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第二章 魔剣の妖女
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ラディアナが悩んでいると、カイハブが空いている触手を振り上げ、振り下ろした。それを何度も繰り返す。触手の先端が硬質化しているのか、叩き付けられた辺りの石畳が砕けて破片が飛び散る。カイハブは触手の本数を増やし、振り下ろす勢いも強めていき、あっと言う間に大きな穴を掘ってしまった。そこへ、パルフェを触手で拘束したまま、入っていく。
地響きを伴い触手で穴を掘って掘って、カイハブが地中に沈み込んでしまった。深く入るにつれて地響きは小さくなっていき、やがて完全に途絶える。と思ったら、
「っ!」
ラディアナは、自分の足元の石畳に小さなヒビが入ったことに気づき、とっさに跳び退いた。
一瞬後、そのひび割れから間欠泉のような勢いで触手が三本、石畳を粉砕して突き上げられる。だが空振りに終わったからか、すぐまた地中に戻っていった。
触手が地面を掘る地響きは、もうない。何も聞こえない。カイハブが今どこにいるのか、ラディアナには全くわからない。そんな中で、
《今、ここで、パルフェやクリスと手を組んでカイハブと戦えばどうなるか……》
リュマルドの声だけが、地中から聞こえてきた。先程と同じ言葉だ。
《お前には、救わねばならない者たちがいるのだから、こんなところで死ぬわけにはいくまい》
「わ、わかってるわよ! そんなことは!」
叫び返しながら、またラディアナは跳び退く。地面を割って触手が生え、また地中に戻る。
こんなことが続いて、いつか回避に失敗して捕まってしまえば、それでもう確実に終わりだ。今のカイハブにはラディアナの炎も通じないし、そもそもパルフェがいなくてはその炎も使えない。また、パルフェを使って力を増していても、その腕力が触手にも本体にも通じなかったのだ。パルフェがいない今、何をどうしても勝ち目はない。
クリスがいない状態で、パルフェの制止をふりきって無茶をしたせいで、この状況。そしてカイハブは、身を隠して一方的に攻撃してくる。
もし、カイハブに捕まればどうなるか。妖魔たちに手足を千切り取られ、肉片となりエサとなった人間たちの死体が思い出される。
《今、お前がこの街から逃げることは、誰恥じることもない、正しい判断だ》
「……くぅっ……!」
パルフェが捕らわれている。だが今、自分まで捕らわれてしまったら、誰が里の皆を救える?
歯軋りして、涙を浮かべて、ラディアナは駆け出した。
ザンファーの店の前、広い中央公園。その名の通り、位置的に街の中央にあるので、ここからだと街の様子がよく判る。
街の人たちは点在している避難所に集まったのか、怒号や悲鳴はだいぶ聞こえなくなってきた。また、相変わらずあちこちから火の手が上がっているが、それも消火活動が進んでいるらしく、今はもう拡大は食い止められているようだ。常駐騎士団と、おそらく居合わせた冒険者たちも活躍しているのだろう。
が、そんな状況分析をする暇など、今のクリスにはない。
「はあっ、はあっ、はあっ、はあっ!」
息を切らせながら、絶えることなく駆けずり回り、狙いを散らして定めさせず、右に左に妖魔たちを翻弄し、時折剣を繰り出しては、目や耳を傷つけて戦力を削ぐ。
クリスはもうずっと、そんなことを繰り返している。妖魔たちは、怪力は備えていても動きはあまり速くないので、そのおかげで何とか、辛うじて持ちこたえられている。とはいえ、十数匹が同時に相手なので、流石に腕を斬り落としたりできるほどの隙は掴めない。その上で、背後だけは取られないよう、完全包囲だけはされないようにと、常に全方位に気を気配らなくてはならないので、精神的疲労も甚大だ。
