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第三章
34
「母上、お久しぶりです」
「あら、悠じゃない!本当に久しぶりね。その子は?」
「こんにちは。はじめまして、獣人国第八王子の薫と申します。このような姿勢ですみません」
「いいのよ。あなたが悠が気に入っている子ね。噂は聞いていたけれど、すっごくかわいいわ!」
「ありがとうございます」
噂? よくわからないけど、褒められた。悠のお母さんは、涼しげな顔立ちの優しそうな人だ。
「母上、突然ですが、私は薫と結婚することにします」
一瞬悠のお母さんの表情が固まる。この反応、凱たちと一緒だ。
「そうなの?」
僕に確認されたので、はい、と頷く。
「あなたったら、急にきたと思ったら結婚?」
「はい」
「とりあえず、おめでとう。なんだ、先に言ってくれたら、お祝いのものでも用意していたのに」
「結婚を申し込んだのが今日のことですので」
「その日のうちに報告してくれたってことね。それは嬉しいわ」
悠のお母さんは、ところで、と続ける。
「どうして薫ちゃんはお姫様抱っこされているの?」
「あら、悠じゃない!本当に久しぶりね。その子は?」
「こんにちは。はじめまして、獣人国第八王子の薫と申します。このような姿勢ですみません」
「いいのよ。あなたが悠が気に入っている子ね。噂は聞いていたけれど、すっごくかわいいわ!」
「ありがとうございます」
噂? よくわからないけど、褒められた。悠のお母さんは、涼しげな顔立ちの優しそうな人だ。
「母上、突然ですが、私は薫と結婚することにします」
一瞬悠のお母さんの表情が固まる。この反応、凱たちと一緒だ。
「そうなの?」
僕に確認されたので、はい、と頷く。
「あなたったら、急にきたと思ったら結婚?」
「はい」
「とりあえず、おめでとう。なんだ、先に言ってくれたら、お祝いのものでも用意していたのに」
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