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【第一章】青い地球
第四十九話……ルドミラ教国艦隊来襲!?
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――ルドミラ教
この世界における最も大きな宗教団体である。
……但し、人族においてはという点が要注意である。
女神ルドミラは人の形をしたものを最も尊いと教義する宗教団体である。
グングニル共和国から独立した勢力は、カリバーン帝国をはじめとして人族の住民比率が低い。
共和国は人族が84%の人口を占めるのに対し、帝国は僅か48%である。
この世界では昔から、人族でないものは人にあらずといった文化がある。
文字的には正しいのだが、異形他民族からすると堪らない。
更には過去の熱核戦争での食糧難に際し、共和国政府が人族に優先して食料を配給した事実もある様に共和国は人族優勢社会であるのだ。
この人族最大勢力の共和国で醸成されたルドミラ教が、人族優先でない訳が無いのである。
『異形他種族に奪われた職を奪回せよ!』などのスローガンを掲げ、工業や農林水産従事者などの間で支持者を拡大。
企業から多額の献金も集め、共和国の議会や軍事にも強い影響力を持つようになった。
ちなみに、カリバーン帝国の元宰相ホーウッド公爵は熱心なルドミラ教信者である。
そのために帝国を裏切ったという噂まであるほどである。
しかし、ルドミラ教は人族の貧しいものには慈善活動を施す一方、異形種族に対しては徹底的な差別と弾圧を加えた。
これには人族の失業者や低賃金労働者の余勢も駆り、裏側でかなり暴力的な活動も展開させていると噂されている。
これに対し、共和国政府は対応として、3年前に『全種族平等条約』に批准することになった。
異形他民族排斥をけん制した政策であった。
ちなみにこの条約は、多種族な人口構成である帝国が最初に作った国際条約である。
この条約批准にルドミラ教信者の怒りは沸騰。
人族の『人権侵害』として激しく糾弾し、主要各都市で過激なデモを引き起こした。
しかし、共和国政府はこのデモを条約違反として激しく糾弾したために、帝国暦でいう850年に信者である軍部の一部勢力や、地方星系政府が独立してしまった。
この独立に同調した星系の数は39個。
いかに多民族間での銀河統治が難しいかという証左となってしまった。
その後、39の星系を支配する新しい政府として、ルドミラ教国の設立を宣言。
国家元首はルドミラ教のブロンズ枢機卿。
同じく共和国と敵対する帝国政府は、その政権と正統性を追認した。
多民族国家の帝国が、人族純粋主義のルドミラ教国を認めるのは理論としておかしいが、それがパワーバランス外交という原理の元では、必然であった。
帝国とルドミラ教国はアルデンヌ星系の帰属で揉めるが、表面上は友好国といった態であった。
しかし、帝国の『聖騎士の行軍』作戦は、最初は帝国が圧倒的優勢であったが、のちに惨敗という形に陥る。
もともと勢力関係上の友好国である帝国とルドミラ教国の関係は一気に冷えてしまう。
やはり、政体として相反する者同士の友好関係は長続きしなかったのかもしれない。
☆★☆★☆
「アルデンヌ星系外縁に未確認艦が多数ワープアウト!」
「電算室、確認照合急げ!」
「電算室照合確認! 旧共和国艦艇、現ルドミラ船籍の武装艦であります!」
「停船命令をだせ!」
「了解!」
「コチラハ、帝国領アルデンヌ星系警備隊。停船セヨ!」
「……」
「返信来ました!」
「読め!」
「……『ココハ、我ガ星域トシテ、平和的ニ実効支配スル』とのことです!」
「馬鹿な!」
「やむを得ん! 星系防衛艦隊に連絡しろ!」
