1 / 2
なっちゃったものは、仕方ない
しおりを挟む自分でも、何が起きているのかよく分からなかった。
「────ふーー……ふーー……っ……?」
蒸し暑さと息苦しさでふと目が覚めると、そこは何処かの密閉された暗くて狭い部屋の中。
僕は背もたれのしっかりした椅子の上、点滴の管らしき物が刺された両腕を肘掛けに固定され、両脚を開脚したままの形になる様縄で括り付けられた状態で、目の前の大きなモニター上に映るライブ映像を見せられていた。
────自分自身が、最愛の人とセックスしている様を。
「ふーっ……?」
覚えている。そこは、彼女と一緒によく泊まりに行くホテルだ。何度か通っている駅近の所だから分かる。比較的落ち着いた雰囲気の間取りやベッドは、可能性はあれど別の場所には見えない。
彼女と会って、カフェでデートして……だめだ、そこで途切れている。
とはいえ直前の記憶の通りなら、本来あそこに居るのは自分の筈……いや、確かに自分がいるんだけど、どういう事だ?
ヘッドホンから出力される、甘い嬌声と、打ち合う湿った肌と肌の音。淫らな水音が掻き混ざる中、僕じゃない僕が彼女の名前を呼んで、彼女もまた僕の名前を呼ぶ。
定点映像の中の二つの裸体、小さくて丸く華奢なものと、大きくて角張った頑強なものは、それに合わせて重なり合って、くんずほずれず。
LIVEってなんだよ?
単語の意味は分かる。
けれど余りに突拍子も無くて、動揺した僕はまず左上に点灯するその文字を訝しんだ。
確かに臨場感ならたっぷりだ。今いる空間は、映像と音だけじゃない。小便臭さに混じって、酷く情欲を掻き立たせる様な、所謂女の子臭い、甘酸っぱい感じのニオイがする。画面の枠を気にしなければ、まるでその場にいるかの様に錯覚してしまってもおかしくは無い。
でも間違っても自分はそこには居なくて、ここにいる。録画じゃないのか?
そもそも何で、こんなプライベートな営みを見せられている? 流行りのNTR? 自分の物真似をして?
手が混み過ぎているが、全く有り得ない訳じゃ無い。
誰が、どんな動機でやった? 同性からそこまで深い恨みを買った覚えは無いけど。
「ふーっ……ん……?」
というか、あれ? 何か吐息が、腕が細い気が────
と、その時。
「んん゛っ⁉︎」
両胸、股間、肛門を強烈な振動と電撃が襲い、くぐもった声が絞り上げられた。
「ん゛っ! っ゛…………⁉︎」
少し低めだけれど、男の自分では決して出せないであろう、艶っぽくて深い、何処かで聴き覚えのある女声。
それがするりと喉を通って、口元の猿轡に遮られる。
映像から、じゃない……っ、でも、これはっ……⁉︎
パニックは続く。
尻穴じゃない。感覚として、睾丸の裏辺り。
ある筈の無い入り口に震える何かが差し込まれていて、接触している全面から感じた事の無い程深くて熱い、蕩ける様な甘い痺れを発している。
なんか、ずっと、漏れて……?
「ふぅっ、ふっ、っ……んんっ、ん゛んんっ⁉︎」
その振動に陰茎も吸い包まれているのだけれど、輪郭が小さい。その癖神経が凝縮されたみたいに鋭敏で、腰の深い所まで響いてしまう。
いやまて何か、出るっ、漏れる、溢れるっ……!
「う゛っ、ぅっ、っ…………ふぅ゛っ! っ! っっ゛~~~~!」
痺れが飽和すると弾けて、射精とは異なる絶頂感を生じさせ、電流が背筋を駆け上がり脳天まで貫いた。
ぷしぃっ! しぃーっ! しぃー……!
