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第13章 2度目の学園生活
98 エルフの食事事情
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宿に泊まった翌日の四の鐘が鳴り響いた頃。
既に起きていた私が作業をしているとベッドの方向からモゾモゾと動く気配がした。
「ん……ここは?」
ゆっくりと起き上がったリーベは、瞳を薄らと開けると眠そうに目をこすりながらキョロキョロと周りを見渡していた。
相当疲れていたようで森を抜けた頃から今までの間眠っていたわけだが、顔色などは悪くないので少し安心だ。
「おはよう。ここはエスペルト王国ノーティア公爵領の領都にある宿だよ」
簡単にリーネが寝ている間のことを説明すると彼女は不安そうに頷いていた。
助けた時に話はしていてもいきなり知らない環境にいるのだから不安になるのも仕方のないことだろう。
「カレナ……さんは?」
「少し身体を動かしてくるらしいわ」
私もカレナも可能であれば起きてすぐに身体を動かすタイプだ。私と入れ替わりで宿を出て行ったことを考えれば、もう少し経てば戻ってくることだろう。
「そう……ティアさんは……何をしているの?」
不思議そうに問いかけてきたリーベの視線は、私の手元にあるエメラルドに向けられていた。
「認識阻害の魔術具を作ろうと思ってね。特に何があるってわけじゃないけど念の為ね」
エスペルト王国は人間至上主義というわけではないが、それでも人間以外を見かけることはほとんどない。耳が長いエルフが街の中を歩いていれば排斥されることはなくても相当目立ってしまうだろう。リーベの安全を守るためにもできるだけ騒ぎにならないほうが良い。
「これを首に下げていれば目立たなくなって人の印象に残りづらいわ。付けるかどうかは貴方に任せる」
魔術を刻んだ宝石と手持ちのアクセサリを魔術を使って加工すれば首飾りが完成した。
出来栄えを確認してリーベに差し出すと物珍しそうに眺めている。
「つけてあげようか?」
私が問いかけるとリーベがこくりと頷いてくれた。
後ろからそっと首飾りをかけてあげるとリーベは鏡の前に立って「綺麗……」と呟いて見入っていた。
僅かとはいえ表情を緩めているところを見る限り気に入ってくれたようで何よりだ。
「おかえり」
リーベのことを眺めているとカレナが戻ってきたので扉が開くと同時に言葉にする。
「ただいま戻りました。ティア様報告が……」
カレナはそう言うと私に耳打ちしてきた。
どうやら王の影がカレナに接触してきたらしく私との関係を尋ねてきたらしい。
情報に長けている王の影は、当然カレナがSランク冒険者にして元近衛騎士である事を知っている。それは一般的な貴族でさえ存在を知らない影のことを知る稀有な人物ということでもある。
王の影としてはカレナと敵対したくないはずで接触してくることは想定の一つだった。
「私とティア様の関係は予定通りに、リーベについても二人で保護することになったと簡単に伝えてあります」
「ありがとう。結果的には良かったのかもね」
王の影相手に隠し事は難しく、嘘も通用しない。だからこそ都合の良い事実だけを並べることで納得させるつもりだった。
元々、情報共有のためにカレナと連絡を取り合うため、冒険者の仲間として今回のように依頼への同行という形を考えていた。
けれど、リーベを保護したことで状況は一変する。
リーベがどのような選択をしたとしても私とカレナが保護者になることは変わらない。こう言ってはなんだがリーベのおかげで私とカレナが一緒にいる機会が増えてもおかしくないわけだ。
「カレナさん」
私とカレナがこそこそと話しているとリーベが近くにやってきた。首飾りに手を添えて僅かに笑みを浮かべながら「似合う?」と問いかけ、カレナも「似合うよ」と言ってリーベの頭を優しく撫でる。
親子のような二人のやり取りは、見ているだけでも微笑ましく思えた。
「ティアさん、ありがと……大事にすっ……!」
リーベはお腹の音を響かせると顔を赤くして言葉を詰まらせる。
最初の会った時に比べて少しだけだが表情が動くようになっている。その徐々に垣間見る子供らしさに私も背伸びをして頭を優しく撫でた。
「とりあえず朝ごはんでも食べに行こうか」
