10 / 36
第二章 宗教団体が、いろいろと、企んでる。
2
しおりを挟む
ルークスの家で夕食を摂った後、エイユンとジュンは、今夜の宿を二手に分けた。
エイユンは万一の場合に備え、ルークスの家に泊まることに。そしてジュンは、教団の動きを見張るべく、シャンジルの館が建っている丘のすぐ近くにある安宿に。
これを提案したのはジュンだったが、エイユンも元々そう考えていたとのことで、すんなり賛同した。
だが今、もう夜も更けているのに、ジュンは宿ではなく、人気のない公園広場にいた。
虫の声も聞こえない、静かな場所だ。だから、何人も連なって歩く足音はよく響く。そしてその足音に応えるように、少年の声がした。
「おいでなすったか。インチキ新興宗教団体の皆様、いかほどお持ち頂けたのかな?」
月と星の、微かな明かりが頼りの暗い中にあっても、少年の銀髪は目立つ。
だがそれに劣らず、カズートスたちの白いローブもなかなか目立っている。
カズートスと、その左右を固める総勢六人の男たちの纏うローブが、目立っている。
「そういや昼間は名乗ってなかったから、一応自己紹介しておこうか。俺の名はジュン。で、治療をしていた尼さんはエイユン」
「わしの名はカズートス。教祖シャンジル様に仕えておる。この者たちはわしの部下だ」
カズートスは名乗り返しながら、ジュンをじろじろと見た。
とりあえずこのジュンという少年には、取り立てて感ずるものはない。只者としか思えない。警戒すべきはエイユンとかいう尼僧だけと考えて良さそうだ。
しかしそのエイユンが、ここにはいない。どこかに潜んでいるのか? あるいはこの取引が、この少年の独断によるものなのか。
「確認したいのだが、お前に金を払えば、そのエイユンという尼僧は治療をやめるのだな?」
「ああ。まあ、明日すぐにってわけにはいかないかもしれんが、遠からず必ず、この街を出て行くことは約束するぜ」
「つまり、この取引はお前たち二人の合意によるものと考えて良いのだな。ならばなぜ、エイユンはここに来ないのだ」
ジュンがちょっと、ぎくりとする。
「そこはほら、その、アレだ。アンタらが取引に応じず、俺たちを暴力によって捕らえようとするかもしれないだろ? それを警戒した俺は、エイユンにここには来るなと言ったんだ。俺が捕まってもエイユンが無事なら、まだやりようはあるからな」
「なるほどな。それは慧眼だ」
カズートスが指を鳴らす。すると部下たちの手に光が宿り、その光が固まって掌の少し上に浮き、拳ほどの大きさの、火の玉へと変わった。
六人がそれぞれ一つずつ、六個の火の玉を掌の上にふわふわと浮かべている。
「大人しくするのならケガはせずに済むが、どうだ?」
部下たちは火の玉を掲げたまま、左右に展開した。ジュンの真正面に立つカズートスを中心として三人ずつ左右に分かれ、均等に間隔を開けてジュンを包囲するように動く。だが包囲といっても、ジュンの真横より先には進まない。ジュンの背後まで回って円形に囲むと、いざ攻撃の時に同士討ちの恐れがあるからだ。
「ふ~ん。なんつーか、物騒なこった。かつて、この地上界を滅亡から救ったという、古代神アルヴェダーユを奉じる教団のやることか?」
「お前のような愚か者による妨害の為に、古代魔王ジェスビィが蘇りでもすれば、地上界の破滅に繋がる。それだけは絶対に避けねばならんからな」
「その割には、やってることがセコイような気がするけどな。ちまちまとお布施集めとは」
「それはお前が無知なだけだ。お前のような素人には信じられぬことだろうが、古代神・魔王と交信し契約するのにも、やはり金がかかるのでな」
ジュンの眉が、ぴくりと動いた。
「さあ、もういいだろう。大人しく我らに従うか、力ずくで従わされるか。まさかこの状況で、まだ金をせびり取ろうなどとは考えておるまい? ……おい! 聞いているのか!」
「あ、ごめんごめん。ちょっと考えごとしてたもんで」
「では、その考えごとの結論は?」
「当初の方針に変更無し、だ」
ジュンは右手を水平に伸ばし、自分の真横に位置していたカズートスの部下を指差した。
すると、指された部下が掲げていた火の玉が、何の前触れもなく突然爆発! 至近距離からの爆風衝撃により、部下はあえなく倒れ、気を失った。
「何っ!?」
カズートスと、残り五人が目を見張る。
今、ジュンは確かに指差しただけだった。他には何も見えなかった。
たったそれだけで、離れた場所に立つ人間が構成している術を、暴走させたというのか?
