甘美なる隷属

氷華冥

文字の大きさ
105 / 145

苛烈な躾と失望の淵

しおりを挟む
REIKAエンタープライズの「特別会議室」は、麗子と凜香の嗜虐欲が陽翔を完全に支配する暗い聖域だった。麗子と凜香は黒のレザーボンデージ衣装に身を包み、タイトなコルセットとピンヒールのブーツで圧倒的な支配者のオーラを放っていた。陽翔は全裸で床に跪き、首に黒革の首輪、股間に「Heaven and Hell」を装着し、従順の姿勢を示していたが、麗子と凜香の怒りをにじませた嗜虐と軽蔑の鋭い視線に震えていた。陽翔の失敗――Lueur Japan社のヒアリング事項を未着手だったこと――が、二人の怒りの炎を燃え上がらせていた。

麗子は陽翔を乱暴に引き起こし、拷問台に手首と足首を革の拘束具で固定した。さらに、股間に重い錘をぶら下げたハンブラーを装着し、乳首には錘付きのクランプを締め付けた。陽翔の身体は無防備に晒され、錘の重みが彼の局部と乳首を引き裂くような痛みを生んだ。「うっ…!」陽翔の呻き声が部屋に響いたが、麗子の冷たい視線と凜香の無慈悲な目が彼をさらに縮こまらせた。

麗子は自分の指示を無視された怒りを抑え、凜香に視線を向けた。「凜香、上司は部下の失敗の責任を取るものよ。陽翔がこんな失態を犯したのは、あなたの指導がまだ足りないから。二度とこんなことが起きないように、陽翔を厳しく躾けることで、責任を示しなさい。」彼女の言葉は、凜香の嗜虐欲を煽り、より苛烈で残虐な拷問へと導くものだった。凜香は陽翔の失敗を言い訳に使われたことへの怒りに燃え、頷いた。「はい、麗子社長。陽翔の無能さ、絶対に許しません。」彼女の瞳は、軽蔑と支配の喜びに輝いていた。

麗子は太い一本鞭を手に取り、凜香にもう一本を渡した。「凜香、陽翔の身体にあなたの怒りを刻み込んで。」二人は交互に鞭を振り下ろし、陽翔の背中、胸、太ももに鮮やかな鞭痕を重ねた。パシッ! パシッ! 鞭が空気を切り裂く音と陽翔の悲鳴が響き合い、部屋を支配した。麗子はさらに熱蝋を用意し、陽翔の鞭痕に垂らした。熱いロウが肌に食い込み、陽翔の身体が揺れるたびにハンブラーとクランプの錘が引き裂くような痛みを増幅した。「あぁっ…麗子様…凜香様…!」陽翔の声は、痛みと従順に震えていた。

麗子と凜香は口々に陽翔を罵った。「陽翔、なんで私の命令を無視したの? 役立たず!」「私の指示を言い訳にして、麗子社長の期待を裏切るなんて!」二人の容赦ない嘲りと罵りが、陽翔の心を抉った。凜香は鞭を振るうたびに、ゾクゾクする興奮と快感が身体を駆け巡るのを感じた。陽翔の悲鳴と怯えた目が、彼女の支配者としての自覚をさらに高め、嗜虐欲を満たした。

(陽翔…この痛みで、私の支配を思い知りなさい…!)

陽翔は、麗子と凜香の指示に従えない自分の不甲斐なさに深く失望し、自信を失い始めていた。

(僕のせいで…凜香様を怒らせ、麗子様を裏切った…。)

 彼の心は、ダブルバインドの圧力と二人の苛烈な躾に押し潰され、奴隷としてのアイデンティティだけが残った。麗子は陽翔の朦朧とする姿を見て、嗜虐的な笑みを浮かべた。「陽翔、この痛みで私の命令と凜香の指導を身体に刻みなさい。」

凜香は麗子の指導のもと、鞭と熱蝋で陽翔を苛みながら、支配の喜びに輝いていた。「陽翔、二度と私の指示を無視しないで! 私の奴隷なら、完璧に従いなさい!」彼女の声は、冷酷さと興奮に満ちていた。麗子は凜香の昂ぶる姿に満足げに微笑んだ。「凜香、素晴らしいわ。あなたの厳しさで、陽翔はもっと『成長』するわよ。」

(完璧よ、凜香。)

 麗子は内心でほくそ笑んだ。

(陽翔の失敗であなたの嗜虐欲を爆発させ、冷酷な支配者に仕立て上げた。彼は私のダブルバインドで自信を失い、あなたの奴隷として永遠に沈むわ。)

 「特別会議室」の暗闇に、麗子の冷たい笑み、陽翔の悲鳴、凜香の無慈悲な鞭が溶け合い、陽翔を支配の淵にさらに深く沈め、凜香を麗子の策略の完全な支配者として引き込んでいった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

熟女教師に何度も迫られて…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
二度と味わえない体験をした実話中心のショート・ショート集です

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

完全なる飼育

浅野浩二
恋愛
完全なる飼育です。

還暦の性 若い彼との恋愛模様

MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。 そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。 その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。 全7話

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

屈辱と愛情

守 秀斗
恋愛
最近、夫の態度がおかしいと思っている妻の名和志穂。25才。仕事で疲れているのかとそっとしておいたのだが、一か月もベッドで抱いてくれない。思い切って、夫に聞いてみると意外な事を言われてしまうのだが……。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

処理中です...