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終わり。
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その氷空は文字の如く凍てついた。
私は、そんな氷空を見上げていた。
私は、そんな恋心を見上げていた。
降り注ぐのは、雹。
降り注ぐのは、恋。
私は、彼の事が好きになった。
理由はわからない。
かと言って、半端な気持ちではない。
凍て返る心は雹ににぶつかり、その表面を傷つけた。
そして、それのように複雑化していく心。
私は笑った。彼に向けて、逃げ道に向けて。
この世界は仮面を必要とする。
守る能力に欠けた心。
それは私。
彼は笑った。
それは私ではない。
彼は笑った。
それは、悲しく。
彼は笑った。
蒲公英のように。
彼は笑った。
最後に。
私は笑った。
とびきり良い笑顔で。
手を振った。
凍てついた世界は、徐々に溶けていく。それは氷と言った束縛を解くように。
彼は。彼は。彼は。
笑った。
私は、そんな氷空を見上げていた。
私は、そんな恋心を見上げていた。
降り注ぐのは、雹。
降り注ぐのは、恋。
私は、彼の事が好きになった。
理由はわからない。
かと言って、半端な気持ちではない。
凍て返る心は雹ににぶつかり、その表面を傷つけた。
そして、それのように複雑化していく心。
私は笑った。彼に向けて、逃げ道に向けて。
この世界は仮面を必要とする。
守る能力に欠けた心。
それは私。
彼は笑った。
それは私ではない。
彼は笑った。
それは、悲しく。
彼は笑った。
蒲公英のように。
彼は笑った。
最後に。
私は笑った。
とびきり良い笑顔で。
手を振った。
凍てついた世界は、徐々に溶けていく。それは氷と言った束縛を解くように。
彼は。彼は。彼は。
笑った。
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