学園転移でハーレム作ってみた

1章 学園

34話 リアン

『これでよい。さて行こうじゃないか』

俺は返事をしてから1番近いゴブリンの場所に向かう。そこではゴブリンたちが丁度休憩をしているようで座っていた。その場所から少し離れた場所に気で作られた棍棒や錆びた剣が置いてあった。

『警戒を知らない種族だな』

「それを治すための知性だよ」

俺は魔糸を使って捕獲。そして抵抗できないように中に吊るす。ゴブリンたちは必死に声を荒げて抵抗するが、魔糸のレベルはカンスト。それに加えてステータス差があるから切れることなどない。

ということで俺は早速テイムを試す。テイムは頭で念じれば使えるようで、俺はテイムを使う。力量差があるせいか3回以内で全員が成功した。

『ふむ、ここまでは普通テイムだな。カイトの場合はここからか』

俺はモンスター配合を使う。すると

ゴブリン×ゴブリン=ハイゴブリン

と表示された。そして俺それで決定をする。すると選択した2匹のゴブリンが光り輝く粒子となって合わさる。するとゴブリンは身長120から伸びて140程になり宿木くらいの慎重に。そして弱そうだった腕も少し筋肉も着いて太くなっていた。顔つきも醜悪な顔から少し変化して、厳つい顔になった。

『これは驚いた。本当に変化しているこれはハイゴブリンか？確か進化するにはレベルがある程度必要だったはずだが。これがカイトの力か』

俺は残りの二匹もハイゴブリンにして、今度はハイゴブリン同士を配合する

ハイゴブリン×ハイゴブリン=エルゴブリン

エルゴブリンになった。身長は160で屈強な体。角も初めと違って主張している。

『ほう、エルゴブリンか。確か階級が3か』

「階級？なんだそれ？」

『カイト、お主階級も知らんのか？階級は人が決めたモンスターの危険度のようなものだ階級は1から10まである。ちなみに我のような王種は大抵が6以上だな』

「へぇ、てことはオークキング6以上なんだな」

『うむ、細かく分けるとオークが2、オークリーダーが3、オークプリーストとオークメイジが4オークジェネラルとオーククイーンが5、オークリーダーが6だ。オークカイザーが7だな。雄の場合はオークジェネラル。雌の場合はオーククイーンになる』

「へぇ、そうなんだ」

『だが王種から帝種になる条件は厳しい。それ以前に知らぬ者の方が多い。だから王種でも強さだけでいえば帝種に迫る者もいるし、その逆も然り』

「はえぇ、難しいんだな。オークとゴブリンって似てると思ったけど、名前が違うのか」

『いや、それは違うと思うぞ。おそらくリーダーやメイジとなる要素が足りなかったのではないか？ゴブリンメイジもゴブリンリーダーも存在はする』

「ならゴブリン狩りかな」

エルゴブリンは結構強く、異世界人のレベル換算で5くらいはある。問題の知力だが普通に足りない。だから頑張って王種まだあげようと思う。

『ふむ、ならば我もついて行こう。いや我もその竜と同じく従魔にしてくれ』

「いいのか？群れとかあるんだろ？」

『我の子供が既に引き継いでおる。我はただ力があるだけだ。それと人間との架け橋役だな。だから我がいなくても意味が無いだろう。それよりも我も配合して強くなりたいからな。その時の記憶や経験を引き継ぐのならばそれは我自身だろう』

『意外とポジティブ。まぁ、いいよ。力はあるに越したことないし』

『感謝する。では説明をしてくるからしばし待て』

結構偉そうな態度だがそこまで気になるほどじゃない。