「ふぐっ、ぅ゛っ、ぅううぅ……」
股から熱い液が噴き出して、垂れていく。
悶えて反射的に身を逸らせれば、濡れた黒い長髪が頬に掛かって、縄で強調された胸元の脂肪がぷるんっと揺れた。
僕は肥満体型では無い。長髪でも無い。ましてや、眼下にこんな豊満な、おっぱい、なんて────
「ん゛んんんんっ⁉︎」
◇
僕には二人の幼馴染の女子がいる。
一人は小学校から大学まで、誰一人として比肩する人間が居なかった程美人で優秀な女の子のミヤビさん。
もう一人は決してその子の様な完璧超人では無いけれど、明るくて元気で可愛らしいサトミちゃん。
僕ら三人はずっと仲が良いまま大人になった。
奇跡的な事だろう。同じ様な話は未だに聞いた試しが無いし、人に話せば作り話だと何度も笑われた。
でも事実、周りにどれだけ揶揄われようと、僕らの関係は切れなかった。
続けられたのは、単純に言い切れる物じゃないけれど、サトミちゃんの存在が大きかったと思う。
彼女は誰からも好かれる様な人柄で皆を惹きつける魅力があった。
天真爛漫、純粋無垢を絵に描いたような子だ。顰蹙を買う事もあったけれど、それを跳ね返す図太さと強かさもあって、周りに左右されなかった。
いつでも何処でも、茶色い癖っ毛を揺らして、笑顔の華が咲く。
「私は二人が大好きなの! だから絶対離れない!」
大概の事柄は彼女を中心にして回るのだ。
悪く言えば我儘でもある。
しかしそう言って聞かなかったからこそ今の絆があるし、そんな彼女だからこそ、僕は好きになった。
「良いんじゃないの? 付き合えば」
「えっ」
もっとも、ミヤビさんの懐の深さも無ければ、馬鹿な僕の恋心で破綻していたのも間違いない。
「遠慮なんてするんじゃ無いよ。あんたの態度なんてバレバレなんだから」
「でも……」
「ウジウジしてる方がよっぽど迷惑だっての。ったく、なっちゃったものは仕方ないじゃない」
彼女はサトミちゃんとは真逆。ぞっとする位の美人だけれど、物言いも雰囲気もキツくて人を寄せ付けないタイプだ。仲の良い自分にも未だにさん付けで呼ぶ事を強要する気難しい性格でもある。
品行方正、眉目秀麗。美貌に惹かれて玉砕する男子は数知れず。同性に沢山の敵を作っても全て打ち負かす豪胆さは、サトミちゃんとの若干の共通点か。
「別に二人がどうなろうと、あたしは大丈夫。寂しい思いなんて、どうせさせてくれないんでしょ?」
綺麗に艶めく長い黒髪を掻き分け、涼やかで凛とした笑みが零れる。
「大丈夫、応援してるよ」
親しい僕らだけが知っている。凄く面倒見が良くて優しい、そのお姉さん的一面を。
賢い彼女は、僕ら二人の困り事をいつも解決してくれた。
勉強はその知性に引っ張られたお陰で良い大学まで行けた様な物だし、彼女とスムーズに恋仲まで行けたのも、彼女が散々背中を押してくれたからだと思う。
同い年だけれど歳上の姉の様な、そんなミヤビさんが大好きだった。
けれど、甘え過ぎたのかも知れない。
彼女も一人の人間だ。悩み苦しむ事がある。
なのに大丈夫だと、どうして────
僕に本音を訊いて支えられる様な、そんな度量が有れば。
あの時見せた笑顔の影に微かに感じた、儚くて切なげな何かを無視しなければ。
きっとこんな狂気的な結末にはならなかった。
◆
いったい、どのくらい時間が経ったのだろう。
「ふーーっ゛、っ、んぅっ…………」
視界は汗と涙で滲んで、画面はもうまともに見られない。
絶え絶えに息を吸うと、凄まじい淫臭が肺を回って内で燻る。
頭に固定されていたヘッドホンも外れてしまって、鼓膜に届くのは液体の滴り落ちる音と、淫猥な女子の悶声ばかり。
「ん゛ん~~……! っ、んん゛~~~~っ……!」
胸の先に付いたピンクの球体が、股間と尻穴に吸い付き体内を抉る何かが断続的に振動し続けて、爛れた快感に身を焦がされる。
もう疲れた……休みたい……のにっ……。
「んんんんん…………んう゛うううぅっ…………!」
身体が、気絶を許してくれない。
脳裏を白ませる電撃が、朦朧とした意識を無理矢理引き留めて離さない。
ゆるしてくれ……だれか、解放してくれぇっ…………。
と、その時、左側でスライドドアが開かれて、暗い部屋に光が差し込んだ。
「うわっ、酷いニオイ」
助けが来たのかと一瞬期待した自分を恥じた。
聴こえて来たのは男の声。その低音を涼やかに響かせ、訳知った口振りで僕の名前を呼ぶ。
「お楽しみ頂けた様で何よりだよ、シュウ君」
僕だった。
