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役に立ちたい(斗亜)
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龍士は、自分の話をあまりしてくれないし、俺の知らない何かを沢山抱えてる。
こんなに良くしてもらってるのに、俺が龍士に出来る事は何か無いだろうか…
掃除位はするけどその他の事はほぼやって貰ってるし、少しでも龍士の役に立ちたい。
「龍士、俺なんか作るよ」
「え?できんの?」
「…っ、できるよ!」
意気込んだものの何かを炒めたり焼いたりしたことも無い俺は、棚に無造作においてあったラーメンの袋を取り出し、これしかないと思い鍋にお湯を沸かした。
「ほぉ。ラーメンね!」
「…っ、ダメかよ…」
「いいよ、俺ラーメン好きだもん」
はぁ、よかった…
ポンポンと俺の頭を撫でてリビングに戻って行った龍士は、テレビを付けて爆笑している。
元気になってくれたんだろうか…
本当はまだ…?
俺には、分からない事だらけだ。
「うわっ!」
「おーい!大丈夫かぁ?」
「だ、大丈夫っ!!」
ぼぅっと考え込んでいたら、鍋のお湯が溢れてあわやの惨事。
ラーメン作るだけなのに、こんなんじゃ何の役にも立たないな。
グツグツと煮込まれるラーメンの硬さをチェックして、程よいところで丼に移す。
出来上がったラーメンを持っていくと、龍士は俺の顔とラーメンを交互に見ながらニヤッと嬉しそうに笑った。
インスタントのラーメンが作り手によって美味いとかまずいとかは無いと思うけど、龍士が手をつけるまで俺はドキドキしながら待っていた。
「いっただきまぁす!…うん、美味い!」
ふぅ…良かった。
それに、嬉しそうな龍士の顔が見れて少しホッとした。
「斗亜…」
「ん?」
「ありがとな…」
「うんっ」
いつもこうやって笑ってる龍士が涙を流して泣いてた。
一人の時はいつもそうだったんだろうか…
あの写真を見て泣いてたって事は、やっぱり妹の事思い出して…?
そうだとしたらラーメンだけで解決できることじゃないんだってわかっているけど、やっぱり少しでも何か龍士の力になりたい。
龍士の妹って病気だったのかな…それとも事故…?
本当はもっともっと龍士のことが知りたい。
だけど、他人の俺が龍士の家族についてどこまで踏み込んでいいのかも分からなくて、黙ってラーメンを啜った。
こんなに良くしてもらってるのに、俺が龍士に出来る事は何か無いだろうか…
掃除位はするけどその他の事はほぼやって貰ってるし、少しでも龍士の役に立ちたい。
「龍士、俺なんか作るよ」
「え?できんの?」
「…っ、できるよ!」
意気込んだものの何かを炒めたり焼いたりしたことも無い俺は、棚に無造作においてあったラーメンの袋を取り出し、これしかないと思い鍋にお湯を沸かした。
「ほぉ。ラーメンね!」
「…っ、ダメかよ…」
「いいよ、俺ラーメン好きだもん」
はぁ、よかった…
ポンポンと俺の頭を撫でてリビングに戻って行った龍士は、テレビを付けて爆笑している。
元気になってくれたんだろうか…
本当はまだ…?
俺には、分からない事だらけだ。
「うわっ!」
「おーい!大丈夫かぁ?」
「だ、大丈夫っ!!」
ぼぅっと考え込んでいたら、鍋のお湯が溢れてあわやの惨事。
ラーメン作るだけなのに、こんなんじゃ何の役にも立たないな。
グツグツと煮込まれるラーメンの硬さをチェックして、程よいところで丼に移す。
出来上がったラーメンを持っていくと、龍士は俺の顔とラーメンを交互に見ながらニヤッと嬉しそうに笑った。
インスタントのラーメンが作り手によって美味いとかまずいとかは無いと思うけど、龍士が手をつけるまで俺はドキドキしながら待っていた。
「いっただきまぁす!…うん、美味い!」
ふぅ…良かった。
それに、嬉しそうな龍士の顔が見れて少しホッとした。
「斗亜…」
「ん?」
「ありがとな…」
「うんっ」
いつもこうやって笑ってる龍士が涙を流して泣いてた。
一人の時はいつもそうだったんだろうか…
あの写真を見て泣いてたって事は、やっぱり妹の事思い出して…?
そうだとしたらラーメンだけで解決できることじゃないんだってわかっているけど、やっぱり少しでも何か龍士の力になりたい。
龍士の妹って病気だったのかな…それとも事故…?
本当はもっともっと龍士のことが知りたい。
だけど、他人の俺が龍士の家族についてどこまで踏み込んでいいのかも分からなくて、黙ってラーメンを啜った。
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