敵の戦力は削げても、数は減らせない。終わりは見えない。ちらりと見れば、ザンファーの店の残骸は殆ど動いていない。立ち上がったダイラックとエレンが瓦礫の撤去作業をしているようだが、重傷者と女の子が一人ずつでは、巨大な材木はロクに動かせない。
頼みは騎士団の救助隊だが、それもまだまだ望めそうにない。
剣が重い。どんどん重くなってくる。革の鎧の内側、自分の肉体が、鼓動に合わせて熱を放射しているように感じる。暑い。熱い。体の中から外へと汗が出て、その汗と一緒に体力も出ていく。
「まだだ……ザンファーさんたちを助けて、ラディアナとパルフェも、助けに、いく……」
ふらつく足を叱咤して、剣を構え直して、クリスは妖魔たちと対峙する。と、
「クリスううううううううぅぅぅぅぅぅぅぅっっ!」
覚えのある幼女の大声が聞こえた。妖魔たちが何事かと振り向いた時にはもう、
「あんたたちは邪魔ああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!」
突撃してきた幼女の、ぶんぶん振り回す短い腕の小さな拳に殴り飛ばされていた。嵐に舞う木の葉のように、弾けるネズミ花火のように、信じ難いほど軽々とブッ飛ばされた彼らは、四方八方にかなりの遠距離に分けられて落下する。
その、落下時の激突と、殴られた衝撃とのダメージが大きいのか、全員すぐには動けない様子だ。が、痙攣しつつも何とか立ち上がろうとはしている。遠からずまた向かって来るだろう。
ともあれ、クリスはとりあえずの危機を脱した。汗まみれのエプロンドレスで駆けつけたドラゴンの幼女、ラディアナの手によって。
『結局、来ちゃった……』
ラディアナは思う。まだ、カイハブと戦うことを決意したわけではない。
後味が悪いのは覚悟の上で、パルフェとクリスを見捨てて逃げることも考えている。リュマルドに言われた通り、自分は今日ここで死ぬわけにはいかないのだから。たとえ、クリスたちが今日ここで死ぬことになろうとも、だ。
だがその前にどうしても、クリスに確かめておきたいことがある。だから来た。
すうっと息を吸って、はあっと息を吐いて。考えを纏めてから、ラディアナは口を開いた。
「クリス。あんたをぶったことについては、謝るわ。あれはあたしが短気だったと思う。ごめんなさい。で、あたしはあんたに聞きたいことが……」
「ラディアナっっ!」
ラディアナの言葉など聞く気もない様子で、クリスが抱きついてきた。ラディアナに劣らず、いやラディアナ以上に汗まみれであちこちケガもしているのに、そんなことを感じさせない速さのダッシュと強さの抱きしめを、ラディアナに喰らわせる。
身長差があるので、クリスはラディアナを両腕ごと抱き上げる格好になる。両足をぷらぷらさせて、ラディアナは訴えた。
「ちょ、ちょっと、こらっ」
「良かったぁぁ……僕、心配で心配で……」
涙声になるクリスに、ラディアナは思わず溜息をついた。
「ねえ。はっきり言っちゃうけど、あたしはあんたよりずっと強いんだから。あんたはあたしより先に、まず自分の心配をしなさいよ。今だって、随分危なかったんじゃないの?」
「ううん。僕が強くても弱くても、危なかろうとどうだろうと、そんなの関係な……あっ!」
クリスはラディアナを抱き上げたまま、駆け出した。
「な、何なのよ。ちょっとクリス、あたし聞きたいことがあるって言ったでしょ?」
「ごめんラディアナ、それは後で! 今、ザンファーさんが店の下敷きになってるんだ!」
クリスが走る先には、崩れ落ちたザンファーの店がある。みるみる焼けていくその真ん中で、エレンと傷ついたダイラックがザンファーを救出しようと頑張っているが、巨大な材木の重さに苦戦している。
ラディアナは、
「そんなの、すぐ済ませるわよ」
クリスの手を振りほどいて着地し、走った。
「そこの二人! どきなさああああぁぁいっ!」