正確には、水泳で鍛え上げられた肉体を、清潔感のあるオフィスカジュアルな服装で包んで行儀良く佇む、僕の姿をした誰か。
「どうだった? 凄いでしょ、その身体」
それが僕の声で皮肉っぽいセリフを吐きながら、ゆっくり、ゆっくり歩み寄って来て、此方の口枷を外す。
「ぷぁっ……っ、だれ、だ……」
「ふふっ、当ててごらんよ」
そして自身の頬を人差し指で軽く叩きながら、僕の顔を悪戯っぽい笑みで歪めた。
柔らかい。何処となく上品で女性的な仕草。
その中に僕はかの女子を見てしまい、戸惑いのまま浮かんだ名前を呟く。
「ぇっ……ミヤ、ビ、さん…………?」
「……すごい、正解」
そこでふと気付いてしまった。
今自分の喉から絞り出している声が、彼女の物だと。
「一発とは、流石だね。ちょっと嬉しいよ」
「うそだ……なんで…………」
「何で、ね……」
屈んで目線が合わされた。
「なっちゃったものは、仕方ないじゃない」
「はっ、んっ、っ……⁉︎」
唇が重なって、ぬるり。口の中に舌が入り込んだ。
上の歯の裏、上顎の神経の通る場所と、舌の付け根をねちっこく舐られる。
自分とのフレンチキス。嫌悪感よりも困惑が勝ってしまう。
「んっ、れるっ、っん……!」
首を捻ったりして逃れようとした。けれど相手はその動きに合わせて押したり引いたり。
次第に絡め取られて、ただ蹂躙される。
何で、どうして。その二つに埋め尽くされた、疲れと酸素不足で朦朧とする頭が微睡んで、正常な思考すら出来なくなっていく。
ありえない、こんな、非現実的な────
────ああ、いや、そっか、夢だ。そうだ、これはきっと夢なんだ。
現実逃避、ホワイトアウト寸前。ようやくぷはっと離れて、互いの間に銀の橋がかかった。
それが吐息で揺れる様を、夢見心地のままぼーっと眺める僕に、沁み込む様な問いがかかる。
「今のキスは、何だと思う?」
「え……」
「正解したら、手は自由にしてあげるよ」
キス、キスのこたえなんて、そんなのっ……。
正しい返答なんて、出来るわけが無かった。
「っ、みやびさん、ごめん、ぼくはっ」
「ブー、不正解。はむっ」
「っ、んっ、んんっ!」
もう一度、溺れる様なキスで蕩かされる。
それだけでも堪らないのに、更には膨らんだ胸の横辺りをごつごつとした手で包まれて、さわさわ、さわさわ揺すられてしまう。
「んんっ、ちゅっ、っ、ずちゅっ、ちゅっ! れるっ、くちゅっ、んんんんっ!」
痺れる快熱がじわぁっと広がっていく。
全身の細胞が泡立って身悶えしてしまう様な、そんな感覚に侵されていく。
「っ~~~~、っはふっ、んちゅっ、ちゅっ……じゅっ! んんんっ!」
身体は勝手にくねって、甘える様な、鼻に掛かった感じの高い声を漏らす。
子犬みたいに喉が鳴って止まらない。
もう何が何なのか分からなくなった。自分の姿が相手で不快な筈なのに、与えられる快感はサトミちゃんとのキスよりもずっと強くて深くて、焦る気持ちも溶けていってしまう。
「んんっ、んんんんっ……! はふっ、ぇろっ……くちゅっ、ちゅっ……!」
長く、長く、飴玉を転がす様にじっくりと、濃密なキスは続いて、また酸欠寸前。
「っぷぁっ、っーー……はーーっ……はぁーーっ……!」
やっと離れた。
「はーー……っーー」
相手は自分の口を拭う。
先程まで明らかに、凄まじい愛欲を向けていた。にも関わらず「んな訳ないでしょ、さっきの映像ちゃんと見てなかったの?」と低い声でぼやく。
が、呼吸を整えると、視線を泳がせて言う。
「はぁっ。けどまあ、嫌いだった訳じゃない。君の事は、それなりに好きだったさ」
「っーー……?」
「でもそれは恋愛の好きじゃないんだ。勘違いさせてごめんな」
優しさを見せられると緊張が解けて、意識がすーっと薄らいでいく。けれど、その途中「おっと、ちゃんと聴いてよ」と呼び止められて、局部に取り付けられた器具の出力が全開になる。
「ああ゛っ、あああぁああああああ゛ああ!」
浸けられて溜まった熱が、弾けて暴れた。
目の前が真っ白になって尚、まるでフラッシュが焚かれているみたいに明滅し続ける。
その中で、低い男の声は「恥ずかしいんだ。二度は言わないぞ?」と前振りして、咳払い。
「ああぁっ……っーー……!」
振動が収まって、こちらが静かになって一呼吸置いてから、ふわりと華やいで告げた。
「私が恋愛感情を抱いていたのは────サトミだ」
「っ…………はぁっ……?」
いみが、わからない?
