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第五章 みんなで、力を合わせて……!
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「あ~、もうっ」
「そんな残念そうな声を出さなくてもいいだろう」
「だってさ。普通逆だろ、やっぱり。こういうのって」
歩くエイユンの背中で、ジュンがぼやく。
結局ジュンは、エイユンにおんぶされている。
「普通は、俺の方がこう、ヒロインをだな。カッコ良くお姫様だっこして」
「そうだな。それはまた、次の機会に期待しよう」
「……勘弁してくれ。こんなのは生涯一度で充分だ」
そういえばエイユンと組んだ最初の事件の時も、エイユンは重い荷物を軽々と背負って歩いていたなとジュンは思い出す。
もっとも、今のエイユンはあの時とは比較にならないぐらい、疲労している。そんな彼女に背負われているというのは、やはり情けない。
次の機会には、俺がお姫様だっこ。やはり、それを目指さねばなるまい。とジュンは思った。
思いながら、思い出した。
「なあ、エイユン」
「ん?」
「ナリナリーがアルヴェダーユの術を抑えられるほどの存在だってのは、いつ気付いたんだ?」
「いつも何も、説明しただろう? 私の国では、八百万の神といってだな」
「そういうことじゃなくて。ナリナリーがその、ヤオ何とかいうのと同質かどうか、同質だとしてもアルヴェダーユに対抗できるかどうか、は判らないはずだろ。実際に比較できる機会なんてなかったんだから」
「それはだな」
ふふん、と鼻を鳴らしてエイユンは得意げに語った。
「あの淫ら悪霊の術に対抗できる力が、ナリナリーになければ、私たちは負けていただろう。だから、対抗できたらいいなぁと」
「って、ちょっと。要するにただの博打か?」
「そう、博打だ。そして博打なら、十割ダメだと解っている目に張る馬鹿はいない。どうせ張るしかないのなら、一割でも一分でも、勝つ目に賭けるのは当然だろう? 肝心なのは勝った後で、ちゃんと最初から自信満々だったぞという態度を見せることだな」
「……」
ず~っと思ってきたことだが、やはりこの尼さんは違う。あらゆる意味で違いすぎる。本当に聖職者なんだろうかこの人は、とジュンはしみじみ思った。
「ほら。もう降りた方がいいだろう」
「ん? あ、そうだな」
ジュンはエイユンの背から降りた。少しは回復したようで、何とか立てる。
立ったその場所は、丘が吹き飛んでできた台地から下りきった場所。
街外れ、街への入り口だ。
「ジュンさああぁぁん! エイユンさああぁぁん!」
ルークスとソウキが、走ってくる。
登り始めた朝日を背にして凱旋してきた、ジュンとエイユンを迎えに。
シャンジルの館が跡形なく吹っ飛んだおかげで、シャンジルの財産も、アルヴェダーユやジェスビィに関する貴重な資料なども全て消失した。街の人々はシャンジルに騙されていたという意識自体がないので、教団は悪質な霊感商法などしてはいないということになり、つまり騎士団に突き出して報奨金、というのもできない。
街の人々からの歓声は浴びたものの、結局今回、ジュンは一銭の稼ぎにもならなかった。
「不満か?」
「当然だろ」
戦いから数日が過ぎた宿の一室。回復したエイユンは、元通りの僧衣を纏って、杖も持って、旅立ちの用意を整えていた。
二階の窓からは、活気のある町並みがよく見える。
「ほらジュン、見てみろ。確かに苦しく辛かったが、戦った甲斐があったというものだろう。もう、この街は大丈夫だ」
復活したジェスビィは、アルヴェダーユとその使徒シャンジルを殺してしまった。だが、街の人たちの祈りに応えて顕現した新しい神ナリナリーと、その力を授かった尼僧と、その仲間に倒される。それによってこの街は、いや地上界は救われた、ということで。
そんな事件を経たこの街では、アルヴェダーユとナリナリーとを崇め、ルークスを教祖とした新しい宗教が興された。