「お、お前、何をしたっ?」
「うんうん。驚く気持ちは解るけど、別にタネも仕掛けもなかったりするんだぜ実は」
言いながらジュンは、ひょいひょいと指差していった。カズートスの部下たちは、何が何だか解らぬまま自分たちの手にある火の玉を爆破させられ、倒されていく。慌てて術を消そうとした者も間に合わず爆破され、あっと言う間に残りの五人も全滅してしまった。
ぷすぷすと煙が立ち上る中、ジュンがカズートスに向かって歩いていく。カズートスはというと、もう立っているのがやっと。ガタガタと震える頼りない足は、逃げることさえできそうにない。
そんなカズートスによく見えるように、ジュンは人差し指をまっすぐ立てた。
「ほら。落ち着いてよくよく見れば、見えなくはないだろ?」
その指の先端、先の先に……砂一粒のような極小の灯りが見える。
光自体がそう強いものではない上、あまりにも小さいので、しかと目を凝らさねば暗い中ですら目立たない。そんな灯りだ。
だがその灯りの性質に、カズートスは見覚えがある。たった今ジュンに倒された、六人の部下たちがやっていたのと同じ術、魔術の火だ。
ただ、火だということが解らないほどに、小さいというだけで。
「こいつを、凄いスピードで撃ち出した。それだけのことさ」
「それだけ……だと……」
カズートスの額に、冷や汗の雫が流れた。魔力の凝縮、術の研磨、高速射出、それらをこなしつつ正確な照準。並大抵のことではない。
カズートスは、自分の見る目の無さを呪った。このジュンという少年、いわゆる「只者ではない」レベルを超えてしまっている。とんでもない手練れだ。
「アンタとはちゃんと取引したいから、痛めつけはしない。安心してくれ。つーか、アンタと取引しないと、本っっ当にタダ働き同然になっちまうからなこの事件。あの、美少年好きでクソ真面目で、泣きたくなるぐらいにバカ強い尼さんのおかげで」
「! お、お前が恐れるほどの奴なのか、その尼僧は!?」
驚愕したカズートスの問いに、ジュンは無言で頷く。頷いて、真横を指差した。反射的にカズートスは身を屈めるが、自分が指されたのではないとすぐに気づき、顔を上げる。
ジュンの視線の先、指差した先の方で、何かがぶつかって弾けたような音がした。熱く焼けた鉄板に水滴をひとつ、落としたような音だ。
おそらく、ジュンのあの極小火の玉が何かに……いや、誰かに当たったのだろう。
『防がれた、か。しかし魔術の気配はなかったな。何だ?』
ジュンはこちらに向かって走ってくるその人影を見た。夜目は利くジュンだが、まだ距離があるのでよく見えない。どうやらかなり小柄で、華奢だ。女……いや、ルークスのこともあるから油断はできない、とジュンは警戒する。
とはいえ警戒するのは、何も性別だけが理由ではない。姿勢を低くして走るその速度が、異様に速いのだ。素人ではない。今度こそ、金物屋のおじさんなどではなく、訓練された暗殺者か何かに違いない。
ならば接近される前に、優位に立っておかねば。
エイユンは万一の場合に備え、ルークスの家に泊まることに。そしてジュンは、教団の動きを見張るべく、シャンジルの館が建っている丘のすぐ近くにある安宿に。
これを提案したのはジュンだったが、エイユンも元々そう考えていたとのことで、すんなり賛同した。
だが今、もう夜も更けているのに、ジュンは宿ではなく、人気のない公園広場にいた。
虫の声も聞こえない、静かな場所だ。だから、何人も連なって歩く足音はよく響く。そしてその足音に応えるように、少年の声がした。
「おいでなすったか。インチキ新興宗教団体の皆様、いかほどお持ち頂けたのかな?」