今際の際の脳味噌が、走馬灯の様に思い出を辿り、気付く。
いや、分かる。僕は、見ない様にしていた。彼女が出していた、数多くの微かなサインを。
僕は、なんでっ……。
「その表情……やっぱり気付いてたんだ」
悪手かもしれない。けれど、取り繕うのも違う。
申し訳ない。思う心のまま、震える声を絞り出して謝る。
「っ…………ごめ、ん……」
「……何で謝るのさ。謝らなくていいよ」
「でもっ……っ!」
うなじに強くキスされた。痛い程に強く、強く。
「だって、私が諦めて、譲ってっ……背中を押したんだもの。あの時は、そうするしかなかったから」
「みゃっ、っ゛あっ!」
吸って、弾く様に離れてが繰り返される。
八つ当たりめいた情欲の籠ったそれが、白い肌に次々と赤い痕を付けていく。
「でもさ、馬鹿だよなぁ、あんたら二人はさ。付き合い始めても、前みたいな関係を続けようとするなんて」
「っ、それはっ」
「諦め切れなくなるだろう⁉︎ そんな事されたらっ!」
友情が、彼女を追い詰めていた。
「…………あはっ、ごめん。君の声でみっともなく叫んじゃった。気持ち悪いよね」
「そ、っ、なっ…………」
どうやったのかは分からない。
けれどきっと、それが理由で。彼女は僕と身体を入れ替えるという凶行に走ったのだろう。
ぴっという音がした。何やらモニターの映像が切り替わったらしい。
視線を向けると、映っていたのは、椅子の上、グラマラスな肢体をおっ広げた形で拘束されている、卑猥なオブジェの様な姿の美女だった。
赤みの差した全身の白い絹肌から滝の様に汗をかき、股からは淫蜜を垂れ流して、濡れた長い黒髪は乱れに乱れている。
その美貌は酷くだらしなく蕩けていて、滲んだ茶虎色の瞳に涙を浮かべながら、虚ろに微睡んでいる様に見えた。
「ぇ、だ、れ……?」
あまりにも淫らに崩れていて、一見しただけでは分からなかった。
ただ、目元の小さな黒子の位置とかで、否定しきれなくなる。
「これが今の君だよ」
今の僕は、ミヤビさんだ。
彼女の苦しげな呼吸は、僕の呼吸と全部ぴたりと重なっている。
格好も、額を伝い落ちる汗のタイミングも同じで、確かに、それが今の自分の姿だった。
「で、分かってると思うけど、あたし女の子が好きなんだ」
対して、元の僕の顔は、自分が決して浮かべた事のない様な、憎悪とも愉悦とも取れる笑みで歪んでいる。
「ふっ、ぅっ……」
「それを押さえ込んで来たからかな? ふふっ、だいぶ歪んじゃっててね……鏡に映る自分で結構、シてたんだ」
此方に向いた真っ黒な瞳が、妖しい光を孕んで揺れる。
取り返しのつかない事になってしまった。
僕は恐怖に啜り泣き、震えだす。
「まあだから、今凄く嬉しくて、興奮してて……ふふふっ、体力だけが自慢な君の身体だからってのもあるだろうけど、おかしいよね」
「サトミに、わるいと……」
「思うよ? 思ってる。でもさ、もうここまで来たら止められないんだよ」
かちゃかちゃベルトが外される音の後ズボンが脱げて、怒張した脈打つ男根が顔の前に出される。
むあっと放たれる、据えたニオイ。
大きい。自分の物が、酷く大きく感じられる。
当たり前の様に付いていたこれが、こんなに恐ろしく思える日が来るなんて。
「そもそもあたし、割と君も愛してるのかも。憎くて堪らないのに、どうしても嫌いになれないし、憎らしくて愛おしくて……ははっ、ほんと何なんだろ」
「ぁ、あ……っあぐっ」
空いた口に、再び素早く口枷が嵌められた。今度は開口器付き。舌を引き出され、開きっぱなしにさせられた。
無防備なそこへ、男根が迫る。
まってくれっ、おねがいだ、おちついて話をっ。
言葉は呻き声にしかならず、首を振って拒絶の意思を示しても、もう意味は無い。
「本当に悪いと思ってる。理不尽だよね。けど、ごめん。優しくはしたくないし、かと言って手放したくもないんだ」
「ふっ、ぅっ……」
「だから君には、性処理ペットになって貰います」
「ううぅっ……うーうっ……」
「サトミには、こんな酷い事出来ないし……その身体なら、適役だと思うから」
「ん゛っ⁉︎ っ、んぅ゛っ……! 」
無理矢理、捩じ込まれてしまった。
「んぐっ! っ、んっ、ん゛んっ! っ!」
「はぁっ! いいっ! 気持ちいいっ!」
やめてっ、ミヤビさっ、くるしいっ、やめっ……!
幾ら思っても、一つも届かない。
顔を歪めて嗚咽しても、まるで意に介されず。
何度も何度も、喉奥を抉られる。
「やっぱっ、おちんちん凄いっ! この征服感っ、クセになるっ!」
くるし……むり……死…………。
余程、僕に鬱憤が溜まっていたのか。
これぞ性処理道具という扱いだ。
壊れる。壊れる壊される。
────あれ、きもち、いい……?