とか言いながらエレンとダイラックがどくのを待たず、ラディアナは走ってきた勢いをふんだんに乗せて、材木の山に全力体当たりを食らわせた。太い柱も重い梁も大きな屋根も、ラディアナの幼女らしい、起伏のない小さな体の一撃で容易に全て破壊され、吹っ飛んでしまう。
あっけに取られる二人をよそに、ラディアナは吹っ飛ばしの跡地に手を突っ込んで、大根を引き抜くみたいにして男の襟首を掴み、引き抜いた。気絶したザンファーだ。
地響きを伴い触手で穴を掘って掘って、カイハブが地中に沈み込んでしまった。深く入るにつれて地響きは小さくなっていき、やがて完全に途絶える。と思ったら、
「っ!」
ラディアナは、自分の足元の石畳に小さなヒビが入ったことに気づき、とっさに跳び退いた。
一瞬後、そのひび割れから間欠泉のような勢いで触手が三本、石畳を粉砕して突き上げられる。だが空振りに終わったからか、すぐまた地中に戻っていった。
触手が地面を掘る地響きは、もうない。何も聞こえない。カイハブが今どこにいるのか、ラディアナには全くわからない。そんな中で、
《今、ここで、パルフェやクリスと手を組んでカイハブと戦えばどうなるか……》
リュマルドの声だけが、地中から聞こえてきた。先程と同じ言葉だ。
《お前には、救わねばならない者たちがいるのだから、こんなところで死ぬわけにはいくまい》
「わ、わかってるわよ! そんなことは!」
叫び返しながら、またラディアナは跳び退く。地面を割って触手が生え、また地中に戻る。
こんなことが続いて、いつか回避に失敗して捕まってしまえば、それでもう確実に終わりだ。今のカイハブにはラディアナの炎も通じないし、そもそもパルフェがいなくてはその炎も使えない。また、パルフェを使って力を増していても、その腕力が触手にも本体にも通じなかったのだ。パルフェがいない今、何をどうしても勝ち目はない。
クリスがいない状態で、パルフェの制止をふりきって無茶をしたせいで、この状況。そしてカイハブは、身を隠して一方的に攻撃してくる。
もし、カイハブに捕まればどうなるか。妖魔たちに手足を千切り取られ、肉片となりエサとなった人間たちの死体が思い出される。
《今、お前がこの街から逃げることは、誰恥じることもない、正しい判断だ》
「……くぅっ……!」
パルフェが捕らわれている。だが今、自分まで捕らわれてしまったら、誰が里の皆を救える?
歯軋りして、涙を浮かべて、ラディアナは駆け出した。
ザンファーの店の前、広い中央公園。その名の通り、位置的に街の中央にあるので、ここからだと街の様子がよく判る。
街の人たちは点在している避難所に集まったのか、怒号や悲鳴はだいぶ聞こえなくなってきた。また、相変わらずあちこちから火の手が上がっているが、それも消火活動が進んでいるらしく、今はもう拡大は食い止められているようだ。常駐騎士団と、おそらく居合わせた冒険者たちも活躍しているのだろう。
が、そんな状況分析をする暇など、今のクリスにはない。
「はあっ、はあっ、はあっ、はあっ!」
息を切らせながら、絶えることなく駆けずり回り、狙いを散らして定めさせず、右に左に妖魔たちを翻弄し、時折剣を繰り出しては、目や耳を傷つけて戦力を削ぐ。
クリスはもうずっと、そんなことを繰り返している。妖魔たちは、怪力は備えていても動きはあまり速くないので、そのおかげで何とか、辛うじて持ちこたえられている。とはいえ、十数匹が同時に相手なので、流石に腕を斬り落としたりできるほどの隙は掴めない。その上で、背後だけは取られないよう、完全包囲だけはされないようにと、常に全方位に気を気配らなくてはならないので、精神的疲労も甚大だ。
敵の戦力は削げても、数は減らせない。終わりは見えない。ちらりと見れば、ザンファーの店の残骸は殆ど動いていない。立ち上がったダイラックとエレンが瓦礫の撤去作業をしているようだが、重傷者と女の子が一人ずつでは、巨大な材木はロクに動かせない。
頼みは騎士団の救助隊だが、それもまだまだ望めそうにない。