月と星の、微かな明かりが頼りの暗い中にあっても、少年の銀髪は目立つ。
だがそれに劣らず、カズートスたちの白いローブもなかなか目立っている。
カズートスと、その左右を固める総勢六人の男たちの纏うローブが、目立っている。
「そういや昼間は名乗ってなかったから、一応自己紹介しておこうか。俺の名はジュン。で、治療をしていた尼さんはエイユン」
「わしの名はカズートス。教祖シャンジル様に仕えておる。この者たちはわしの部下だ」
カズートスは名乗り返しながら、ジュンをじろじろと見た。
とりあえずこのジュンという少年には、取り立てて感ずるものはない。只者としか思えない。警戒すべきはエイユンとかいう尼僧だけと考えて良さそうだ。
しかしそのエイユンが、ここにはいない。どこかに潜んでいるのか? あるいはこの取引が、この少年の独断によるものなのか。
「確認したいのだが、お前に金を払えば、そのエイユンという尼僧は治療をやめるのだな?」
「ああ。まあ、明日すぐにってわけにはいかないかもしれんが、遠からず必ず、この街を出て行くことは約束するぜ」
「つまり、この取引はお前たち二人の合意によるものと考えて良いのだな。ならばなぜ、エイユンはここに来ないのだ」
ジュンがちょっと、ぎくりとする。
「そこはほら、その、アレだ。アンタらが取引に応じず、俺たちを暴力によって捕らえようとするかもしれないだろ? それを警戒した俺は、エイユンにここには来るなと言ったんだ。俺が捕まってもエイユンが無事なら、まだやりようはあるからな」
「なるほどな。それは慧眼だ」
カズートスが指を鳴らす。すると部下たちの手に光が宿り、その光が固まって掌の少し上に浮き、拳ほどの大きさの、火の玉へと変わった。
六人がそれぞれ一つずつ、六個の火の玉を掌の上にふわふわと浮かべている。
「大人しくするのならケガはせずに済むが、どうだ?」
部下たちは火の玉を掲げたまま、左右に展開した。ジュンの真正面に立つカズートスを中心として三人ずつ左右に分かれ、均等に間隔を開けてジュンを包囲するように動く。だが包囲といっても、ジュンの真横より先には進まない。ジュンの背後まで回って円形に囲むと、いざ攻撃の時に同士討ちの恐れがあるからだ。
「ふ~ん。なんつーか、物騒なこった。かつて、この地上界を滅亡から救ったという、古代神アルヴェダーユを奉じる教団のやることか?」
「お前のような愚か者による妨害の為に、古代魔王ジェスビィが蘇りでもすれば、地上界の破滅に繋がる。それだけは絶対に避けねばならんからな」
「その割には、やってることがセコイような気がするけどな。ちまちまとお布施集めとは」
「それはお前が無知なだけだ。お前のような素人には信じられぬことだろうが、古代神・魔王と交信し契約するのにも、やはり金がかかるのでな」
ジュンの眉が、ぴくりと動いた。
「さあ、もういいだろう。大人しく我らに従うか、力ずくで従わされるか。まさかこの状況で、まだ金をせびり取ろうなどとは考えておるまい? ……おい! 聞いているのか!」
「あ、ごめんごめん。ちょっと考えごとしてたもんで」
「では、その考えごとの結論は?」
「当初の方針に変更無し、だ」
ジュンは右手を水平に伸ばし、自分の真横に位置していたカズートスの部下を指差した。
すると、指された部下が掲げていた火の玉が、何の前触れもなく突然爆発! 至近距離からの爆風衝撃により、部下はあえなく倒れ、気を失った。
「何っ!?」
カズートスと、残り五人が目を見張る。
今、ジュンは確かに指差しただけだった。他には何も見えなかった。
たったそれだけで、離れた場所に立つ人間が構成している術を、暴走させたというのか?