嘔吐感と酸欠で意識が混濁する中、何故か奥で気持ち良さを見つけてしまった瞬間、注ぎ込まれる。
「あっ、出るっ……! っ、ふうう゛うぅ…………!」
「ん゛っ、んぶっ、っ~~…………」
灼熱のドロドロが胃に落ちていく感覚に微睡んで、目の前が白んだ。
ずるんっ。肉棒が引き抜かれる。
圧迫感が無くなって呼吸がし易くなった。かと思えば、気道に粘液が引っ掛かり、更に吐き気による逆流でごぷっと溢れた物でむせて咳き込んだ。
「ごはっ、っ、お゛っ、ごほっ、お゛ほっ」
何かを考える余裕なんて一欠片も無い。
気持ちはもう、とっくに折れている。
一頻り咳き込むと、か細い喘鳴を漏らしながら、ただ気が遠退くのを願うばかりだった。
けれど一度出して終わりじゃなかった。
ふと気付くと、点滴や縄が外されて、椅子の上から降ろされていて。
両手だけを縛られた形で、床に敷かれたエアマットの上、うつ伏せに転がされていた。
「はーっ、はーっ、……よっ!」
「う゛んっ⁉︎」
挿入っていた道具をずりゅんっ! と乱暴に引き抜かれた後、ドロドロに濡れた熱くて硬い棒を入り口に当てがわれ、
う、そだ……そんな、はいるわけな゛っ、あ゛……!
体重が掛けられて、めりめりめりめり、押し開かれていく。
排泄の為の穴なのに。
「ぉ゛っ、ぉ゛~~~~…………んぉ゛っ!」
ずっぷり。根元まで挿し込まれてしまった。
「ああぁっ、挿入ったぁ……! 君のデカ過ぎ……! ちょっと心配になったよ」
「お゛おおぉっ……!」
暴力的な圧迫。にも関わらず、痛くない。
くっつき合った腰と腰。
密着する体温の心地良さに酔いしれる中、ぐりぐり。
「はーっ、ここも、気持ちいいでしょ?」
「おぉ゛っ⁉︎ んおぉ゛っ⁉︎」
挿されてるのは尻穴なのに、最奥の痼りを押されると股間の辺りがギュンギュン締まる。その度火傷しそうな温度の快感を発して、ぷしぷし、ぷしぷし。股から潮が噴かれて止まらない。
「玩具でバカみたいに開発したからさ、ここ突かれるとっ……イッちゃうよね?」
「くおぉ゛おおっ⁉︎」
尚も相手は元の自分の身体に一切容赦が無かった。
奥深く。一番奥の一番腰に響く場所をひたすらに突く、突く、突く。
ずんっ、ずんっ、ずんっ、ずんっ!
快感で身体の芯を串刺しにされて、目の奥で火花が飛ぶ。
何で気持ち良いのか分からないから、全く耐えられない。
腹の奥が燃える様に熱くなって、切迫しては弾ける。繰り返し、繰り返し。
「んお゛っ、お゛っ、おお゛っ、お゛おぉっ!」
「凄っ、あたしでもそんなはしたない声出した事ないんだけど」
「お゛っ、んな゛っ、ぁっ、んぉ゛っ、お゛ぉっ!」
突かれる度肺の空気が押し出されて上がる、獣の様な声。
声、あげてるのは、ミヤビさんのカラダで、ぼく、は……。
「その身体、君にお似合いかもねっ」
「お゛っ、っっ゛~~~~────」
また、灼熱を注ぎ込まれた。
それは奥の奥まで侵食して、カラダの内側の熱と混じって、そして爆ぜる。
一瞬眩く光った後、ブレーカーが落ちたみたいに真っ暗になって、だらんと弛緩した。
「────っお゛ぉっ⁉︎」
股間に吸い付いていた道具を無理矢理剥がされて、鋭い快感電撃でまた引き戻される。
「っ゛……⁉︎ っ゛……⁉︎」
ひくひく、ぱくぱく。
何かを咥えていた股間の裂け目が空気に晒されて、痙攣の度開閉している様な感覚がする。
どうやら開脚しているらしい。ひっくり返ったカエルみたいに。灯りの無い天井が見える。
「っと、コンドーム忘れかけた。危ない危ない」
「ぉ゛っ、っぉ゛ぉっ……」
袋の開く音の後、暫くしてからぱちんっ、ぴちんと乾いた音が鳴った。
なんで、まだ、おわんないの……?
僕の筈なのに。僕の身体の筈なのに。
「口枷もういらないか。邪魔だよね」
視界に入ってきたのは、まるで別人。絶倫の悪鬼羅刹。
「も……む、り…………」
「おまたせ。じゃ、ヤろっか」
「ぃ……ぁ゛っ」
裂け目の入り口に当てがわれた瞬間、衰えを見せないその圧力に悟る。これは、だめだと。
最後の力を振り絞って何か抵抗を試みても、精々身を強張らせて首を横に振るのがやっと。
「おっと力抜いてー……って、大丈夫か」
「はっ゛、っ…………!」
何の問題もなく、体重が乗れば肉はひしゃげ、拓かれていく。
ずっ、にゅううううううぅ……!