もともとアルヴェダーユ教団に在籍していたソウキも、ルークスの側でその活動を支えている。整体による治療や、護身や健康の為の武術の指導などに励み、せめてもの罪滅ぼしとするつもりだそうだ。
「めでたしめでたしのハッピーエンド、だよな街としては」
ベッドに腰掛けたジュンは、まだブツブツ言っている。その顔に不満を露にして、側に立っているエイユンを見上げている。
エイユンはそんなジュンに微笑みかけた。
「嬉しいぞ。私との別れを、そこまで嫌がってくれるとはな。うん、本当に嬉しい」
「そ、そんなこと言うんだったら、」
と立ち上がりかけたジュンの肩を、エイユンは押さえて首を振った。
「仕方がないだろう。私は今、修行中の身なんだ。人助けの為に、誰かと共に何らかの活動をすることはあっても、それが片付いた後まで、仲良く手を取り合って道を行くわけにはいかない。そういうことは、禁じられている」
「らしくないぞ」
「そうか? 私は至って、生真面目で堅物な尼僧のつもりなのだがな。人々が幸せに暮らせるよう、その心の支えの一つとなるのが宗教のあり方、そして聖職者の務め。私は常に、自身がそうありたいと考えている」
ジュンを座らせたエイユンは、ジュンの肩から手を放すと、放したその手で、そっと目元を拭いながら背を向けた。
「これから先、遠くにいても、きっと私の耳に聞こえてくるだろう。冒険者たちの噂話や、吟遊詩人の歌などで。正義の大魔術師、フィルドライ=ジュンの伝説が。私はそれを聞きながら、君との思い出を……」
エイユンの肩が震えている。
ジュンは再び立ち上がりかけたが、それよりも早くエイユンが動いた。ドアに向かって走り出す。
「さよならだ、ジュン! 君のことは忘れない!」
「エイユンっっ!」
追いかけようとしたジュンの目の前で、エイユンが出ていった。ドアが叩きつけられるように閉められる。ジュンがそのドアに手をかけ、開けたときには、もうエイユンの姿はなかった。
エイユンが本気になれば、おそらくジュンなど比較にならない脚力、すなわち逃げ足の速さがあるはず。追いかけて追いつくものではないだろう。
「……エイ……ユン」
呟いたその名前に、答える声はなかった。
「そんな残念そうな声を出さなくてもいいだろう」
「だってさ。普通逆だろ、やっぱり。こういうのって」
歩くエイユンの背中で、ジュンがぼやく。
結局ジュンは、エイユンにおんぶされている。
「普通は、俺の方がこう、ヒロインをだな。カッコ良くお姫様だっこして」
「そうだな。それはまた、次の機会に期待しよう」
「……勘弁してくれ。こんなのは生涯一度で充分だ」
そういえばエイユンと組んだ最初の事件の時も、エイユンは重い荷物を軽々と背負って歩いていたなとジュンは思い出す。
もっとも、今のエイユンはあの時とは比較にならないぐらい、疲労している。そんな彼女に背負われているというのは、やはり情けない。
次の機会には、俺がお姫様だっこ。やはり、それを目指さねばなるまい。とジュンは思った。
思いながら、思い出した。
「なあ、エイユン」
「ん?」
「ナリナリーがアルヴェダーユの術を抑えられるほどの存在だってのは、いつ気付いたんだ?」
「いつも何も、説明しただろう? 私の国では、八百万の神といってだな」
「そういうことじゃなくて。ナリナリーがその、ヤオ何とかいうのと同質かどうか、同質だとしてもアルヴェダーユに対抗できるかどうか、は判らないはずだろ。実際に比較できる機会なんてなかったんだから」
「それはだな」
ふふん、と鼻を鳴らしてエイユンは得意げに語った。
「あの淫ら悪霊の術に対抗できる力が、ナリナリーになければ、私たちは負けていただろう。だから、対抗できたらいいなぁと」
「って、ちょっと。要するにただの博打か?」
「そう、博打だ。そして博打なら、十割ダメだと解っている目に張る馬鹿はいない。どうせ張るしかないのなら、一割でも一分でも、勝つ目に賭けるのは当然だろう? 肝心なのは勝った後で、ちゃんと最初から自信満々だったぞという態度を見せることだな」
「……」
ず~っと思ってきたことだが、やはりこの尼さんは違う。あらゆる意味で違いすぎる。本当に聖職者なんだろうかこの人は、とジュンはしみじみ思った。
「ほら。もう降りた方がいいだろう」
「ん? あ、そうだな」
ジュンはエイユンの背から降りた。少しは回復したようで、何とか立てる。
立ったその場所は、丘が吹き飛んでできた台地から下りきった場所。
街外れ、街への入り口だ。
「ジュンさああぁぁん! エイユンさああぁぁん!」
ルークスとソウキが、走ってくる。
登り始めた朝日を背にして凱旋してきた、ジュンとエイユンを迎えに。
シャンジルの館が跡形なく吹っ飛んだおかげで、シャンジルの財産も、アルヴェダーユやジェスビィに関する貴重な資料なども全て消失した。街の人々はシャンジルに騙されていたという意識自体がないので、教団は悪質な霊感商法などしてはいないということになり、つまり騎士団に突き出して報奨金、というのもできない。
街の人々からの歓声は浴びたものの、結局今回、ジュンは一銭の稼ぎにもならなかった。
「不満か?」
「当然だろ」
戦いから数日が過ぎた宿の一室。回復したエイユンは、元通りの僧衣を纏って、杖も持って、旅立ちの用意を整えていた。
二階の窓からは、活気のある町並みがよく見える。
「ほらジュン、見てみろ。確かに苦しく辛かったが、戦った甲斐があったというものだろう。もう、この街は大丈夫だ」
復活したジェスビィは、アルヴェダーユとその使徒シャンジルを殺してしまった。だが、街の人たちの祈りに応えて顕現した新しい神ナリナリーと、その力を授かった尼僧と、その仲間に倒される。それによってこの街は、いや地上界は救われた、ということで。
そんな事件を経たこの街では、アルヴェダーユとナリナリーとを崇め、ルークスを教祖とした新しい宗教が興された。
もともとアルヴェダーユ教団に在籍していたソウキも、ルークスの側でその活動を支えている。整体による治療や、護身や健康の為の武術の指導などに励み、せめてもの罪滅ぼしとするつもりだそうだ。
「めでたしめでたしのハッピーエンド、だよな街としては」
ベッドに腰掛けたジュンは、まだブツブツ言っている。その顔に不満を露にして、側に立っているエイユンを見上げている。
エイユンはそんなジュンに微笑みかけた。
「嬉しいぞ。私との別れを、そこまで嫌がってくれるとはな。うん、本当に嬉しい」
「そ、そんなこと言うんだったら、」
と立ち上がりかけたジュンの肩を、エイユンは押さえて首を振った。
「仕方がないだろう。私は今、修行中の身なんだ。人助けの為に、誰かと共に何らかの活動をすることはあっても、それが片付いた後まで、仲良く手を取り合って道を行くわけにはいかない。そういうことは、禁じられている」
「らしくないぞ」
「そうか? 私は至って、生真面目で堅物な尼僧のつもりなのだがな。人々が幸せに暮らせるよう、その心の支えの一つとなるのが宗教のあり方、そして聖職者の務め。私は常に、自身がそうありたいと考えている」
ジュンを座らせたエイユンは、ジュンの肩から手を放すと、放したその手で、そっと目元を拭いながら背を向けた。
「これから先、遠くにいても、きっと私の耳に聞こえてくるだろう。冒険者たちの噂話や、吟遊詩人の歌などで。正義の大魔術師、フィルドライ=ジュンの伝説が。私はそれを聞きながら、君との思い出を……」
エイユンの肩が震えている。
ジュンは再び立ち上がりかけたが、それよりも早くエイユンが動いた。ドアに向かって走り出す。
「さよならだ、ジュン! 君のことは忘れない!」
「エイユンっっ!」
追いかけようとしたジュンの目の前で、エイユンが出ていった。ドアが叩きつけられるように閉められる。ジュンがそのドアに手をかけ、開けたときには、もうエイユンの姿はなかった。
エイユンが本気になれば、おそらくジュンなど比較にならない脚力、すなわち逃げ足の速さがあるはず。追いかけて追いつくものではないだろう。
「……エイ……ユン」
呟いたその名前に、答える声はなかった。
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