――ルドミラ教国の聖地は帝国の支配するアルデンヌ星系でもあることから、この星系の支配を突如宣言した。
宣戦布告無しに、この星系に艦隊を駐留させることを一方的に帝国に通告したのだった。
☆★☆★☆
「国境警備艇より通信!」
「読め!」
「了解!」
「ル……ルドミラ教国の艦艇が国境を強行侵入とのことです!」
「ポ……ポコォ!?」
「クマー!?」
「いや、だから言ってたよね!」
「……た、確かに言ってましたニャ」
私は不敵な笑みを浮かべる。
ここ一週間で敵が来るかどうか、不謹慎にも惑星リーリヤの一流ホテルレストラン食べ放題を賭けていたとかは内緒である……( ˘ω˘)
「……勝ったな!」
「……ま、まだ勝ってはいませんわ!?」
ふふふ……クリームヒルトさんはこの賭けに参加していないのだ。
タヌキ軍曹殿とクマ整備長殿への勝利宣言に他ならない。
多分バレたら怒られるだろうが……。
……冗談はよそう。
「総員戦闘配置!!」
「「「了解!」」」
「第二次警戒態勢発令!」
艦橋にも警報がけたたましく鳴る。
戦闘員の足音があちこちで響いた。
艦隊は警戒態勢から、戦闘態勢への布陣へ移行。
各艦の姿勢制御ノズルが激しく炎を噴き上げ、予定通りの配置へ急ぐ。
防御戦に備え、各艦とも追加の空間装甲をかなり搭載していた。
ミサイルやエネルギーはもちろん、小口径実弾も満載してあった。
……よし、防備だけはかなり固めてある。
今回だけは楽勝といきたいものだ。
……しかし、楽観視する自分に少し不安を覚える。
「……敵の数は!?」
「はっ! 先行した警備艇からの連絡によりますと……」
「……!?」
「……星間航行戦闘艦だけで200隻以上とのことです!」
「……ぇ?」
てか、こっちは16隻しかいないんだけど……。
……不安的中。
背中に嫌な汗が流れ、膝が小刻みに震えた。
望遠メインモニターに敵と思しきの光源が無数に見えた。
……というか、どうしよう。
――アルデンヌ星系防衛艦隊の旗艦であるハンニバルは、今まさに10倍の敵と対峙することになっていった。
この世界における最も大きな宗教団体である。
……但し、人族においてはという点が要注意である。
女神ルドミラは人の形をしたものを最も尊いと教義する宗教団体である。
グングニル共和国から独立した勢力は、カリバーン帝国をはじめとして人族の住民比率が低い。
共和国は人族が84%の人口を占めるのに対し、帝国は僅か48%である。
この世界では昔から、人族でないものは人にあらずといった文化がある。
文字的には正しいのだが、異形他民族からすると堪らない。
更には過去の熱核戦争での食糧難に際し、共和国政府が人族に優先して食料を配給した事実もある様に共和国は人族優勢社会であるのだ。
この人族最大勢力の共和国で醸成されたルドミラ教が、人族優先でない訳が無いのである。
『異形他種族に奪われた職を奪回せよ!』などのスローガンを掲げ、工業や農林水産従事者などの間で支持者を拡大。
企業から多額の献金も集め、共和国の議会や軍事にも強い影響力を持つようになった。
ちなみに、カリバーン帝国の元宰相ホーウッド公爵は熱心なルドミラ教信者である。
そのために帝国を裏切ったという噂まであるほどである。
しかし、ルドミラ教は人族の貧しいものには慈善活動を施す一方、異形種族に対しては徹底的な差別と弾圧を加えた。
これには人族の失業者や低賃金労働者の余勢も駆り、裏側でかなり暴力的な活動も展開させていると噂されている。
これに対し、共和国政府は対応として、3年前に『全種族平等条約』に批准することになった。
異形他民族排斥をけん制した政策であった。
ちなみにこの条約は、多種族な人口構成である帝国が最初に作った国際条約である。
