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第55話
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「お前ら」
「なに?」
「なんですか?」
二人が俺の方に振り向く。
「俺は少し用事ができたから先に行ってくれ」
「用事ぃ?」
桜川が聞いてくる。
イラつく聞き方するの上手すぎだろ。
「…用事だ」
「もしかして…?」
「お前の想像にまかせる」
「ふーん」
「用事ってなんですか?」
ルナが聞いてくる。
「大したことじゃないぞ」
「そーですか…?」
「そうだ」
「なら良いですが…」
なんか意味深な返事返ってきたんだけど…
こいつは深く考えすぎる時があるからな
まぁ出会って一日弱なんですけど…
「じゃあルナちゃん!行こう!」
桜川が言う。
「そうですね!」
ルナもその言葉に対して笑顔で応える。
「じゃあトウマさん!また後で会いましょう!」
「あぁ」
「あんた、逃げるんじゃないわよ」
「分かってるつーの」
なんでこんな疑われないといけないの?
確かにギルのこと忘れてたけどさ…
それでも酷くない?
俺たち仲間じゃないの?
まぁもとを辿れば俺の失態のせいなんですけどね…
「じゃあ俺も行くとしますか」
そう言って換金所を探そうと、近くの地図を探す。
てか、あいつらもう行ったのか?
早くね?
さっきのルナの暗い雰囲気はなんだったんだよ…
切り替え能力早すぎ問題。
「おーあったな」
数分歩いていると街のマップを発見。
こーゆうの小さなことが大切なんですよねぇ
宛もなしに行動しても無駄ってことだ。
「えっと…近くの店はっと…」
マップを見て現在地を確認する。
「門までは結構近いな」
ルナの案内のお陰で、門の近くに来てたらしい。
マジで店に向かうまでに何時間かけてたんだよ…
やっぱマップって大事だな。
「よし!ここに向かおう」
ここから一番近い換金所を目的地にする。
しかし、急がなければ本当に野宿だぞ…
一応あいつらも待たせてるからな…
出来るだけ早く終わらせて、向かわないと行けないな
「なに?」
「なんですか?」
二人が俺の方に振り向く。
「俺は少し用事ができたから先に行ってくれ」
「用事ぃ?」
桜川が聞いてくる。
イラつく聞き方するの上手すぎだろ。
「…用事だ」
「もしかして…?」
「お前の想像にまかせる」
「ふーん」
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ルナが聞いてくる。
「大したことじゃないぞ」
「そーですか…?」
「そうだ」
「なら良いですが…」
なんか意味深な返事返ってきたんだけど…
こいつは深く考えすぎる時があるからな
まぁ出会って一日弱なんですけど…
「じゃあルナちゃん!行こう!」
桜川が言う。
「そうですね!」
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「じゃあトウマさん!また後で会いましょう!」
「あぁ」
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確かにギルのこと忘れてたけどさ…
それでも酷くない?
俺たち仲間じゃないの?
まぁもとを辿れば俺の失態のせいなんですけどね…
「じゃあ俺も行くとしますか」
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てか、あいつらもう行ったのか?
早くね?
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「おーあったな」
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「門までは結構近いな」
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マジで店に向かうまでに何時間かけてたんだよ…
やっぱマップって大事だな。
「よし!ここに向かおう」
ここから一番近い換金所を目的地にする。
しかし、急がなければ本当に野宿だぞ…
一応あいつらも待たせてるからな…
出来るだけ早く終わらせて、向かわないと行けないな
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