主人公（ヒロイン）は、悪役令嬢を攻略をする

祭壇の前で歌ってみました(231話)

☆ヒロイン（主人公）は、悪役令嬢を攻略をする☆

（アンジュが子供になっています。
だからわざと子供の言葉を表す為にわざと誤字脱字を沢山使って間違った言葉を使っています。
読みにくかったらすいません）

（230話と231話は、同じ時間軸です）

～第231話～

私は、元に戻る薬の材料のマンドラスイレンと奇跡の水を持って聖フォルテ学園に戻ってきました。

「アンジュお姉ちゃん、学園に戻って来ていたのですね。
その体では、いろいろと大変ですよね」

エリカちゃんは、私に気が付いてニコニコ笑顔で私に近寄りました。

「あっ、えりかしゃん（あっ、エリカちゃん）
そうでしゅね……（そうですね……）
たしかにいろいろとたいへんでしゅがなれたらそんなにもくろうちましぇんよ（確かに色々と大変ですが慣れたらそんなに苦労しませんよ）」

私は、子供っぽく無邪気にニッコリと笑い大変だけれどもなれたら苦労でない事を知らせました。
でも子供になっているために舌足らずで上手く喋れませんでした。

「うぅ……アンジュお姉ちゃん、可愛らしすぎます！？」

エリカちゃんは、私の舌足らずの話し方としぐさ可愛らしすぎた為に私に抱き着き頬っぺたをすりすりとしました。

「わわ、おちついてくらしゃい、えりかしゃん！？（わわ、落ち着いてください、エリカちゃん！？）」

私は、エリカちゃんの言動と行動を見て慌ててエリカちゃんの体を触り落ち着いてほしい事をお願いしました。
でも子供になっているために舌足らずで上手く喋れませんでした。

「いったい何事かしら？
こんなところで騒がないいただけませんか？」

ジュリーちゃんは、私とエリカちゃんの行動を見て軽くため息を吐いてこんなところで騒がないでほしい事をお願いしました。

「うぅ……じゅりーしゃん、たしゅけてくらたい……（うぅ……ジュリーちゃん、助けてください……）」

私は、目をうるわせてジュリーちゃんに助けてほしい事をお願いをしました。
でも子供になっていた為に舌足らずで上手く喋れませんでした。

「っ！？

そんな顔で誘惑をするアンジュ様が悪いのですわ……」

ジュリーちゃんも私に抱き着いて頬っぺたをすりすりとしました。

「ふぇーー！？（ふぇーーー！？）
じゅりーしゃんもおちついてくらしゃい！？（ジュリーちゃんも落ち着いてください！？）」

私は、ジュリーちゃんの体を触り落ち着いてほしい事をお願いしました。

「あ、あの……これは、いったいどういう事でしょうか……？」

マリー様は、私がエリカちゃんとジュリーちゃんにもみくちゃにされているのを見て戸惑いながら私達を見つめました。

「あっ、まりーしゃま、おねがいしましゅ、たしゅけてくらしゃい！？（あっ、マリー様、お願いします、助けてください！？）」

私は、マリー様に気が付いて目をうるわせてマリー様に助けてほしい事をお願いしました。
でも子供になっているために舌足らずで上手く喋れませんでした。

「はぅ！？
アンジュ様たら可愛らしすぎます……」

マリー様は、私のしぐさを見てあまりの可愛らしさに鼻血をだらだらと出して倒れて気を失いました。
そして幸せそうに微笑みました。

「ま、まりーしゃま、らいじょうぶれふか！？（マ、マリー様、大丈夫ですか！？）」

私は、マリー様が鼻血を流して気を失ったのを見て慌てて大声でマリー様の体調を確認をしようとしました。
でも子供になっているために舌足らずで上手く喋れませんでした。

「こ、これは、どんな状況なのですか……？」

アイリスちゃんは、この惨劇の様な状況に戸惑いながらどんな状況なのか質問しました。


「あっ、あいりすしゃん、おねがいちましゅ（あっ、アイリスちゃん、お願いします）
たしゅけてくらしゃい（助けてください）」

私は、アイリスちゃんに気がつくと目をうるわせて涙目でアイリスちゃんに私を助けてほしい事をお願いしました。
でも子供になっているために舌足らずで上手く喋れませんでした。

