1 / 1
音の反響する場所
しおりを挟む
僕の手ひらには、注いだ覚えのない白い液体が収まっていた。
何をしていたんだ? と自問するも答えは、ごめんわからん、とそっぽを向く。
振動音を響かせ回転する機械。
持ち込んだスマホから、流れる音楽は場違いみたいに洋楽を流してた。
洋楽と言ったが厳密には、キャラクターソングだけれどもそれは誰もが洋楽というと思う。日本語圏公式はウンともスンとも言わないが、英語圏公式は、こういった供給をする為、なんかもう英語を学ばなければと急かす自分がいる。そんな自分を無視したDD-459ではなくDD-724の駆逐艦の擬人化が歌っている曲は、淡々と時間を溶かしている。
沈黙と共に回る思考とは、本当にどうでもいいと感じられずにはいられない。とりあえず、この不要だと思われる白い物はどうすればいいのだろうか?
そのまま下水に流す? いや違うな。それは勿体ない。
湯船はその水面を揺らし待っている。
換気扇の呼び込む風は、北風如く入れと催促させた。
いや、既に頭は洗ったはずだ。
僕はもう一度、数十秒間思考を巡らせた。洗う以外に選択肢は無い。しかし、こうも二度も洗えば油分がなくなり翌朝、大変な事となる。これはシャンプーだ。リンスinシャンプーではない。そして、この浴室にリンスは無い。
油分の無くなった髪を梳かすほど頭皮に激痛が走る事は無いだろう。
対処法が見つからないまま、僕は仕方なくもう一度洗う事とした。
何をしていたんだ? と自問するも答えは、ごめんわからん、とそっぽを向く。
振動音を響かせ回転する機械。
持ち込んだスマホから、流れる音楽は場違いみたいに洋楽を流してた。
洋楽と言ったが厳密には、キャラクターソングだけれどもそれは誰もが洋楽というと思う。日本語圏公式はウンともスンとも言わないが、英語圏公式は、こういった供給をする為、なんかもう英語を学ばなければと急かす自分がいる。そんな自分を無視したDD-459ではなくDD-724の駆逐艦の擬人化が歌っている曲は、淡々と時間を溶かしている。
沈黙と共に回る思考とは、本当にどうでもいいと感じられずにはいられない。とりあえず、この不要だと思われる白い物はどうすればいいのだろうか?
そのまま下水に流す? いや違うな。それは勿体ない。
湯船はその水面を揺らし待っている。
換気扇の呼び込む風は、北風如く入れと催促させた。
いや、既に頭は洗ったはずだ。
僕はもう一度、数十秒間思考を巡らせた。洗う以外に選択肢は無い。しかし、こうも二度も洗えば油分がなくなり翌朝、大変な事となる。これはシャンプーだ。リンスinシャンプーではない。そして、この浴室にリンスは無い。
油分の無くなった髪を梳かすほど頭皮に激痛が走る事は無いだろう。
対処法が見つからないまま、僕は仕方なくもう一度洗う事とした。
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
姉の引き立て役の私は
ぴぴみ
恋愛
アリアには完璧な姉がいる。姉は美人で頭も良くてみんなに好かれてる。
「どうしたら、お姉様のようになれるの?」
「ならなくていいのよ。あなたは、そのままでいいの」
姉は優しい。でもあるとき気づいて─
友人の結婚式で友人兄嫁がスピーチしてくれたのだけど修羅場だった
海林檎
恋愛
え·····こんな時代錯誤の家まだあったんだ····?
友人の家はまさに嫁は義実家の家政婦と言った風潮の生きた化石でガチで引いた上での修羅場展開になった話を書きます·····(((((´°ω°`*))))))
三十年後に届いた白い手紙
RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。
彼は最後まで、何も語らなかった。
その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。
戴冠舞踏会の夜。
公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。
それは復讐でも、告発でもない。
三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、
「渡されなかった約束」のための手紙だった。
沈黙のまま命を捨てた男と、
三十年、ただ待ち続けた女。
そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。
これは、
遅れて届いた手紙が、
人生と運命を静かに書き換えていく物語。
ちゃんと忠告をしましたよ?
柚木ゆず
ファンタジー
ある日の、放課後のことでした。王立リザエンドワール学院に籍を置く私フィーナは、生徒会長を務められているジュリアルス侯爵令嬢アゼット様に呼び出されました。
「生徒会の仲間である貴方様に、婚約祝いをお渡したくてこうしておりますの」
アゼット様はそのように仰られていますが、そちらは嘘ですよね? 私は最愛の方に護っていただいているので、貴方様に悪意があると気付けるのですよ。
アゼット様。まだ間に合います。
今なら、引き返せますよ?
※現在体調の影響により、感想欄を一時的に閉じさせていただいております。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
【完結】精霊に選ばれなかった私は…
まりぃべる
ファンタジー
ここダロックフェイ国では、5歳になると精霊の森へ行く。精霊に選んでもらえれば、将来有望だ。
しかし、キャロル=マフェソン辺境伯爵令嬢は、精霊に選んでもらえなかった。
選ばれた者は、王立学院で将来国の為になるべく通う。
選ばれなかった者は、教会の学校で一般教養を学ぶ。
貴族なら、より高い地位を狙うのがステータスであるが…?
☆世界観は、緩いですのでそこのところご理解のうえ、お読み下さるとありがたいです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる