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中途半端な金持ちヒーロー
カラー選別試験
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一ノ心はがっちりスーツを着て高層ビルから下を見下ろす。防衛局の隣に高層ビルを設けて本日の試験に続々と向かう人々を見下しているの。挨拶等があるのだろうが一ノ心には関係ない。本番直前に行けばいい。どうせ遅刻しても自分の席はあるし。シャワーを浴び終えた後で金色の長い髪がまだ濡れている。
「金田一族は社長出勤ですかい?」
ソファには幼馴染の龍水が座っていた。ベスト姿で相変わらず銀髪のツンツンヘアで決めている
「お前こそ早く行けよ。局長の息子さん」龍水もまた防衛局佐々木馬局長の息子であり自由がきく身であった。
「俺は恐らくポディションは決まってるしレッドに全然興味ありません。一ノ心君も気を付けなよ。調べによると今回強者揃いだよ。裏で手を引いてもらってるだろうけど」
「レッドの資格は俺しかいないだろう‼︎有名な奴こそトップに立たないと。」
「それもそうだけどプレッシャーもあるんじゃない。『昼の社交会』の動きも…」ドアが開き使用人が案内する
一ノ心様、龍水様そろそろ向かわれた方が…ノックしろよと言わんばかりで一ノ心は睨みつけながら髪をドライヤーで乾かす。「俺は先に行ってるよ」と龍水の声が聞こえた。カラー選別試験は大規模な会場で個々にやる為出場より到着が大事である。出場してたことにすればいいのだから。会場に着くと試験は終わり発表までみんな待っている状態であった。
自分が赤になる事に変わりはない。早くボディースーツで炎を扱ってみたいものだ。自分の能力と比例するからあまり上手く使えないだろうが。
そもそもこの特殊レスキュー隊ダッシュは大きく5人2組作られる。最前線で救助を行う『メイン』とメインでは足りない時に参加する『シックスマンズ』シックスマンズは主に自分の能力を活かして高域で個々で活動している。他にも色々いるらしいが雑用だったり、決してボディースーツはダッシュだけのものでもないのだ。それが今問題なのだか…。
会場に入り局長に挨拶をしながら周りの奴らを見渡す。疲れてるもの、怒っているもの様々。時折落ち着いてなにかしてる奴らもいるが。
アナウンスがなり皆体育館のような所で待たされた。(実際何もしてないので基本場所がわからない)カラーが発表される。父親や局長には話がいってある「私は1番のポスト」すなわち赤だ!
色と名前が呼ばれるのをぼーと眺めてた。しばらくしてシルバー、佐々木馬龍水が呼ばれた。シルバーは『シックスマンズ』のリーダーに当たる。ここから『メインが呼ばれる』ピンク(可愛め)イエロー(生意気め)ブラック(ゴツメ)ブルー(忍者?黄色い声援)名前は覚えられなかったが大体の容姿はわかった。その時ざわざわと何やら声が聞こえる「あの2人はどうなるんだ」「これではどちらかが落ちるのか?」と聞こえる。恐らく赤候補のやつが2人ほどいたのだろう。ただどちらも欠点があり今回は選ばれなかったと。その時黒髪をオールバックにしたネクタイを緩めて髭を蓄えてるダンディな男が席を外しどこかえ行ったのがみえた。みんながその背中を見てるのを見ると恐らく2人のうちの1人だったのだろう。諦めて帰ったのか?レッドが呼ばれる‼︎自分はネクタイをしっかりつけて待っていた。レッド、村瀬俊
耳を疑った。立ったやつを見たら体力試験などありジャージを着る時はあったろうが基本今はスーツのなか1人ジーパンとTシャツ、髪は茶色で両サイドがツンとしてて三日月みたいな変な頭。特に体格が良いわけでも頭が良さそうな感じでもない。ヘラヘラしていて少しムカつく。周りはやっぱりという声が上がる。
私は局長を睨みつつ帰って父にこの事を報告しようと席を立とうとした時『なお、今回新たに新設された王室警護隊にはリーダーとしてゴールド、金田一ノ心様が決まりました。』王族警備隊?ゴールド?