「お、お前、何をしたっ?」
「うんうん。驚く気持ちは解るけど、別にタネも仕掛けもなかったりするんだぜ実は」
言いながらジュンは、ひょいひょいと指差していった。カズートスの部下たちは、何が何だか解らぬまま自分たちの手にある火の玉を爆破させられ、倒されていく。慌てて術を消そうとした者も間に合わず爆破され、あっと言う間に残りの五人も全滅してしまった。
ぷすぷすと煙が立ち上る中、ジュンがカズートスに向かって歩いていく。カズートスはというと、もう立っているのがやっと。ガタガタと震える頼りない足は、逃げることさえできそうにない。
そんなカズートスによく見えるように、ジュンは人差し指をまっすぐ立てた。
「ほら。落ち着いてよくよく見れば、見えなくはないだろ?」
その指の先端、先の先に……砂一粒のような極小の灯りが見える。
光自体がそう強いものではない上、あまりにも小さいので、しかと目を凝らさねば暗い中ですら目立たない。そんな灯りだ。
だがその灯りの性質に、カズートスは見覚えがある。たった今ジュンに倒された、六人の部下たちがやっていたのと同じ術、魔術の火だ。
ただ、火だということが解らないほどに、小さいというだけで。
「こいつを、凄いスピードで撃ち出した。それだけのことさ」
「それだけ……だと……」
カズートスの額に、冷や汗の雫が流れた。魔力の凝縮、術の研磨、高速射出、それらをこなしつつ正確な照準。並大抵のことではない。
カズートスは、自分の見る目の無さを呪った。このジュンという少年、いわゆる「只者ではない」レベルを超えてしまっている。とんでもない手練れだ。
「アンタとはちゃんと取引したいから、痛めつけはしない。安心してくれ。つーか、アンタと取引しないと、本っっ当にタダ働き同然になっちまうからなこの事件。あの、美少年好きでクソ真面目で、泣きたくなるぐらいにバカ強い尼さんのおかげで」
「! お、お前が恐れるほどの奴なのか、その尼僧は!?」
驚愕したカズートスの問いに、ジュンは無言で頷く。頷いて、真横を指差した。反射的にカズートスは身を屈めるが、自分が指されたのではないとすぐに気づき、顔を上げる。
ジュンの視線の先、指差した先の方で、何かがぶつかって弾けたような音がした。熱く焼けた鉄板に水滴をひとつ、落としたような音だ。
おそらく、ジュンのあの極小火の玉が何かに……いや、誰かに当たったのだろう。
『防がれた、か。しかし魔術の気配はなかったな。何だ?』
ジュンはこちらに向かって走ってくるその人影を見た。夜目は利くジュンだが、まだ距離があるのでよく見えない。どうやらかなり小柄で、華奢だ。女……いや、ルークスのこともあるから油断はできない、とジュンは警戒する。
とはいえ警戒するのは、何も性別だけが理由ではない。姿勢を低くして走るその速度が、異様に速いのだ。素人ではない。今度こそ、金物屋のおじさんなどではなく、訓練された暗殺者か何かに違いない。
ならば接近される前に、優位に立っておかねば。
0
あなたにおすすめの小説
【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~
ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。
王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。
15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。
国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。
これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
【完結】うさぎ転生 〜女子高生の私、交通事故で死んだと思ったら、気づけば現代ダンジョンの最弱モンスターに!?最強目指して生き延びる〜
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
女子高生の篠崎カレンは、交通事故に遭って命を落とした……はずが、目覚めるとそこはモンスターあふれる現代ダンジョン。しかも身体はウサギになっていた!
HPはわずか5、攻撃力もゼロに等しい「最弱モンスター」扱いの白うさぎ。それでもスライムやコボルトにおびえながら、なんとか生き延びる日々。唯一の救いは、ダンジョン特有の“スキル”を磨けば強くなれるということ。
跳躍蹴りでスライムを倒し、小動物の悲鳴でコボルトを怯ませ、少しずつ経験値を積んでいくうちに、カレンは手応えを感じ始める。
「このままじゃ終わらない。私、もっと強くなっていつか……」
最弱からの“首刈りウサギ”進化を目指して、ウサギの身体で奮闘するカレン。彼女はこの危険だらけのダンジョンで、生き延びるだけでなく“人間へ戻る術(すべ)”を探し当てられるのか? それとも新たなモンスターとしての道を歩むのか?最弱うさぎの成り上がりサバイバルが、いま幕を開ける!
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる