主人公(ヒロイン)は、悪役令嬢を攻略をする

ねがぽじ

文字の大きさ
226 / 386

空から舞い降りた天使ちゃんパート1(226話)

しおりを挟む
☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆

(アンジュが子供になっています。
だからわざと子供の言葉を表す為にわざと誤字脱字を沢山使って間違った言葉を使っています。
読みにくかったらすいません)

(226話と227話は、同じ時間軸です)

~第226話~

☆空から舞い降りた天使ちゃんパート1☆

(魔族と人間のハーフの子供のラミーの兄のシスイの視点です)

俺達と同じ女神エリーゼ様に助けてもらった子供達に出会った。
弟の名前がアキラだ。
そして姉の名前がメグムだ。
同じ女神エリーゼ様に助けてもらった同士で気が合い直ぐに仲良くなった。
アキラ達と一緒に秘密の場所に行く為に森の中を通った。
でも途中で狼の群れに襲われた。
俺達は、逃げられないと解り死ぬのを覚悟した。
でも女神エリーゼ様にまた助けてもらった。
そして女神エリーゼ様に命を助けられた。
それからしばらくして森の中に何か落ちる大きな音がした。
何かあると思い何か落ちた場所に向かった。
その場所の辺りは、森がえぐる様にクレーターが出来ていた。
その中央に風が吹いたら消える様な儚い6歳ぐらいの女の子が立っていた。

「お前、大丈夫か!?
怪我をしていないのか!?」

俺は、クレーターの中央にいたから怪我をしたのか不安になり慌てて女の子に近寄った。

「あい、にがをしてないれす……(はい、怪我をしていないです)
おにいたんは、だれれすか?(お兄ちゃんは、誰ですか?)」

幼女は、夢心地の様にボーとしながら俺を見つめました。
怪我がないことを知らせました。
そして俺が誰なのか質問しました。

「俺の名前は、シスイだ。
自分の名前は、言えるのか?」

俺は、自分の名前を知らせました。
そして幼女に名前を質問しました。

「うんと……あんじゅれす……(うんと……アンジュです……)」

アンジュは、両手を前で握り締めた自分の名前を教えてくれた。

「アンジュって言うんだな。

アンジュは、何故こんなところにいたんだ?」

俺は、アンジュに何故こんなところにいたのか質問しました。

「わからないれす……(解らないです……)
きがついたらここにいまちた……(気がついたらここにいました……)」

アンジュは、不安そうにおどおどとして気がついたらここにいたから解らない事を知らせた。

「そうだったんだな……
それだったら一緒に来るか?」

俺は、アンジュがここにいた理由が訳ありだと思いました。
ここでアンジュを見捨てたら女神エリーゼ様に顔が向けられないって思いました。
アンジュに一緒に来るのか質問しました。

「あい、いっしょにいきたいれしゅ……(はい、一緒に行きたいです……)」

アンジュは、無邪気に微笑んで一緒に行きたい事を知らせました。

「それならば決まりだな。
それでは、行こうぜ」

俺は、アンジュの手を握り締めて自分の家に向かった。

「ただいま、ラミー」

俺は、アンジュと一緒に家に入るとラミーにただいまの挨拶をした。

「お帰りなさい、シスイお兄ちゃん。

あれ、この子は、誰なのですか?」

ラミーは、俺の後ろに隠れているアンジュに気が付いて誰なのか質問しました。

「森の中で知り合ったアンジュだ。
どうやら、何か訳あるみたいだった。
だから連れてきた」

俺は、アンジュの頭を優しく撫でて優しくアンジュを見つめました。
アンジュをほっとけない事を知らせた。

「そうだったのですね……
アンジュちゃん、私の名前は、ラミーです」

ラミーは、しゃがんでアンジュの目線に合わせて優しく微笑んで自分の名前を知らせた。

「うんと……らみーおねえたん……?(うんと……ラミーお姉ちゃん……?)」

アンジュは、可愛らしくて首を傾げてラミーの名前を呼んだ。

「はい、そうです。

うぅ……アンジュちゃんたら可愛らしいです!?」

ラミーは、アンジュのしぐさが可愛らしくてたまらずにアンジュに抱き着いた。
アンジュは、ラミーの態度を見てきょとんとしていた。

それからしばらく俺とアンジュとラミーの3人生活が始まった。
アンジュが新しい妹の様に思えて楽しかった。

「アンジュ、遊び疲れて寝てしまったな……」

俺は、アンジュをおんぶして森の中を歩いていた。

「しかたがありません。

あんなに走り回っていました。
だから疲れるのは、当たり前です……」

ラミーは、新しく出来た妹の様に優しくアンジュを見つめた。
突然空に魔族達が現れた。

「久しぶりだな。
まさか俺達魔族から逃げられると思ったか?
子供が1人増えているみたいだな。
その子供も合わせて皆殺してやるぞ」

太っている魔族は、爪の伸ばして下品に笑った。
魔族達が一斉に襲いかかってきてせめてアンジュだけでも護ろうって思いアンジュを強く抱き締めた。
突然アンジュが黒色に輝き始めて頭に黒色の輪っかと背中に羽が現れると黒色の光が辺りを包み込んだ。
黒色の光に魔族達が呑み込まれて魔族達が消滅をした。

「い、いったい、何が起きたんだ……?
それにこの力は、まるで女神エリーゼ様の力のようだ……
アンジュは、いったい何者なんだ……?」

俺は、アンジュの力で魔族達を一瞬で消滅させたのを見て戸惑いまるで女神エリーゼ様の様だと思いました。
俺達は、それから直ぐ家に帰りアンジュを布団に寝かせて俺達も寝ました。
でもなんだか胸騒ぎがして目を開けるとアンジュの姿がなかった。
俺は、慌ててラミーを起こしてアンジュを探しに森の中を探しました。
しばらくすると泉の上に頭に黒色の輪っかと背中に羽が現れたアンジュが宙に浮いていました。

「アンジュ、探したぞ。
ほら、帰ろうぜ」

俺は、アンジュの方に右手を向けて俺達の家に帰るのを提案した。

「うんん、そろそろもどらないとらめれす……(うんん、そろそろ戻らないと駄目です……)」

アンジュは、軽く首を横に振り何処かに戻らないといけない事を伝えた。

「戻るって何処にだよ?」

俺は、嫌な予感がしながら何処に戻るのか質問した。

「あそこれす(あそこです)」

アンジュは、空を指差してそこに帰る事を伝えた。
俺は、直ぐに天界に帰るって事を言ったのだと理解した。

「どうしても帰らないといけないのか?
俺達とこのままここで暮らしていてもいいだろ。
ラミーも喜ぶよ。
俺も嬉しいからさ」

俺は、アンジュを引き留めるのが無駄だと解っていても一緒に過ごしたいってお願いしました。

「ごめんちゃい……(ごめんなさい……)
たいせつなひとがまっていましゅ……(大切な人が待っています……)」

アンジュは、つらそうに表情を浮かべて大切な人が待っている事を伝えた。

「シスイお兄ちゃん、アンジュちゃんを困らせた駄目ですよ。
きっとアンジュちゃんには、きっと帰らないと行けない何か理由があります。
例えば天使の力を使ってしまったからとかです……」

ラミーは、つらそうに俺達の為に力を使った為に天界に帰らないと行けない事を指摘した。

「そんな……」

俺は、俺達のせいで天界に帰らないと行けないって事に気が付いて絶望をした。

「もういかないといけまちぇん……(もう行かないといけません……)
しすいおにいたん、らみーおねえたん、いままでありがとうじゃいましゅ(シスイお兄ちゃん、ラミーお姉ちゃん、今までありがとうございます)」

アンジュは、つらそうに俯きました。
そして直ぐに顔を上げました。
もう行く事を知らせました。
するとアンジュの体が黒色に輝き始めて徐々にアンジュの体が消え始めて気がつくとアンジュの姿が消えました。

「こちらこそありがとうな、アンジュ……」

俺は、アンジュが消えた場所を見つめて涙を流した。

「こちらこそありがとうございます、アンジュちゃん……」

ラミーもアンジュが消えた場所を見つめて涙を流しました。

こうして俺とラミーとアンジュの長くて短い3人の生活は、終わった。
俺は、自分が弱いせいでアンジュを不幸にしたのが許せなくて必ず強くなるって心に誓った。


ーTo Be Continuedー
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件

さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。 数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、 今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、 わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。 彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。 それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。 今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。   「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」 「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」 「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」 「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」   命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!? 順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場―― ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。   これは―― 【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と 【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、 “甘くて逃げ場のない生活”の物語。   ――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。 ※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。

セクスカリバーをヌキました!

ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。 国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。 ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

隣に住んでいる後輩の『彼女』面がガチすぎて、オレの知ってるラブコメとはかなり違う気がする

夕姫
青春
【『白石夏帆』こいつには何を言っても無駄なようだ……】 主人公の神原秋人は、高校二年生。特別なことなど何もない、静かな一人暮らしを愛する少年だった。東京の私立高校に通い、誰とも深く関わらずただ平凡に過ごす日々。 そんな彼の日常は、ある春の日、突如現れた隣人によって塗り替えられる。後輩の白石夏帆。そしてとんでもないことを言い出したのだ。 「え?私たち、付き合ってますよね?」 なぜ?どうして?全く身に覚えのない主張に秋人は混乱し激しく否定する。だが、夏帆はまるで聞いていないかのように、秋人に猛烈に迫ってくる。何を言っても、どんな態度をとっても、その鋼のような意思は揺るがない。 「付き合っている」という謎の確信を持つ夏帆と、彼女に振り回されながらも憎めない(?)と思ってしまう秋人。これは、一人の後輩による一方的な「好き」が、平凡な先輩の日常を侵略する、予測不能な押しかけラブコメディ。

巨乳すぎる新入社員が社内で〇〇されちゃった件

ナッツアーモンド
恋愛
中高生の時から巨乳すぎることがコンプレックスで悩んでいる、相模S子。新入社員として入った会社でS子を待ち受ける運命とは....。

旧校舎の地下室

守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。

【魔法少女の性事情・1】恥ずかしがり屋の魔法少女16歳が肉欲に溺れる話

TEKKON
恋愛
きっとルンルンに怒られちゃうけど、頑張って大幹部を倒したんだもん。今日は変身したままHしても、良いよね?

処理中です...