「ぁ゛っ、ぁ゛…………!」
途中ねっとりと絡み付いたみたいに抵抗感があったけれど、お尻の時よりは滑り良く、そして最後はまるでストンっと落ちるみたいに、最奥への侵入を許してしまった。
「ぁ゛っ、あぁっ、は……はぁ゛っ……!」
「ふわふわのトロトロ、ぐちょぐちょの、“私の”屈服おまんこだから……と思ったけど、意外とキツくて、凄く気持ちいいっ……!」
「ぃ゛っ……ゃ、あ゛っ」
「君のがおっきいからかな? それとも君だから?」
「ゃ゛めっ……みゃびひゃっ……ん゛んっ!」
圧迫感から来る、火の出る様な未知の快感で息が出来なくて、上手く喋れない。きゅんきゅんきゅうきゅう、勝手に股間が締まって、達したと錯覚する程の電撃が走る。動くつもりは無いのに、勝手に腰が跳ねて、その動きでまた痺れて、達したみたいに震えてしまう。
なに、これっ……なにっこれぇっ……!
射精して終わりの筈の感覚が内側で籠って、何度も反響しているみたいだった。
全く終わってくれない。降りて来られない。
これが、女の子の、ミヤビさんのっ────
「あ、そろそろお互い線引きしよっか。これからはそっちがミヤビさん、こっちがシュウ」
「はぁ゛あっ……⁉︎ っ、あ゛んっ!」
抽送運動が始まる。肌が打ち合い、粘膜が擦り合って、はしたない声と音が出る。
「当たり前だよね? 男のシュウには、こんなエッチな雌穴付いてないでしょ?」
「ぁ゛っ、っ、ふぐっ、うぅ゛っ!」
「ちゃんと理解しろ、分かれ」
「ちがっ、ぁっ、ちがぅっ゛……!」
「今犯されているのは誰?」
本来は杭打つ側でそれを感じる筈が、打たれているのは僕。声を上げているのも僕。
ミヤビさんの身体で感じて、ミヤビさんの声で喘いでいるのは、紛れもなく僕。
ちがう、ちがう、そうじゃないっ!
「ぼくっ、じゃなああっ゛! っああああ゛!」
「そうだよっ、“僕”じゃなくて、“私”。“シュウ”じゃなくて、“ミヤビ”」
「そにゃっ、つも゛りじゃっ、っあ゛っ、っっ゛! っっっ゛!」
ラッシュピストンであっという間に追い詰められて、全身が弾け飛ぶみたいな、射精じゃない絶頂に重ねて襲われた。
「ぁ゛っ、ぁはっ、あ゛っ、あぁ゛っ!」
「“君がミヤビさん”で、“僕がシュウ”」
跳ねて悶える身体をギュッと抱き寄せられて、教え込まれる。
しているのはぼく? もだえているのはわたし? ミヤビ、さん……?
わからない、わからないわからないおかしくなるぅっ……!
目を回して、頭上にクエスチョンマークを飛ばしていると、腰をグラインドさせられた。
「あ゛っ、あ゛ぁっ……っ、はあ゛っ、ん゛っ、んん゛んんっ!」
喘ぎ声がワントーン高くなる。
余韻が延ばされて、身体の中の熱が満遍なく行き渡って、指先まで痺れ出す。
「分かれよ。これがバレたら、サトミちゃんがどう思う?」
「っ゛っ…………!」
だめ、だめだっ……! こんなのバレたら、ぜったいっ……っ……!
「身体が入れ替わってるなんて、信じて貰えないだろうし……浮気、裏切りになるね」
「でも、だまし、つづけるなんてっ……!」
「僕は出来るよ? 現にほら、エッチしたのにまだバレてない」
毒の様な囁きが、スポンジみたくボロボロになった心に沁み込んでいく。
──僕は出来る。気付かれない。
────気付かれて、彼女が悲しむとしたら……それは君のせいだ。
「っ、わかったっ゛……わかった、から゛ぁっ……!」
「なら、良い子のミヤビさんになれる?」
「なる……なるからっ、サトミちゃん、だけはっ」
「そっか。じゃあ……頑張ってっ……!」
「ぁ゛っ……っ、っ~~~~…………!」
どくどくと注ぎ込まれて、中のゴムが膨らんでいく。
その時をもって、僕という人間は畜生の泥沼へと堕ちて沈んだ。
◆◆
「んぅ゛っ、っ゛っ……ふっ、うぅっ!」
暗い部屋の中。手元が開脚固定された股間に来る様な拘束を受け、吸い舐る様な性玩具を胸の先に取り付けられながら、モニター上で交わされる二人の仲睦まじい日常を延々と眺めさせられる。
『はい、サトミちゃん』
『あはっ、ありがとう!』
ヘッドホンから聴こえる、彼女の幸せそうな笑い声。
向けられているのは、自分じゃない。シュウという名前で同じ姿をした別人だ。
曰く、これが元のミヤビさんの日常だったと言う。
やっていれば共感出来るとの事だけれど、分からない。分かる筈も無い。
今の自分とは全然、立場が違うのだから。
サトミちゃん……サトミちゃんっ……うぅっ……。
失った物を目の前にすると、切なくて苦しくて堪らない。
けれど身体は爛れに爛れていて、こんな状況にも関わらず暗い悦びを感じてしまう。
「ぁ゛っ……んっ、んんっ……!」
指は動いた。ぐちゅぐちゅの割れ目を穿る様に。ぴんっと痼り勃つ陰核を転がす様に。
こんなっ、なさけないのっ……イヤなのにっ……!
