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第三章
58 side悠
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「起きとけばよかった……」
昔俺が薫に膝枕をしたことを、眠っていたせいで覚えていないことに、薫はしゅんと小動物のような顔をする。めちゃくちゃ可愛いな。
「じゃあ、今するか?」
そう提案すると、そおっと頭を乗せてくる。どうやら俺の顔を見ているのが恥ずかしかったのか、横を向く薫。自分でお願いしてきたのに、そこは恥ずかしいんだな、と意外に思う。
顔を見れない分、薫に触れていたくて、栗色のサラサラな髪を触る。すると安心するのか、徐々に体の力が抜けていって、瞼が降りてきている。しかし、降りてきた瞼に勝てなかった様子で、薫はすやすやと寝息を立て始めた。
昔俺が薫に膝枕をしたことを、眠っていたせいで覚えていないことに、薫はしゅんと小動物のような顔をする。めちゃくちゃ可愛いな。
「じゃあ、今するか?」
そう提案すると、そおっと頭を乗せてくる。どうやら俺の顔を見ているのが恥ずかしかったのか、横を向く薫。自分でお願いしてきたのに、そこは恥ずかしいんだな、と意外に思う。
顔を見れない分、薫に触れていたくて、栗色のサラサラな髪を触る。すると安心するのか、徐々に体の力が抜けていって、瞼が降りてきている。しかし、降りてきた瞼に勝てなかった様子で、薫はすやすやと寝息を立て始めた。
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