしょう?」
「オレイガから北西に?えっ」
まずシエルドが顔色を変えたが、アーサは続ける。
「そう、オレイガから北西に直線を引くとどこに繋がると?」
シエルドとドレイファスは首を傾げたが、トレモルはハッとした
「公爵領の周辺になるのでは?」
こんな時でも落ち着いた声で指摘する。
「う、嘘だろう・・・?」
ドレイファスは最悪の想像に耐えきれずに俯くが、その丸まりかけた背中をバンバン叩く者がいた。
「落ち込む時間があったら、一刻も早くイナゴールを駆除する殺虫ポーションを作るんだ!」
檄を飛ばしたのはシエルド。
自分への檄でもある。
何しろフォンブランデイル公爵領と実家のサンザルブ侯爵領は隣同士、公爵領にイナゴールが来るのならサンザルブもただでは済まないから。
ゼノの毒草畑に着くと、気合に満ち溢れたシエルドが誰より早く畑に潜り込んでいく。
ドレイファスたちはタンジェントと一緒に。
素手で触れると危険なものもあるので、それらはゼノ以外触れないようにしてあったが、鑑定スキルがあるタンジェントとシエルド以外の安全のためである。
「ドレイファス様とトレモル様は、ここの畑の物をお摘み下さい。この列は花が咲いたものはだめです。咲く前のものを根っこごと引き抜きますが、根っこは切れやすいので丁寧にこうして」
うまく抜くための抜き方を鮮やかに見せるゼノに、ドレイファスは感嘆の声をあげる。
いつも自ら野菜や果物を収穫しているドレイファスは、まったく無駄なく素早く抜き去ったゼノの手の動きに感激したのだ。
尊敬の視線にゼノはくすぐったそうに頭を掻いた。
ふとゼノは奥の畑にいるシエルドの様子に気がいた、手を翳しては首を振っている。
ドレイファス達から離れると、そちらに足を向ける。
「シエルド様、どうしました?」
「うん、これというものが見つからない」
「・・・ここにある毒草は一種類で効果があるものも勿論たくさんありますが、合わせることで効果が出るものもあります。多くの種類を摘んで、次に少しづつ合わせて鑑定してみるのです」
「えっ!」
シエルドは驚いた。
想像だけでも膨大な作業だとわかるが。
「じゃあ一つ鑑定して、違うって思ったものも」
「そうです。摘んで、様々なものと合わせて確かめねば真実には辿りつけないのです」
ガーン!と頭から音がしそうな顔をシエルドが見せた。
「わ、私はわかっていなかった・・・もう一度やり直しだ」
ふらりとした足取りで今までいた畑に戻っていくと、今度は片っ端からあらゆる種類のものを摘み始める。
「そうか、相乗効果で作用が変わる可能性をすっかり忘れてたな」
目を据え、一心不乱に毒草を漁るシエルドの真剣さ。
常々シエルドには敵わないと思っているドレイファスは、また水をあけられたと感じていた。
「つまらないことを考えるのはやめて、せめてたくさん摘もう」
いじけて呟いたドレイファスの隣に、さり気なくトレモルが座り、一緒に草を摘む。
「・・・ドルはドル、シエルはシエルだ。ドルは誰も代わりにはなれない、私の最高の親友だ」
慰めになるかわからないと思いつつ、ポツンと言ちるトレモル。ドレイファスは下を見たままでこくんと小さく頷いた。
「あっ!ゼノ久しぶり!」
ロプモス山を分け入り、奥まった道を行くと、突然拓かれてスライム小屋、いや濁りガラス小屋がいくつも建つ畑が現れる。
ここは庭師ペドロが管理する普通の公爵家の畑で、宿泊小屋には厨房施設があり、料理人も常駐している。ペドロ以外の庭師たちは交代で、公爵家とロプモス山を行ったり来たりしているが、唯一、さらに奥深いハミングバードエリアと呼ばれる畑を管理するゼノだけは、事情によりロプモス山から出ることを許されていない。
朝一の作業を終えて、ペドロの小屋に遅めの朝食を摂りに来たゼノに、馬車から飛び降りたドレイファスが声をかけた。