身支度を整えてから宿の一階へと降りることにした。
ここの宿の一階には、レストランやカフェなども併設されている。この時間であれば並ぶことなく入れるはずだ。
「簡単な軽食で良いかな?リーベは好きな食べ物とか苦手な食べ物ってある?」
「大丈夫。森の恵みを残すことはできないから」
リーベと出会ってから携帯食料を溶かしたスープくらいしか口にしていなかったため、きちんとした食事は今回が初だ。
エルフの食文化には詳しくないが、あまり気にしなくて良さそうだ。
「じゃあサンドイッチにでもしようか」
カフェに入って注文すれば数種類のサンドイッチと紅茶を運んできてくれた。野菜や肉類、卵などが挟まれているオーソドックスなものだ。
「ん?苦手な物か知らない物でもあった?」
「これってなに?」
リーベはお皿に乗ったサンドイッチを見つめたまま固まっていたが、どうやらパンを知らなかったらしい。
興味津々とした様子でキョトンとサンドイッチを見つめたまま首を傾げていた。
「これはパン……小麦粉を練って作った生地を焼いたものだな。それに具材を挟んだものがサンドイッチでこうやって食べるんだ」
カレナが試しに食べてみせるとリーベも同じようにサンドイッチを口に運んだ。
「おいしい……初めて食べる味……」
「口に合うようで良かった。リーベたちエルフは、普段どのような食事をしているんだ?」
サンドイッチの味付けはドレッシングやマヨネーズを使ったもので、エスペルト王国だけでなく大陸全土で広く親しまれている。
商人たちの間でも比較的安価で取引されていて都市だけでなく農村などでも手に入るものだ。
「猟で手に入れたお肉とか……森で採った恵みを食べることが多いけど……集落ではお野菜も育ててたよ?」
「味付けは?」
「私たちが採ってきた物を使うけど……塩とかは買ってるはず?」
リーベによるとエルフの料理は肉や野菜を焼いたり煮たりした物に、塩や蜂蜜、野菜からとった出汁、果物の果汁などで味付けするらしい。お祭りなどでご馳走を振る舞う時には香辛料も使うそうだが、素材の味を生かすことがほとんどだそうだ。
「今までの優しい味も好きだけど……色々な味が混ざって綺麗になったこの味も好きかも」
リーベはそう言うとパクパクと夢中になりながらサンドイッチを頬張っていた。
既に起きていた私が作業をしているとベッドの方向からモゾモゾと動く気配がした。
「ん……ここは?」
ゆっくりと起き上がったリーベは、瞳を薄らと開けると眠そうに目をこすりながらキョロキョロと周りを見渡していた。
相当疲れていたようで森を抜けた頃から今までの間眠っていたわけだが、顔色などは悪くないので少し安心だ。
「おはよう。ここはエスペルト王国ノーティア公爵領の領都にある宿だよ」
簡単にリーネが寝ている間のことを説明すると彼女は不安そうに頷いていた。
助けた時に話はしていてもいきなり知らない環境にいるのだから不安になるのも仕方のないことだろう。
「カレナ……さんは?」
「少し身体を動かしてくるらしいわ」
私もカレナも可能であれば起きてすぐに身体を動かすタイプだ。私と入れ替わりで宿を出て行ったことを考えれば、もう少し経てば戻ってくることだろう。
「そう……ティアさんは……何をしているの?」
不思議そうに問いかけてきたリーベの視線は、私の手元にあるエメラルドに向けられていた。
「認識阻害の魔術具を作ろうと思ってね。特に何があるってわけじゃないけど念の為ね」
エスペルト王国は人間至上主義というわけではないが、それでも人間以外を見かけることはほとんどない。耳が長いエルフが街の中を歩いていれば排斥されることはなくても相当目立ってしまうだろう。リーベの安全を守るためにもできるだけ騒ぎにならないほうが良い。
「これを首に下げていれば目立たなくなって人の印象に残りづらいわ。付けるかどうかは貴方に任せる」
魔術を刻んだ宝石と手持ちのアクセサリを魔術を使って加工すれば首飾りが完成した。
出来栄えを確認してリーベに差し出すと物珍しそうに眺めている。
「つけてあげようか?」
私が問いかけるとリーベがこくりと頷いてくれた。
後ろからそっと首飾りをかけてあげるとリーベは鏡の前に立って「綺麗……」と呟いて見入っていた。
僅かとはいえ表情を緩めているところを見る限り気に入ってくれたようで何よりだ。
「おかえり」