剣が重い。どんどん重くなってくる。革の鎧の内側、自分の肉体が、鼓動に合わせて熱を放射しているように感じる。暑い。熱い。体の中から外へと汗が出て、その汗と一緒に体力も出ていく。
「まだだ……ザンファーさんたちを助けて、ラディアナとパルフェも、助けに、いく……」
ふらつく足を叱咤して、剣を構え直して、クリスは妖魔たちと対峙する。と、
「クリスううううううううぅぅぅぅぅぅぅぅっっ!」
覚えのある幼女の大声が聞こえた。妖魔たちが何事かと振り向いた時にはもう、
「あんたたちは邪魔ああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!」
突撃してきた幼女の、ぶんぶん振り回す短い腕の小さな拳に殴り飛ばされていた。嵐に舞う木の葉のように、弾けるネズミ花火のように、信じ難いほど軽々とブッ飛ばされた彼らは、四方八方にかなりの遠距離に分けられて落下する。
その、落下時の激突と、殴られた衝撃とのダメージが大きいのか、全員すぐには動けない様子だ。が、痙攣しつつも何とか立ち上がろうとはしている。遠からずまた向かって来るだろう。
ともあれ、クリスはとりあえずの危機を脱した。汗まみれのエプロンドレスで駆けつけたドラゴンの幼女、ラディアナの手によって。
『結局、来ちゃった……』
ラディアナは思う。まだ、カイハブと戦うことを決意したわけではない。
後味が悪いのは覚悟の上で、パルフェとクリスを見捨てて逃げることも考えている。リュマルドに言われた通り、自分は今日ここで死ぬわけにはいかないのだから。たとえ、クリスたちが今日ここで死ぬことになろうとも、だ。
だがその前にどうしても、クリスに確かめておきたいことがある。だから来た。
すうっと息を吸って、はあっと息を吐いて。考えを纏めてから、ラディアナは口を開いた。
「クリス。あんたをぶったことについては、謝るわ。あれはあたしが短気だったと思う。ごめんなさい。で、あたしはあんたに聞きたいことが……」
「ラディアナっっ!」
ラディアナの言葉など聞く気もない様子で、クリスが抱きついてきた。ラディアナに劣らず、いやラディアナ以上に汗まみれであちこちケガもしているのに、そんなことを感じさせない速さのダッシュと強さの抱きしめを、ラディアナに喰らわせる。
身長差があるので、クリスはラディアナを両腕ごと抱き上げる格好になる。両足をぷらぷらさせて、ラディアナは訴えた。
「ちょ、ちょっと、こらっ」
「良かったぁぁ……僕、心配で心配で……」
涙声になるクリスに、ラディアナは思わず溜息をついた。
「ねえ。はっきり言っちゃうけど、あたしはあんたよりずっと強いんだから。あんたはあたしより先に、まず自分の心配をしなさいよ。今だって、随分危なかったんじゃないの?」
「ううん。僕が強くても弱くても、危なかろうとどうだろうと、そんなの関係な……あっ!」
クリスはラディアナを抱き上げたまま、駆け出した。
「な、何なのよ。ちょっとクリス、あたし聞きたいことがあるって言ったでしょ?」
「ごめんラディアナ、それは後で! 今、ザンファーさんが店の下敷きになってるんだ!」
クリスが走る先には、崩れ落ちたザンファーの店がある。みるみる焼けていくその真ん中で、エレンと傷ついたダイラックがザンファーを救出しようと頑張っているが、巨大な材木の重さに苦戦している。
ラディアナは、
「そんなの、すぐ済ませるわよ」
クリスの手を振りほどいて着地し、走った。
「そこの二人! どきなさああああぁぁいっ!」
とか言いながらエレンとダイラックがどくのを待たず、ラディアナは走ってきた勢いをふんだんに乗せて、材木の山に全力体当たりを食らわせた。太い柱も重い梁も大きな屋根も、ラディアナの幼女らしい、起伏のない小さな体の一撃で容易に全て破壊され、吹っ飛んでしまう。
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