1 / 1
1
しおりを挟む
「ずっと一緒だよ」
布団の上、私は彼と指を絡めながら言った。
しかし、彼は答えなかった。その代わり、私を抱き寄せ体に顔を押し付けた。
そんな彼を見つめ、私は頭を撫でた。
足の無い私を彼は求めている。そう思うと、心がドキドキして、キュンキュンする。こんな私で良いんだ。「普通」じゃないわたしで良いんだ。「普通」じゃない私が良いんだ。そうなんだ。
「ごめんね。いつも迷惑かけて」
それを聞いた彼は絡めている手を離し、代わりに頬を撫でた。
気づけば顔が目の前にあって、唇が交わる。
彼の目はキラキラ輝いて、泣いているようだった。「そんな事言っちゃダメ」そう言っている気がする。
「ありがとう」
私らしさを出した、ごめんねを伝える。
体を密着させ、体温を共有する。これがまた気持ちよくて、すぐに眠ってしまいそうになる。彼もまた生きている。私の事を温かいと思ってくれているのかな? 私は温かいよ。あなたのおかげで、心も身体も温かいよ。好きだよ。大好きだよ。
貴方は私に幸せを教えてくれた。これほどに近くにあった幸せをかき集めて私にくれたのは貴方だよ。
青い空、白い雲、美しく舞う風達。小鳥達は歌い、木々は小さく揺れ笑っているよう。全ては貴方が私にくれたプレゼント。「普通」で汚れた世界から、連れ出してくれたのは貴方。
貴方さえ居てくれればそれで良い。私を拾い上げてくれた貴方が居ればそれでいい。
鮮明に映る世界は、私から、諦めを奪い取った。
布団にいる私達は恋人同士。
温もりは、私達が生きている証拠。
彼は、可愛らしく寝息を吐いている。
私もまた、寝息を吐いていた。
手を繋ぎながら。
眠りに落ちていた。
布団の上、私は彼と指を絡めながら言った。
しかし、彼は答えなかった。その代わり、私を抱き寄せ体に顔を押し付けた。
そんな彼を見つめ、私は頭を撫でた。
足の無い私を彼は求めている。そう思うと、心がドキドキして、キュンキュンする。こんな私で良いんだ。「普通」じゃないわたしで良いんだ。「普通」じゃない私が良いんだ。そうなんだ。
「ごめんね。いつも迷惑かけて」
それを聞いた彼は絡めている手を離し、代わりに頬を撫でた。
気づけば顔が目の前にあって、唇が交わる。
彼の目はキラキラ輝いて、泣いているようだった。「そんな事言っちゃダメ」そう言っている気がする。
「ありがとう」
私らしさを出した、ごめんねを伝える。
体を密着させ、体温を共有する。これがまた気持ちよくて、すぐに眠ってしまいそうになる。彼もまた生きている。私の事を温かいと思ってくれているのかな? 私は温かいよ。あなたのおかげで、心も身体も温かいよ。好きだよ。大好きだよ。
貴方は私に幸せを教えてくれた。これほどに近くにあった幸せをかき集めて私にくれたのは貴方だよ。
青い空、白い雲、美しく舞う風達。小鳥達は歌い、木々は小さく揺れ笑っているよう。全ては貴方が私にくれたプレゼント。「普通」で汚れた世界から、連れ出してくれたのは貴方。
貴方さえ居てくれればそれで良い。私を拾い上げてくれた貴方が居ればそれでいい。
鮮明に映る世界は、私から、諦めを奪い取った。
布団にいる私達は恋人同士。
温もりは、私達が生きている証拠。
彼は、可愛らしく寝息を吐いている。
私もまた、寝息を吐いていた。
手を繋ぎながら。
眠りに落ちていた。
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
姉の引き立て役の私は
ぴぴみ
恋愛
アリアには完璧な姉がいる。姉は美人で頭も良くてみんなに好かれてる。
「どうしたら、お姉様のようになれるの?」
「ならなくていいのよ。あなたは、そのままでいいの」
姉は優しい。でもあるとき気づいて─
悪夢がやっと覚めた
下菊みこと
恋愛
毎晩見る悪夢に、精神を本気で病んでしまって逃げることを選んだお嬢様のお話。
最後はハッピーエンド、ご都合主義のSS。
主人公がいわゆるドアマット系ヒロイン。とても可哀想。
主人公の周りは婚約者以外総じてゴミクズ。
小説家になろう様でも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる