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第6章 開拓とエルフ国へ家族旅行!
第157話 光り輝く夜の街を散歩する拓哉一家!
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ピザの作り方を教えた日の夜、拓哉一家は、エルフの夜の街を見て回ろうと思っていた。リーリヤは用事があるらしく、サリアが案内をしてくれるようである。
「サリアさん、今日は案内をよろしくお願いします」
「はい。任せて下さい。エルフの国で自慢の街並みをお見せ致します」
そう言うと泊まっていた宿から外に出る拓哉一家とサリア。もうすでに街灯があちこちに等間隔で設置されており、夜でも十分明るい印象だ。
「ラリサ達は、昼間リーリヤさんとどこに行ったの?」
「お城を見に行ったり、凄い高い塔があるのですが、そこに登って景色を見たり、市場に行ったり、屋台で食事をしたり、宝石や服を見たりしました」
「じゃあ、あの大荷物は、服とか宝石だったのか。それなら、今日その服を着てきたらよかったのに」
「ん~衝動買いしてしまったのですが、アニカと桜花と最終的にお父さんがくれた服の方が着心地がいいよねってことになって、いつもの服を着てるんです」
衝動買いしてしまうのは、旅行あるあるだよねと思うし、普段無駄遣いをしていないし、こういう時の小遣いは、自由に使ったらいいと思う拓哉。
「拓哉さんの服もそうですが、子供達の服も斬新ですよね?これも、異界の服なのですか?」
サリアは、転生したことを知っているから、そのようなことを聞いてくる。
「そうですね。生前住んでいた場所の服ですよ。どうしても、生地がいいからこれを着てしまいますね。村の人達もほしいと言ってあげたりしていますよ」
「そうなのですね。羨ましいです...」
サリアは、羨ましそうに拓哉達を見つめる。
「数着なら後であげますよ」
「いいえ、お金は払います。今回来てもらったのと新しいレシピの報酬も用意していますから」
真面目なサリアは、タダで受け取るなどできないのでしっかり報酬を用意して帰りに渡そうと考えていたのだ。
「お金はいりませんよ。エルフの国には来たくて来ましたし、レシピは普段から頑張るサリアさんへのご褒美なのですから」
「いえ、いけません!そういうのはしっかりしないと駄目です。だから受け取って下さい」
「そうですか...わかりました。有り難く受け取ります。それより、綺麗ですね」
そのような話をしていたら、色々な色に光った物が飛び交っていたり、イルミネーションのような装飾が施された家などが建ち並んでいる。
「あれは、精霊ですね。ここだけは、魔力の持たない者でも、こうやって楽しめるように可視化できる魔道具が設置されているのですよ。もうすぐしたら、拓哉さんの体も光始めますよ」
エルフでも、魔力がない者は中にはいる。そのような者でも、楽しめるように陛下が考えついた娯楽の一種なのだ。
「パパの周りがピカピカ綺麗なの」
「あるじ、凄い光ってるんだよ」
「お父さん綺麗~」
ライトが点灯しているような感じではなく、飛び回る精霊がピカピカ光り、拓哉の周りに集まっている。
「これって...ピザを食べた精霊ですか?しかも、ずっと肩から動かないのもいるのですが」
「これは全部ピザに魅了された精霊ですね。肩にいるのは、発酵を手伝ってくれた火の精霊ですね。ついて行くと言っていますよ」
集まりすぎて凄いことになっており、すれ違うエルフが2度見するくらいである。何故か、火の精霊は拓哉を気に入り家までついてくると言っているらしい。
「付いてきても、存在をわかってあげれないけどいいのかな?」
「その辺りは、シャーリーさんとビーチェさんに、相談をすればいいと思いますよ。何かしら対策方法があるはずです」
「じゃあ、帰ったら聞いてみるか...それにしても本当に綺麗な街並みだなぁ。人間で唯一見れたと思うと、これだけで来た価値があるよな」
人間は、一切入国を認められておらず、本当に今回の入国は特例中の特例なのである。
「そうですね。この街が出来てから初めての人間かもしれません。それと、あそこに麺料理の屋台があるのですが、おいしいので食べましょう」
そうサリアに言われて向かうのであった。
向かうと大勢人がいたので、ベンチで待っておくように言われた拓哉一家。暫く待っているとサリアが戻ってきて、アイテムボックスから買ってきた麺料理を出してくれた。
おいしそうな匂いで、全員がすぐに食べ始める。
「おいしいですね。あんかけかた焼きそばに近いですね。パリパリした麺にあんかけがよく合っていますね。それに、何かの出汁を取って味もしっかりついてますしね。あの店主の考案ですか?」
「パパ~野菜たっぷりでおいしいの」
「ちゃんと旨味が合って、野菜の甘さとパリパリの麺が絡まっておいしいですね」
「あるじ、帰ったら作り方を教えてほしいんだよ。エビや貝を入れてもおもしろそうだと思うんだよ」
娘たちも、おいしそうに食べている。桜花は、海鮮あんかけを思いついたみたいで実践してみたいようだ。
「そうですよ。あの店主さんが考案したらしいです。驚かせようとしましたが、拓哉さんはもう知っていたのですね。残念です」
「偶々ですよ。それよりも、これを考案した方に驚きましたよ。サリアさんにしろ、あの店主にしろ、エルフの方の想像力や根気強さには驚かされます」