視界が滲む。快感に身を震わせながら、心痛で咽び泣いてしまう。
「ぅ゛っ……ぐすっ、うぅ゛っ……」
地獄の償いの時間。予定がなければ、こちらは終日週二日。部屋のライブモニターは、いつでも視聴可能。
もっとも、こればっかりでは過ごせない。
別の日。
「はぁっ……っ、あぁっ……」
「はいお疲れ」
ある物を装着された後、彼に拘束を解かれて償い部屋から出された。
一歩踏み出せば、そこはマンションの一室。シックでフォーマルな雰囲気の、ミヤビさんの部屋。
自分はすぐ、裸体にゆったりとしたウールワンピースを被せられる。
「んっ……」
「いつも通り、飲み物と食べ物は冷蔵庫に補充しておいたから」
「あっ、ありがとう……」
休みが与えられる。
その間は手脚も自由、行動も自由。
家の中の私物は何でも使って良し。
────但し、原則貞操帯着用で。
「じゃあ、ゆっくり休んでね」
休んで、というけれど、気は一切休まらない。
淫臭香る身体は昂ったまま、疼いて仕方がないのだから。
ちくびっ、服に擦れて、張ってっ……はやく、すりすり……っ⁉︎
「っ! まってっ……!」
彼の帰り際、何となく下腹部に鈍い痛みを感じた自分は、恐ろしい事に気付いて引き留める。
「何……?」
「これっ、外してくれっ……血がっ、血が、出ててっ……!」
股下、貞操帯のスリットから垂れた血が、床を汚していた。
けれど、彼はにこりと笑って、さも常識的に振る舞って見せる。
「だっ、だめだよ、そんなはしたない所見せちゃ! ミヤビさんっ!」
「ぁっ……ぅ……」
「生理用品は確かトイレの横にあったよ! 僕には女の子の生理なんて分からないから、自分で何とかして!」
「そん、な……」
丸投げして、去って行ってしまった。
ひどい……少しくらい、優しくしてくれたっていいじゃないか……。
一人取り残された自分は、重怠さの中必死に垂れる血の処理に追われる。
酷い屈辱感だった。
でも身体は、この中でも熱く滾って頭を狂わせる。
「はあぁっ、ぁっ、ふぅっ、っっ……!」
シャワーを浴びながら浴室の床に座り込んで、細い手指で大きな乳房を揉みしだき、持ち上げて、乳首を口元に運んだ。
「はむっ、っ、んっ! ふぅっ……!」
くそっ、ミヤビさんのばかっ、ばかっ……っ……!
異性の、しかもこんな状態の身体。
人目を考えたら一人で外になんて出られないし、自由に振る舞う事なんて出来やしない。
だからこその放置、休みの時間。予定がなければ週三日。
残る二日はどうなるのか。
決まっている。
「あ゛っ、あっ、ん゛っ、っ゛、っっ゛!」
「うわすっご……そんなに待ち遠しかった?」
「そんら、ことっ゛……っ、んぁっ、あぁっ!」
性処理道具として、剛直を受け入れる。人目は忍べど、場所を問わず。避妊だけ徹底されて、ひたすら犯される。
「あむっ……んっ、っ、れるっ、んんっ」
「っはっ、声大き過ぎ。我慢しないと誰かに聞かれるって」
「っならっ、も、すこし手加減っ……んっ、ん゛んっ!」
この日は、深夜の公衆トイレ。
最初は肉便器扱いで後ろからだったけれど、自分が五月蠅かったからか、途中からは片脚を持ち上げられて、立ちかなえの形で唇を塞がれる様に。
ぱちゅぱちゅ、ぱちゅぱちゅ。
硬い腰がずぶ濡れの柔肉を打つ音がする。
なんでっ、だろっ……また、たくましく、なってっ……。
彼の身体は、自分が動かしていた頃よりも更に屈強になっている様に思える。
支える太い腕が、一切ブレない。安心させられてしまう。
「あっ、んふっ、ああ゛っ、あっ、んっ」
気持ち良いなんて言葉じゃ生温い。
腰から下が蕩けて混ざってしまいそうだ。
あっ、やばぃ、イキそうっ……っ?