「っ！？」

アイリスちゃんは、私のしぐさを見て目に止まらない早さで私を抱き抱えるとその場を離れました。
そしてそのままアイリスちゃんの部屋に連れ込まれました。

「ありがとうごじゃいましゅ、あいりすしゃん（ありがとうございます、アイリスちゃん）」

私は、ニッコリと笑いアイリスちゃんに助けてもらった事のお礼を伝えました。
でも子供になっているために舌足らずで上手く喋れませんでした。

「はっ！？
す、すいません、アンジュ様が可愛らしすぎてついアンジュ様を私の部屋に持って帰ってしまいました……」

アイリスちゃんは、慌てて頭を下げて私が可愛らしすぎて私をお持ち帰りした事を謝りました。

「いえ、あいりすしゃんのおかげでたしゅかりました（いえ、アイリスちゃんのお陰で助かりました）
れすからきにしないでくらしゃい（ですから気にしないでください）」

私は、ニッコリと笑いアイリスちゃんのおかげで助かったから気にしないでほしい事を知らせました。
でも子供になっているために舌足らずで上手く喋れませんでした。

「うぅ……アンジュ様のその可愛らしさは、反則です……」

アイリスちゃんは、私のしぐさを見て鼻血をだらだら流して私の可愛らしさが反則な事を知らせました。

「てぃへへーー、ごめんなしゃい、あいりすしゃん（ティへへー、ごめんなさい、アイリスちゃん）

それでは、でみいりごすしゃんのところにもとにもどるくすりをつくってもらうためにあいにいきましゅね（それでは、デミウルゴスさんのところに元に戻る薬を作ってもらう為に会いに行きますね）」

私は、両手を合わせてアイリスちゃんに謝りました。
デミイリゴスさんに元に戻る薬を作ってもらうために会いにいく事を知らせました。
でも子供になっているために舌足らずで上手く喋れませんでした。

「はい、解りました。
頑張ってくださいね」

アイリスちゃんは、薬の作ってもらうのを頑張る事を応援しました。

私は、アイリスちゃんと別れてデミイリゴスさんのところに向かいました。

「でみいりごすしゃん、もとにもどるくすりのざいりょうをもってきまちた（デミウルゴスさん、元に戻る薬の材料を持って来ました）」

私は、元に戻る薬の材料を持ってきた事を知らせました。
マンドラスイレンと奇跡の水をデミイリゴスさんに渡しました。

「おーー、持ってきた、良く集められたな。
これだ、これだ！
あっ、すまないがもう１つ、集めてほしい物があるんだ。
生命の花って言う物だ。
確か天界に咲いていた花だ。
でもシティオブフラウアでも咲いていたはずだ。
ただ問題があるのだがな……

まあ、アンジュならばどうにかするだろう。
頑張れよ、アンジュ」

デミイリゴスさんは、私からマンドラスイレンと奇跡の水を受け取り満足そうに頷きました。
この材料が欲しかった事を知らせました。
思い出した様に顔をあげて生命の花も取ってきてほしい事をお願いしました。
私は、デミイリゴスさんの意味ありげな表情を見てどうしてそんな表情を浮かべたのか疑問に思いました。

「あい、わかりまちた（はい、解りました）
せいめいのはなをとってきましゅね（生命の花を取って来ますね）」

私は、ニッコリと笑い生命の花を取って来る事を知らせました。
でも子供になっていた為に舌足らずで上手く喋れませんでした。

私は、デミイリゴスさんにシティオブフラウアの場所を地図で教えてもらいました。
そしてダークテレポートでシティオブフラウアに瞬間移動をしました。
そして綺麗な祭壇の前に瞬間移動をしました。
祭壇の前に神父さんと女性が立っていました。

「わーー、きれいなさいだんれしゅね！（わーー、綺麗な祭壇ですね）
うんと……うたをうたいたくなりまちた……（うんと……歌を歌いたくなりました……）」

私は、祭壇が綺麗で興奮をした様に見つめました。
教会の礼拝のミサで聖歌を歌った時の事を思い出して目を瞑り気持ちを込めて歌いました。
歌に反応する様に黒色の羽が背中に頭に黒色の輪っかが現れました。
私の体が黄金色に輝いて黄金色の光が街全体を包み込みました。
私は、目を瞑っていた為に私の体が黄金色に輝いている事に気が付いていませんでした。

「なんて綺麗な歌声でしょう……
私の歌と大違いです……」

女性は、私の歌を聞いて感動した様にうっとりと私を見つめました。

「んーー、さいだんのまえでうたをうたうのがきもちよかったれしゅ（んーー、祭壇の前で歌を歌うのが気持ち良かったです）
それでは、かえりましょう（それでは、帰りましょう）」

私は、祭壇で歌うのが教会の聖歌隊として歌うみたいで気持ち良くてニコニコ笑顔になりました。
そして祭壇の前に立っている神父さんと女性に軽く頭を下げていきなり歌を歌った事を謝りました。

私は、祭壇の近くに咲いている生命の花を取って瞬間移動で学園のデミイリゴスさんのところに戻りました。


ーTo Be Continuedー


ここで物語を楽しめる様に説明の文章を書きます。


空から舞い降りた天使ちゃんパート3の230話と祭壇の前で歌ってみましたの231話は、同じ時間軸です。

アンジュは、目を瞑り歌っていたために自分の歌に答えるように自分の体を黄金色に輝いているのも生命の花を甦ったのも地脈の魔力が甦ったのも自分の力によるものだと気づいていません。
アンジュは、普通に歌を歌っているつもりです。
アンジュは、前世の天使だった時の癖で無意識魔力を込めました。

アンジュは、天使の子供だと勘違いをしているのに気がついていません。

その事を理解してもう一度空から舞い降りた天使ちゃんパート3の230話と祭壇の前で歌ってみましたの231話を読んでもらえたら嬉しいです。