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静かに炎が燃えていた
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私達が睨み合うのを見て、広樹さんがバッと中に入る。
「まーまー!雪音ちゃんも怜も落ち着けよー。今日はもう遅いし、とりあえず一泊してったら~?雪音ちゃん!」
笑っていながらも目の奥は静かに炎が燃えていた。
その迫力に少し後ずさる。
てか、『一泊してったら~?』って、ここって怜の家だよね!?広樹さんの家じゃないよね!?
いつもなら、『ここは俺ん家だ。お前のじゃねぇ』とか言いそうなのに、よほど私を家に帰したくないのか様子見してるし!
れぇーーいぃーーー!!
こういうときだけ、ずるーい!
「わかったよ、明日には帰るからね」
結局負けたのは私か。
《プチ告知》
新しいものを書くのでちょっと告知しに来ました。
題名は『ヴァンパイア様は溺愛すぎる』です!
一応、ヴァンパイア関連ってことで告知させていただきました。
もし、興味があったら、読んでみてください。
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