孤独な闇魔法使いに聖騎士の溺愛

天城

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追加エピソード

清廉潔白な聖騎士サマが絶倫とか聞いてないんだが!?①





「ちょ、……オイ、なん、……待てって!!」

 部屋に入るなり急に抱き上げられて運ばれ、どさりとベッドに降ろされる。
 止める間もなく、ちゅっと軽く触れた唇が額から鼻先、頬、こめかみと移動していった。
 あたたかく大きな手に頬を包まれると熱烈な口付けが顔中に落ちてきた。

「……ネロ」

 ライオネルが囁く。服越しに身体が重なり、熱をもった肌が擦れるとたまらない気持ちになった。こんな少しの触れあいだけで、ライオネルに慣らされた身体は欲に疼く。

「やっと帰してもらえた。……もう待てない」

 見上げた先のギラギラした瞳は欲に濡れていて、背にぞくりと震えが走った。オレだってお預け食らってたのは確かだけど。欲しいのも、それはそうだけどさ。そんな素直に求める言葉なんかオレの口から出てくるものか。
 言葉に詰まったオレは、無言でライオネルのシャツをギュッと握り締めた。



 オレが闇魔法の資料を閲覧するため皇宮に部屋を借りてから、二週間が経っていた。その間、ライオネルはゼファーからの言いつけでオレとの接触禁止を言い渡されていたので……結構長い間、オレたちは引き離されていた。

 それが今日やっと一段落してライオネルの屋敷に帰ってきた。身分証があるから次からは通いでってことになったんだ。陛下はずいぶん残念そうだったけどオレは助かった。元奴隷の平民に皇宮は居づらいんだって。

 約束の時間に、ライオネルは嬉々として迎えにやって来た。馬車に乗せる時間も惜しいと思ったのか、まさかの馬で。
 ライオネルの愛馬は、国でも一二を争う名馬として名を知られている。足が、とても速いってことだ。
 馬車の半分以下の時間で屋敷についた時には、馬上の揺れでオレの足がガクガクになっていた。相乗りとか楽しむ余裕もないってどういうことだよ。

「だからって、……なぁっ、えっと、……風呂とか、は」
「このままがいい」
「えっ、なんで……」
「ネロの匂いが薄れる」

 オレの首筋に顔を埋めたライオネルは、スンスンと息を吸って顔を擦りつけてきた。そんな仕草が本物の犬のようで笑えるんだが。
 とか思っていたら――ゴリッ、と硬いモノを押しつけられる感触があった。
 全然可愛くない、ご立派な逸物が臨戦態勢でオレの股間を押し上げている。ライオネルのソレはデカくて長さもあるから存在感が普通じゃなかった。無視できない熱をぐいぐい押しつけられているとオレまでダメになりそうだ。
 腰を抱かれたまま下半身を押しつけてくるから熱が擦れ合って、ちょっと気持ち良い。でも同時にめちゃくちゃ恥ずかしいんだが、ライオネルはそういう羞恥心がどっか壊れてるんだよな。

「ネロ。すぐに入れたりしないから」
「あ、あたり前だろ! 死ぬわ!」
「……うん。だから、せめて口でしていい?」

 舐めたい、と耳元で甘えるように言われた。同時にライオネルのキレイな顔が迫ってきて、気圧されたオレはよく考えもせずガクガクと頷いてしまった。

      ‡

 嘘つき、詐欺師、顔だけ野郎、鬼畜変態、頭の中で思いつく限りの罵倒を口にしたはずなのにライオネルはとろとろに甘い瞳で見つめてくる。
 
「あ゛っ、や、ぁ゛っ、あっ、も、やだぁっ」

 長い指がアナルを広げグリグリと感じる場所を押し上げる。それと同時にライオネルの口の中に咥えられていた性器が白濁を吹き上げた。
 もう何度目か分からない射精は色が薄く、量も少ない。その液体をとろとろと指に落とし、またライオネルはオレの穴をこね回し始めた。
 入口がふやけてんじゃないかってくらい、そこを念入りに解されている。舐める、という行為を性器にだけじゃなくアナルにまで許した覚えはないんだが。

 先ほどオレが頷くのを見るや、ライオネルはオレの太腿を高く抱え上げて穴を晒し、そこにむしゃぶりついた。
 ばか、はなせ、やめろ、と足で蹴っても押してもびくともしない。ライオネルはオレの身体が快楽に蕩けて絶頂するまでアナルを舐め続けた。
 それから始まったのは、アナルを弄りながらの性感帯愛撫だった。
 オレの身体中の弱いところを順に弄られ、その快感とアナルの快感を連動させてくる。耳朶を甘噛みされ、首筋に舌を這わされ、乳首も執拗に弄られた。臍を舌で擽られた時にはビクビク震えてイッてしまったので、またそこがふやけるまで舐められた。

「ンッ、ぁ、ひ、……や、あっ、うそつ、きぃっ……はな、せっ」
「舐めてるだけから、嘘じゃない」
「そん、な、するって、……い、わなかっ、た、だろっ」
「ネロが聞いたら答えていたよ。……ココも、もう少しかな」
「ヒッ……ぁ、アァァッ!」 
 
 グチグチグチュ、と中に挿入されてた指を揺らされた。速度をつけて擦られると腰がガクガク震えてしまう。
 視界がぼやっと歪み始め、オレは鼻をすすりあげた。

「ネロは……気持ち良いといつも泣いてる。かわいい」
「う、るさぃっ」
「可愛い。ネロ、すごく可愛いよ。ここもぎゅうぎゅう締め付けてきて、引き抜こうとすると食い付いてくる。……ね、いかないでって、ネロの中が言ってるよ」

 唾液とオレの精液でぐちゃぐちゃにされたアナルはライオネルの指に懐いて、とっくに陥落していた。赤ん坊みたいに吸い付いて、自身を犯す指に媚びを売っている。
 もっと激しく出し入れして、イイとこ突いて、たくさん撫でてほしい。
 まるでそうねだってるかのようにライオネルの指を締め付けていた。

「言って、な、ァッ…………――ア゛ッ、ァァ!!」

 ず、ぷ、ぷ、ぷ……とライオネルの逸物が指に沿うようにして入ってきた。指で広げた入口に亀頭がめり込み、ぐうっと内壁を押し上げる。

感想 6

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