けれど、達する寸前。焦らす様に彼は腰を止める。
「っ? んんっ……っ?」
「だめだよっ、ミヤビさん。すぐ自分だけイキそうになるんだから……サトミちゃんの為にちゃんとオナホ頑張って」
「んぁっ……あぁっ、んっ、んんっ……」
そうらっ、これは、サトミちゃんのため、なんらから────
自分に都合の良い言い訳をすれば、タガは簡単に外れる。
「ぁはっ、んっ、んんぅっ」
媚びた腰使いで甘ったるく振る舞う“私”になる。
「おっ、よしよし。自分から腰を使って……えらいえらい」
「えへっ、はっ、ぁっ、んっ……」
褒めて貰えると嬉しくなってしまう。
頭を撫でられると、ぞくぞくっと危ない痺れが走る。
もう、彼を自分として見られない。
「えらくて可愛いから、アクメキメて死んでいいよ」
「んぅ゛っ⁉︎」
宣告。激しい杭打ち。
打ち合う肌と肌の音のテンポが上がって、水音が酷くなる。
擦れる粘膜が熱で蕩けて、最奥が切なさに鳴く。
かき混ぜられる。痙攣が止まらない。何度もイク。
イッてイッて、その内とんでもなく大きな波になる。
イクっ、いくいくいくいくいく────
「んぐっ! っあ゛っ、っっ゛! ぉ゛っ、っ……────」
これらが、今の私の日常だ。
彼に定められた居住地の中、管理された性処理道具としての日々を送っている。
人として過ごすのは、大概サトミちゃんと会っている時間だけ。
「ミヤビちゃん!」
「っ、サト、ミ……」
「病気で倒れたって聞いた時は本当に心配したんだよもー! まだ顔色悪いけど大丈夫なの?」
「うん……まあ、何とか……」
「ほんとぉー?」
彼女は、いつか気付くだろうか。
出来れば、気付かないで欲しい。きっと、辛い思いをするだけじゃ済まないだろうから。
カラダも頭も、日々刻々と歪んだ愛欲に蝕まれていく中、その思いだけは後生大事に抱える。
────これは全部、彼女の為。死ぬまで、絶対に隠し通さなきゃいけない。
「そーだ! 今度の休み三人で湯治しよ湯治!」
「おっ、いいねそれは賛成」
「ね、ミヤビちゃん!」
「ん……」
私は自身の細腕を抱き、笑って見せた。
その脳裏に暗い被虐妄想を浮かべ、スカートの中。内股から伝い落ちる粘液をゆっくり擦り合わせ、隠しながら。
1
あなたにおすすめの小説
女子切腹同好会
しんいち
ホラー
どこにでもいるような平凡な女の子である新瀬有香は、学校説明会で出会った超絶美人生徒会長に憧れて私立の女子高に入学した。そこで彼女を待っていたのは、オゾマシイ運命。彼女も決して正常とは言えない思考に染まってゆき、流されていってしまう…。
はたして、彼女の行き着く先は・・・。
この話は、切腹場面等、流血を含む残酷シーンがあります。御注意ください。
また・・・。登場人物は、だれもかれも皆、イカレテいます。イカレタ者どものイカレタ話です。決して、マネしてはいけません。
マネしてはいけないのですが……。案外、あなたの近くにも、似たような話があるのかも。
世の中には、知らなくて良いコト…知ってはいけないコト…が、存在するのですよ。
【⁉】意味がわかると怖い話【解説あり】
絢郷水沙
ホラー
普通に読めばそうでもないけど、よく考えてみたらゾクッとする、そんな怖い話です。基本1ページ完結。
下にスクロールするとヒントと解説があります。何が怖いのか、ぜひ推理しながら読み進めてみてください。
※全話オリジナル作品です。
BL 男達の性事情
蔵屋
BL
漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。
漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。
漁師の仕事は多岐にわたる。
例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。
陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、
多彩だ。
漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。
漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。
養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。
陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。
漁業の種類と言われる仕事がある。
漁師の仕事だ。
仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。
沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。
日本の漁師の多くがこの形態なのだ。
沖合(近海)漁業という仕事もある。
沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。
遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。
内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。
漁師の働き方は、さまざま。
漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。
出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。
休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。
個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。
漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。
専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。
資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。
漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。
食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。
地域との連携も必要である。
沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。
この物語の主人公は極楽翔太。18歳。
翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。
もう一人の主人公は木下英二。28歳。
地元で料理旅館を経営するオーナー。
翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。
この物語の始まりである。
この物語はフィクションです。
この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。
意味が分かると怖い話(解説付き)
彦彦炎
ホラー
一見普通のよくある話ですが、矛盾に気づけばゾッとするはずです
読みながら話に潜む違和感を探してみてください
最後に解説も載せていますので、是非読んでみてください
実話も混ざっております
意味がわかると怖い話
邪神 白猫
ホラー
【意味がわかると怖い話】解説付き
基本的には読めば誰でも分かるお話になっていますが、たまに激ムズが混ざっています。
※完結としますが、追加次第随時更新※
YouTubeにて、朗読始めました(*'ω'*)
お休み前や何かの作業のお供に、耳から読書はいかがですか?📕
https://youtube.com/@yuachanRio
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる