主人公（ヒロイン）は、悪役令嬢を攻略をする

ダークスピーンアローの破壊物（139話）

☆ヒロイン（主人公）は、悪役令嬢を攻略をする☆

(138話と139話は、同じ時間軸です。
2つで１つの話ですから２つとも読んで下さい)

～第139話～

私とジュリーちゃんの２人でジュリーちゃんの家に里帰りしました。
ジュリーちゃんの抱えている悩みを打ち上げてくれてジュリーちゃんと距離が縮まった気がしました。
私は、ジュリーちゃんと私の破滅フラグを回避する為にもっと強くならないといけないって思いました。
だから森の中で魔法の練習をする事にしました。

「あれ？
アンジュ様、今から何処かに出掛けるのですか？」

アイリスちゃんは、学園を出ようとしている私に気がつきました。
そして何処に行くのか質問しました。

「少しだけ魔法の練習をしようと思いました。
だから森まで行って来ます」

私は、魔法の練習を知らせるのが恥ずかしくてほんのり顔を赤らめて自分の頬っぺたを右手の人差し指で触り魔法の練習の為に森まで行く事を知らせました。

「魔法の練習ですか……？

そうですか……
アンジュ様の事ですから何かあるのですね……
でも無理だけは、しないでくださいね」

アイリスちゃんは、心配そうに私の両手を握り締めて無理をしない事をお願いしました。

「大丈夫でよ。
無理をするつもりは、ありません。
ですからから安心をしてください」

私は、アイリスちゃんはの両手を握り返してアイリスちゃんを安心をさせるように優しく微笑みました。

私は、アイリスちゃんと別れて森に向かいました。

（でもアイリスちゃんって魔法の練習だけなのに心配しすぎですよね。
魔法の練習だけでも私の事を心配をしてくれるだなんてアイリスちゃんたら優し過ぎます！
アイリスちゃんってマジ天使だよね！
さすがは、私のアイリスちゃんですよ！）

私は、アイリスちゃんの事を考えて変質者の様に息を荒くしました。

森に着くと少しだけ周りを見渡しました。

「今度は、どんな魔法を練習をしましょうか……？
大きな魔法は、被害が出ますよね……
もっと小さくて実用できる魔法が良いですよね……」

私は、どんな魔法だったら役に立つか口元を押さえて考え込みました。
ふと、１つ試してみたい魔法を思い出しました。

「『ダークスピーンアロー！！』」

私は、背中に黒色の羽を四枚出して黒色の輪っかを頭の上に出しました。
そして手のひらに１メートルくらいの黒色の矢を出して矢を高速に回転させて前に放ちました。
森の中に矢が飛んでいきました。
何かに当たるとお湯が高々と空にに湧き上がりました。

「えっ！？
い、いったい何に当たったのですか！？」

私は、慌てて矢が当たった方に向かいました。
建物らしいところからお湯が空に飛び出いるのに気がつきました。

「も、もしかして、私が何かを壊したのですか！？」

建物から女性と子供の女の子が戸惑いながら私を見つめていました。
私は、何かを破壊してしまったと思い冷や汗を出して乾いたように苦笑いを浮かべました。
私は、慌てて頭を深々と下げて女性と女の子に破壊した事を謝りました。
逃げるように飛んでその場を離れました。

「やっぱり魔法の練習は、もう少しだけ気をつけた方が良いですよね……
人に魔法が当たらなかったのは良かったです……
でももっと注意をしないといけませんね」

私は、空を羽で飛びながら魔法を使うのは、もう少し注意をしようと思いました
そのまま学園に戻りました。


ーTo Be Continuedー

ここで物語を楽しめる様に説明の文章を書きます。

女神様（女神エリーゼ様）が舞い降りたパート9の137話とダークスピーンアローの破壊物の138話は、同じ時間軸です。

ダークスピーンアローがたまたま温泉の元湯の岩盤に当たり岩盤を割って温泉のお湯を湧き出しました。
アンジュは、温泉のお湯を堀当てたって夢にも思っていません。

アンジュは、女神エリーゼ様が自分の事を言われているって気づいていません。

その事を理解して女神様（女神エリーゼ様）が舞い降りたパート9の137話とダークスピーンアローの破壊物の138話をもう一度読んでもらえたら嬉しいです。