リーベのことを眺めているとカレナが戻ってきたので扉が開くと同時に言葉にする。
「ただいま戻りました。ティア様報告が……」
カレナはそう言うと私に耳打ちしてきた。
どうやら王の影がカレナに接触してきたらしく私との関係を尋ねてきたらしい。
情報に長けている王の影は、当然カレナがSランク冒険者にして元近衛騎士である事を知っている。それは一般的な貴族でさえ存在を知らない影のことを知る稀有な人物ということでもある。
王の影としてはカレナと敵対したくないはずで接触してくることは想定の一つだった。
「私とティア様の関係は予定通りに、リーベについても二人で保護することになったと簡単に伝えてあります」
「ありがとう。結果的には良かったのかもね」
王の影相手に隠し事は難しく、嘘も通用しない。だからこそ都合の良い事実だけを並べることで納得させるつもりだった。
元々、情報共有のためにカレナと連絡を取り合うため、冒険者の仲間として今回のように依頼への同行という形を考えていた。
けれど、リーベを保護したことで状況は一変する。
リーベがどのような選択をしたとしても私とカレナが保護者になることは変わらない。こう言ってはなんだがリーベのおかげで私とカレナが一緒にいる機会が増えてもおかしくないわけだ。
「カレナさん」
私とカレナがこそこそと話しているとリーベが近くにやってきた。首飾りに手を添えて僅かに笑みを浮かべながら「似合う?」と問いかけ、カレナも「似合うよ」と言ってリーベの頭を優しく撫でる。
親子のような二人のやり取りは、見ているだけでも微笑ましく思えた。
「ティアさん、ありがと……大事にすっ……!」
リーベはお腹の音を響かせると顔を赤くして言葉を詰まらせる。
最初の会った時に比べて少しだけだが表情が動くようになっている。その徐々に垣間見る子供らしさに私も背伸びをして頭を優しく撫でた。
「とりあえず朝ごはんでも食べに行こうか」
身支度を整えてから宿の一階へと降りることにした。
ここの宿の一階には、レストランやカフェなども併設されている。この時間であれば並ぶことなく入れるはずだ。
「簡単な軽食で良いかな?リーベは好きな食べ物とか苦手な食べ物ってある?」
「大丈夫。森の恵みを残すことはできないから」
リーベと出会ってから携帯食料を溶かしたスープくらいしか口にしていなかったため、きちんとした食事は今回が初だ。
エルフの食文化には詳しくないが、あまり気にしなくて良さそうだ。
「じゃあサンドイッチにでもしようか」
カフェに入って注文すれば数種類のサンドイッチと紅茶を運んできてくれた。野菜や肉類、卵などが挟まれているオーソドックスなものだ。
「ん?苦手な物か知らない物でもあった?」
「これってなに?」
リーベはお皿に乗ったサンドイッチを見つめたまま固まっていたが、どうやらパンを知らなかったらしい。
興味津々とした様子でキョトンとサンドイッチを見つめたまま首を傾げていた。
「これはパン……小麦粉を練って作った生地を焼いたものだな。それに具材を挟んだものがサンドイッチでこうやって食べるんだ」
カレナが試しに食べてみせるとリーベも同じようにサンドイッチを口に運んだ。
「おいしい……初めて食べる味……」
「口に合うようで良かった。リーベたちエルフは、普段どのような食事をしているんだ?」
サンドイッチの味付けはドレッシングやマヨネーズを使ったもので、エスペルト王国だけでなく大陸全土で広く親しまれている。
商人たちの間でも比較的安価で取引されていて都市だけでなく農村などでも手に入るものだ。
「猟で手に入れたお肉とか……森で採った恵みを食べることが多いけど……集落ではお野菜も育ててたよ?」
「味付けは?」
「私たちが採ってきた物を使うけど……塩とかは買ってるはず?」
リーベによるとエルフの料理は肉や野菜を焼いたり煮たりした物に、塩や蜂蜜、野菜からとった出汁、果物の果汁などで味付けするらしい。お祭りなどでご馳走を振る舞う時には香辛料も使うそうだが、素材の味を生かすことがほとんどだそうだ。
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リーベはそう言うとパクパクと夢中になりながらサンドイッチを頬張っていた。
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