この条約批准にルドミラ教信者の怒りは沸騰。
人族の『人権侵害』として激しく糾弾し、主要各都市で過激なデモを引き起こした。
しかし、共和国政府はこのデモを条約違反として激しく糾弾したために、帝国暦でいう850年に信者である軍部の一部勢力や、地方星系政府が独立してしまった。
この独立に同調した星系の数は39個。
いかに多民族間での銀河統治が難しいかという証左となってしまった。
その後、39の星系を支配する新しい政府として、ルドミラ教国の設立を宣言。
国家元首はルドミラ教のブロンズ枢機卿。
同じく共和国と敵対する帝国政府は、その政権と正統性を追認した。
多民族国家の帝国が、人族純粋主義のルドミラ教国を認めるのは理論としておかしいが、それがパワーバランス外交という原理の元では、必然であった。
帝国とルドミラ教国はアルデンヌ星系の帰属で揉めるが、表面上は友好国といった態であった。
しかし、帝国の『聖騎士の行軍』作戦は、最初は帝国が圧倒的優勢であったが、のちに惨敗という形に陥る。
もともと勢力関係上の友好国である帝国とルドミラ教国の関係は一気に冷えてしまう。
やはり、政体として相反する者同士の友好関係は長続きしなかったのかもしれない。
☆★☆★☆
「アルデンヌ星系外縁に未確認艦が多数ワープアウト!」
「電算室、確認照合急げ!」
「電算室照合確認! 旧共和国艦艇、現ルドミラ船籍の武装艦であります!」
「停船命令をだせ!」
「了解!」
「コチラハ、帝国領アルデンヌ星系警備隊。停船セヨ!」
「……」
「返信来ました!」
「読め!」
「……『ココハ、我ガ星域トシテ、平和的ニ実効支配スル』とのことです!」
「馬鹿な!」
「やむを得ん! 星系防衛艦隊に連絡しろ!」
――ルドミラ教国の聖地は帝国の支配するアルデンヌ星系でもあることから、この星系の支配を突如宣言した。
宣戦布告無しに、この星系に艦隊を駐留させることを一方的に帝国に通告したのだった。
☆★☆★☆
「国境警備艇より通信!」
「読め!」
「了解!」
「ル……ルドミラ教国の艦艇が国境を強行侵入とのことです!」
「ポ……ポコォ!?」
「クマー!?」
「いや、だから言ってたよね!」
「……た、確かに言ってましたニャ」
私は不敵な笑みを浮かべる。
ここ一週間で敵が来るかどうか、不謹慎にも惑星リーリヤの一流ホテルレストラン食べ放題を賭けていたとかは内緒である……( ˘ω˘)
「……勝ったな!」
「……ま、まだ勝ってはいませんわ!?」
ふふふ……クリームヒルトさんはこの賭けに参加していないのだ。
タヌキ軍曹殿とクマ整備長殿への勝利宣言に他ならない。
多分バレたら怒られるだろうが……。
……冗談はよそう。
「総員戦闘配置!!」
「「「了解!」」」
「第二次警戒態勢発令!」
艦橋にも警報がけたたましく鳴る。
戦闘員の足音があちこちで響いた。
艦隊は警戒態勢から、戦闘態勢への布陣へ移行。
各艦の姿勢制御ノズルが激しく炎を噴き上げ、予定通りの配置へ急ぐ。
防御戦に備え、各艦とも追加の空間装甲をかなり搭載していた。
ミサイルやエネルギーはもちろん、小口径実弾も満載してあった。
……よし、防備だけはかなり固めてある。
今回だけは楽勝といきたいものだ。
……しかし、楽観視する自分に少し不安を覚える。
「……敵の数は!?」
「はっ! 先行した警備艇からの連絡によりますと……」
「……!?」
「……星間航行戦闘艦だけで200隻以上とのことです!」
「……ぇ?」
てか、こっちは16隻しかいないんだけど……。
……不安的中。
背中に嫌な汗が流れ、膝が小刻みに震えた。
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