「金田一族は社長出勤ですかい?」
ソファには幼馴染の龍水が座っていた。ベスト姿で相変わらず銀髪のツンツンヘアで決めている
「お前こそ早く行けよ。局長の息子さん」龍水もまた防衛局佐々木馬局長の息子であり自由がきく身であった。
「俺は恐らくポディションは決まってるしレッドに全然興味ありません。一ノ心君も気を付けなよ。調べによると今回強者揃いだよ。裏で手を引いてもらってるだろうけど」
「レッドの資格は俺しかいないだろう‼︎有名な奴こそトップに立たないと。」
「それもそうだけどプレッシャーもあるんじゃない。『昼の社交会』の動きも…」ドアが開き使用人が案内する
一ノ心様、龍水様そろそろ向かわれた方が…ノックしろよと言わんばかりで一ノ心は睨みつけながら髪をドライヤーで乾かす。「俺は先に行ってるよ」と龍水の声が聞こえた。カラー選別試験は大規模な会場で個々にやる為出場より到着が大事である。出場してたことにすればいいのだから。会場に着くと試験は終わり発表までみんな待っている状態であった。
自分が赤になる事に変わりはない。早くボディースーツで炎を扱ってみたいものだ。自分の能力と比例するからあまり上手く使えないだろうが。
そもそもこの特殊レスキュー隊ダッシュは大きく5人2組作られる。最前線で救助を行う『メイン』とメインでは足りない時に参加する『シックスマンズ』シックスマンズは主に自分の能力を活かして高域で個々で活動している。他にも色々いるらしいが雑用だったり、決してボディースーツはダッシュだけのものでもないのだ。それが今問題なのだか…。
会場に入り局長に挨拶をしながら周りの奴らを見渡す。疲れてるもの、怒っているもの様々。時折落ち着いてなにかしてる奴らもいるが。
アナウンスがなり皆体育館のような所で待たされた。(実際何もしてないので基本場所がわからない)カラーが発表される。父親や局長には話がいってある「私は1番のポスト」すなわち赤だ!
色と名前が呼ばれるのをぼーと眺めてた。しばらくしてシルバー、佐々木馬龍水が呼ばれた。シルバーは『シックスマンズ』のリーダーに当たる。ここから『メインが呼ばれる』ピンク(可愛め)イエロー(生意気め)ブラック(ゴツメ)ブルー(忍者?黄色い声援)名前は覚えられなかったが大体の容姿はわかった。その時ざわざわと何やら声が聞こえる「あの2人はどうなるんだ」「これではどちらかが落ちるのか?」と聞こえる。恐らく赤候補のやつが2人ほどいたのだろう。ただどちらも欠点があり今回は選ばれなかったと。その時黒髪をオールバックにしたネクタイを緩めて髭を蓄えてるダンディな男が席を外しどこかえ行ったのがみえた。みんながその背中を見てるのを見ると恐らく2人のうちの1人だったのだろう。諦めて帰ったのか?レッドが呼ばれる‼︎自分はネクタイをしっかりつけて待っていた。レッド、村瀬俊
耳を疑った。立ったやつを見たら体力試験などありジャージを着る時はあったろうが基本今はスーツのなか1人ジーパンとTシャツ、髪は茶色で両サイドがツンとしてて三日月みたいな変な頭。特に体格が良いわけでも頭が良さそうな感じでもない。ヘラヘラしていて少しムカつく。周りはやっぱりという声が上がる。
私は局長を睨みつつ帰って父にこの事を報告しようと席を立とうとした時『なお、今回新たに新設された王室警護隊にはリーダーとしてゴールド、金田一ノ心様が決まりました。』王族警備隊?ゴールド?
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