転生者の子の英雄記

出会い編

第3話 突然の精霊契約3

「そういえば名前つけてなかった」
アストは自分の部屋で神獣精霊たちといた
「ん、私には名前ついているけどまだ他につけてない」
「そうよ、ハクナだけはずるいわ!」
「じゃあ闇の神獣精霊はコクロ、風の神獣精霊はウィン、雷の神獣精霊はライト、水の神獣精霊はレイン、氷の神獣精霊はフリーンでいいかな?」
精霊たちは嬉しそうにアストにすり寄った

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「魔力が無尽蔵にあって回復スピードが化物クラスとはなー、てか俺の魔力10万あるかどうかってところだぞ?」
「それに6体の神獣精霊が契約してるとなると確実に国に目をつけられるわね」
「それは大変だな」
「どうすればいいのかしら…」
少しの間、静寂が訪れて

「明日の朝アストたちと話すか」
「ええ、そうしましょう」
2人は話を持ちきりにして寝た

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「アスト、あなたは七歳になったら王立学校へ通うのよ、そのために少し話があるのだけど…」
「神獣精霊を6体契約しているとなると大変なことになるんだ、しかも1体だけでも大変なことになるんだがな」
「へー、でもわからないようにするにはどうするの?」
「そのことなんだが、神獣精霊には眠っていてほしいんだ」
「ん、いいよ」
ハクナが言った

「本当にいいのか?」
「ええ、そのかわりアストが死にそうだったり呼ばれたりしたら出てくるからね!」
「ああ、わかってる、でもそれだと何もできないから俺が使える柊流の技を教え込んでやることにした」
「何それ‼　父さんなんでそれ黙ってたの!」
アストは興奮している

「落ち着け今日から七歳までには教え込んでやるやるから」
「うん!」
「結構きついから覚悟しろよー」
「分かった」
「ん、それじゃあアストの中で寝てるから」
「ええ、アストに何かあったら助けてね?」
「わかったわ!　任せなさい!」

それからユキトの厳しい訓練が始まった