「こ、これはドレイファス様!」
頭が地面につきそうなほど深く礼をするゼノ。
「ゼノのところに行く途中だったんだ。食べ終わったら一緒に馬車に乗って」
軽く言ったドレイファスに、ゼノは目を剝く。
「と、と、とんでもございません!公子様と同じ馬車に乗るだなんて、卑しい者は歩いてまいります故」
「ダメだよ、ゼノの力が必要だし、僕らは今少しの時間も惜しいんだから」
ねっ!とシエルドに同意を求める。
「そう、ドルの言うとおりだから、気にしないで一緒に乗っちゃえば」
「いえ、どうかどうかご容赦を」
とうとう額を地面に擦り付けんばかりになったので、見かねたタンジェントが手を挙げた。
「じゃあ、ゼノ。私の馬に乗れ」
パッと顔を上げたゼノの、何ともホッとした様子にドレイファスたちは仕方なさそうに頷いた。
タンジェントと同乗することになったゼノ。
腰に掴まるよう、後ろに飛び乗る。
「身が軽いんだな」
ヨルトラと同年代だが、足の悪いヨルトラとは違い、鐙に足をかけて弾みをつける体躯の若々しさにタンジェントが舌を巻く。
「え?このくらい普通じゃないでしょうか?」
公爵家はドリアンに代替わりしたとき、古参の使用人たちは先代公爵夫妻と別邸に移り、今の屋敷にはヨルトラ以上の年齢層がいない。
他家に比べると、その構成は多少歪ではあるが、問題がないところを見ると、年の功より亀の甲が優れているのだろう。(とタンジェントは思いたい)
とにかくヨルトラが基準なため、ゼノの身のこなしにタンジェントはかなり驚いたのだった。
「それで、皆様お揃いでの来訪はどんな理由なのでしょうか?」
背中に息が当たって、タンジェントはなんとも形容しがたい気持ち悪さだったが、腰に抱きつくのは可愛らしい女子だと思うように集中しつつ。
「イナゴールの大群が現れたんだ。ローザリオ様とシエルド様が、イナゴールにだけ効く殺虫剤を作ると仰られて、皆で素材を探しに来た」
「なんとっ!イナゴールは今どの辺にいるのですか!」
「エリンバーで数日過ごしたあと、オレイガに向かっているらしい」
ゼノは考え込んだ。
その気配と、背中に張り付くゼノの体温が気持ち悪くて仕方ないタンジェントは、むずりと身をくねらせている。
「私は、いえ、私の古い知り合いの話ですが」
ゼノがまだジョリオだった頃の話を、おずおずと話し出す。
「その男はエリンバーとオレイガと国境を接するメーテラの生まれで、二度イナゴールの襲来を経験したことがあります」
「えっ!それは難儀だな」
「はい、まったくで。奴らは力強く凄まじい長距離を飛びますが、それは偏西風のような強い気流を掴み、高く上がってそれに乗ることができるからなのです!庭師のタンジェント様ならこの意味おわかりになりますな?」
タンジェントはその意味を理解してゾッとした。
季節により風の流れは変わる。それがオレイガに向けばイナゴールはオレイガへ。オレイガを飛び立つときに風がゴーナに吹けば、またゴーナに戻ってくるということ。
季節の変わり目の今、そしてこれから風は・・・・
「大変だ!ドリアン様に伝言鳥を飛ばさねば!」
タンジェントは規則正しく早足をしていた馬を駆り、馬車の前に回り込むとドレイファスを呼んだ。
「ドレイファス様!すぐドリアン様に伝言鳥を!大至急伝言鳥をっ」
焦るタンジェントの勢いに飲まれたドレイファスは、意味もわからずに父への伝言鳥を掌に呼び出した。
馬車の窓にタンジェントが顔を寄せると、今ゼノから聞いた情報を一言一句かわらぬように光の鳥に申し付ける。
意味を理解したのはアーサだけだったが。
「そうだったのか!道理であれほどの距離を楽に飛ぶはずだ!しかし・・・」
「アーサ、何かわかったのか?」
シエルドが説明を求めてアーサを促す視線を送る。
「イナゴールは空高く飛び上がり、風に乗ることでたいした労力もかけず、凄まじく遠くまで飛び続けることができる厄介なヤツだということです」
ドレイファスとシエルドが顔を顰めるなか、トレモルだけは表情を変えない。いつも冷静であれと心がけているからだ。
「そして、今南に吹いてオレイガ国にイナゴールを運ぶ風は、時期的にたぶん数日以内に、このゴーナ王国に向かって北西に吹き上げるということ。そうしたらイナゴールはどうなるかおわかりでしょう?」
「オレイガから北西に?えっ」
まずシエルドが顔色を変えたが、アーサは続ける。
「そう、オレイガから北西に直線を引くとどこに繋がると?」
シエルドとドレイファスは首を傾げたが、トレモルはハッとした
「公爵領の周辺になるのでは?」
こんな時でも落ち着いた声で指摘する。
「う、嘘だろう・・・?」
ドレイファスは最悪の想像に耐えきれずに俯くが、その丸まりかけた背中をバンバン叩く者がいた。
「落ち込む時間があったら、一刻も早くイナゴールを駆除する殺虫ポーションを作るんだ!」
檄を飛ばしたのはシエルド。
自分への檄でもある。
何しろフォンブランデイル公爵領と実家のサンザルブ侯爵領は隣同士、公爵領にイナゴールが来るのならサンザルブもただでは済まないから。
ゼノの毒草畑に着くと、気合に満ち溢れたシエルドが誰より早く畑に潜り込んでいく。
ドレイファスたちはタンジェントと一緒に。
素手で触れると危険なものもあるので、それらはゼノ以外触れないようにしてあったが、鑑定スキルがあるタンジェントとシエルド以外の安全のためである。
「ドレイファス様とトレモル様は、ここの畑の物をお摘み下さい。この列は花が咲いたものはだめです。咲く前のものを根っこごと引き抜きますが、根っこは切れやすいので丁寧にこうして」
うまく抜くための抜き方を鮮やかに見せるゼノに、ドレイファスは感嘆の声をあげる。
いつも自ら野菜や果物を収穫しているドレイファスは、まったく無駄なく素早く抜き去ったゼノの手の動きに感激したのだ。
尊敬の視線にゼノはくすぐったそうに頭を掻いた。
ふとゼノは奥の畑にいるシエルドの様子に気がいた、手を翳しては首を振っている。
ドレイファス達から離れると、そちらに足を向ける。
「シエルド様、どうしました?」
「うん、これというものが見つからない」
「・・・ここにある毒草は一種類で効果があるものも勿論たくさんありますが、合わせることで効果が出るものもあります。多くの種類を摘んで、次に少しづつ合わせて鑑定してみるのです」
「えっ!」
シエルドは驚いた。
想像だけでも膨大な作業だとわかるが。
「じゃあ一つ鑑定して、違うって思ったものも」
「そうです。摘んで、様々なものと合わせて確かめねば真実には辿りつけないのです」
ガーン!と頭から音がしそうな顔をシエルドが見せた。
「わ、私はわかっていなかった・・・もう一度やり直しだ」
ふらりとした足取りで今までいた畑に戻っていくと、今度は片っ端からあらゆる種類のものを摘み始める。
「そうか、相乗効果で作用が変わる可能性をすっかり忘れてたな」
目を据え、一心不乱に毒草を漁るシエルドの真剣さ。
常々シエルドには敵わないと思っているドレイファスは、また水をあけられたと感じていた。
「つまらないことを考えるのはやめて、せめてたくさん摘もう」
いじけて呟いたドレイファスの隣に、さり気なくトレモルが座り、一緒に草を摘む。
「・・・ドルはドル、シエルはシエルだ。ドルは誰も代わりにはなれない、私の最高の親友だ」
慰めになるかわからないと思いつつ、ポツンと言ちるトレモル。ドレイファスは下を見たままでこくんと小さく頷いた。
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