1つのことを最後までやり遂げて、達成してからも更によくなるよう追求していくエルフの姿勢に感服する拓哉。
それから、街並みを軽く見て回ってから、宿に戻るのであった。
「サリアさん、今日は案内をよろしくお願いします」
「はい。任せて下さい。エルフの国で自慢の街並みをお見せ致します」
そう言うと泊まっていた宿から外に出る拓哉一家とサリア。もうすでに街灯があちこちに等間隔で設置されており、夜でも十分明るい印象だ。
「ラリサ達は、昼間リーリヤさんとどこに行ったの?」
「お城を見に行ったり、凄い高い塔があるのですが、そこに登って景色を見たり、市場に行ったり、屋台で食事をしたり、宝石や服を見たりしました」
「じゃあ、あの大荷物は、服とか宝石だったのか。それなら、今日その服を着てきたらよかったのに」
「ん~衝動買いしてしまったのですが、アニカと桜花と最終的にお父さんがくれた服の方が着心地がいいよねってことになって、いつもの服を着てるんです」
衝動買いしてしまうのは、旅行あるあるだよねと思うし、普段無駄遣いをしていないし、こういう時の小遣いは、自由に使ったらいいと思う拓哉。
「拓哉さんの服もそうですが、子供達の服も斬新ですよね?これも、異界の服なのですか?」
サリアは、転生したことを知っているから、そのようなことを聞いてくる。
「そうですね。生前住んでいた場所の服ですよ。どうしても、生地がいいからこれを着てしまいますね。村の人達もほしいと言ってあげたりしていますよ」
「そうなのですね。羨ましいです...」
サリアは、羨ましそうに拓哉達を見つめる。
「数着なら後であげますよ」
「いいえ、お金は払います。今回来てもらったのと新しいレシピの報酬も用意していますから」
真面目なサリアは、タダで受け取るなどできないのでしっかり報酬を用意して帰りに渡そうと考えていたのだ。
「お金はいりませんよ。エルフの国には来たくて来ましたし、レシピは普段から頑張るサリアさんへのご褒美なのですから」
「いえ、いけません!そういうのはしっかりしないと駄目です。だから受け取って下さい」
「そうですか...わかりました。有り難く受け取ります。それより、綺麗ですね」
そのような話をしていたら、色々な色に光った物が飛び交っていたり、イルミネーションのような装飾が施された家などが建ち並んでいる。
「あれは、精霊ですね。ここだけは、魔力の持たない者でも、こうやって楽しめるように可視化できる魔道具が設置されているのですよ。もうすぐしたら、拓哉さんの体も光始めますよ」
エルフでも、魔力がない者は中にはいる。そのような者でも、楽しめるように陛下が考えついた娯楽の一種なのだ。
「パパの周りがピカピカ綺麗なの」
「あるじ、凄い光ってるんだよ」
「お父さん綺麗~」
ライトが点灯しているような感じではなく、飛び回る精霊がピカピカ光り、拓哉の周りに集まっている。
「これって...ピザを食べた精霊ですか?しかも、ずっと肩から動かないのもいるのですが」
「これは全部ピザに魅了された精霊ですね。肩にいるのは、発酵を手伝ってくれた火の精霊ですね。ついて行くと言っていますよ」
集まりすぎて凄いことになっており、すれ違うエルフが2度見するくらいである。何故か、火の精霊は拓哉を気に入り家までついてくると言っているらしい。
「付いてきても、存在をわかってあげれないけどいいのかな?」
「その辺りは、シャーリーさんとビーチェさんに、相談をすればいいと思いますよ。何かしら対策方法があるはずです」
「じゃあ、帰ったら聞いてみるか...それにしても本当に綺麗な街並みだなぁ。人間で唯一見れたと思うと、これだけで来た価値があるよな」
人間は、一切入国を認められておらず、本当に今回の入国は特例中の特例なのである。
「そうですね。この街が出来てから初めての人間かもしれません。それと、あそこに麺料理の屋台があるのですが、おいしいので食べましょう」
そうサリアに言われて向かうのであった。
向かうと大勢人がいたので、ベンチで待っておくように言われた拓哉一家。暫く待っているとサリアが戻ってきて、アイテムボックスから買ってきた麺料理を出してくれた。
おいしそうな匂いで、全員がすぐに食べ始める。
「おいしいですね。あんかけかた焼きそばに近いですね。パリパリした麺にあんかけがよく合っていますね。それに、何かの出汁を取って味もしっかりついてますしね。あの店主の考案ですか?」
「パパ~野菜たっぷりでおいしいの」
「ちゃんと旨味が合って、野菜の甘さとパリパリの麺が絡まっておいしいですね」
「あるじ、帰ったら作り方を教えてほしいんだよ。エビや貝を入れてもおもしろそうだと思うんだよ」
娘たちも、おいしそうに食べている。桜花は、海鮮あんかけを思いついたみたいで実践してみたいようだ。
「そうですよ。あの店主さんが考案したらしいです。驚かせようとしましたが、拓哉さんはもう知っていたのですね。残念です」
「偶々ですよ。それよりも、これを考案した方に驚きましたよ。サリアさんにしろ、あの店主にしろ、エルフの方の想像力や根気強さには驚かされます」
1つのことを最後までやり遂げて、達成してからも更によくなるよう追求していくエルフの姿勢に感服する拓哉。
それから、街並みを軽く見て回ってから、宿に戻るのであった。
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