主人公（ヒロイン）は、悪役令嬢を攻略をする

遥か昔の神話の出来事パート2（183話）

☆ヒロイン（主人公）は、悪役令嬢を攻略をする☆

～第183話～

ルージュが下界に降りて人間の子供達と遊ぶ様になりました。
エリザベスとシャドーもルージュと一緒に下界に降りて人間の子供達と遊ぶ様になりました。
でもエリザベスは、ある事が心配でした。
だから天界に保管されている誰も見る事が許されないある本を手にいれる為に無断で忍び込んで本を手にいりました。
私は、本を読んでとんでもない事に知りました。


「う、嘘でしょう……？
これ以上、ルージュやシャドーにあの子供達に関わらせる訳にいけません……
憎まれてもルージュ達を下界に降りるのを止めないといけません！？」

エリザベスは、読んでいけない本を地面に落として呆然と空を見上げました。
エリザベスは、ルージュ達と子供達を関わらせない様にしようと心に決めました。

「ルージュ、たまっている仕事があるからしばらく下界に降りるのを禁止ですね。
それに大切なお役目もあるのですよ」

エリザベスは、ルージュが逃げない様に拘束魔法でエリザベスとルージュを繋いでルージュがしばらく下界に行くのが禁止な事を命令しました。

「え、えーー！？
エリザベスちゃん、それは、横暴ですよ！？」

ルージュは、エリザベスに下界に降りるのを禁止だと言われると涙目で不満を伝えました。

「誰が横暴ですか。
仕事を溜めているルージュが悪いのですよ……」


エリザベスは、腰に両手を当ててジトーとルージュを見つめました。
ルージュが自業自得な事を知らせました。

「うっ……解りましたよ……
しばらく下界に降りるのを止めます……」

ルージュは、エリザベスの態度を見て落ち込んだ様に地面に両手を当てて涙目でエリザベスを見つめました。
エリザベスは、あの子供達と関わらせる訳にいかないって思いました。
それが後で恨まれる事になってもって心に誓いました。

「エリザベス、私達に何か隠し事をしていない？
最近のエリザベスは、変だよ。
いきなりルージュに下界に降りるなって言ったり前までそんな事を言わなかったよね」

シャドーは、エリザベスを呼び止めました。
そして最近のエリザベスは、変だと指摘しました。

「隠し事ですか？
どうしてそう思うのですか？

私は、元々下界に行く事が反対だったのですよ！
下等生物の人間に関わるなんて許されない事なのですよ！」


エリザベスは、真実を知ってしまいどうしたら良いのか解らずに涙を流して

大切な子供達の事を下等生物って例えました。


「エリザベス……

解りました。
今は、何も聞きません。
でも悩みがあるのでしたら必ず私達に話してくださいね」

シャドーは、エリザベスのつらそうな態度を見てこれ以上何も聞けないって思いました。
悩みがあるのならばいつか聞かせてほしい事をお願いしました。
エリザベスは、これ以上シャドーと話したら隠している事がばれると思い何も言わないで差って行きました。
それからしばらく日にちが立ちました。
エリザベスは、ルージュ達に隠し事を言えずにいました。

「……エリザベス、少しだけ良いですか？
エリザベスの隠し事が気になりエリザベスの部屋を調べさせてもらいました。
そしたらこの本を見つけました。
何で黙っていたんだですか？」

シャドーは、隠し事が書かれている秘密の本を私に見せて何故黙っていたのか質問しました。

「……話したからっていってどうかしましたか？
これは、しかたがない事です」

エリザベスは、自分の動揺を誤魔化す様にシャドーを睨みました。

「しかたがない事がないでしょう！
このままでは、ルージュがつらい思いをするって解っているでしょう！
私は、止めても行きますからね！
今からでも間に合うかも知れないです！！」

ルージュは、エリザベスの隠していた事を何故黙っていたのか怒りました。
今からでも間に合うかも知れないからって思い下界に急ぎました。
エリザベスは、辛そうに俯きました
しばらくするとエリザベスもシャドーを追い掛ける様に下界に降りました。

そしてシャドーとエリザベスを追い掛けて下界に降りるもう一人の存在がいたのに気がついていませんでした。


ーTo Be Continuedー