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11 喜怒哀楽
俺を守る宣言をした誠は、本気で颯真くんから俺を守るつもりでいるようだ。
翌朝、誠はわざわざ俺の家まで迎えに来て、「安全だって確認が取れるまでひとりの行動は禁止。な?」と言ってきた。
「そんな、悪いよ」
俺の歩幅に併せてゆっくりめに歩く誠が、提案する。
「それが嫌なら、もしくはうちに泊まりに来てよ。……あー、だけど、姉ちゃんが来を見たら弄らせてって騒ぐかも」
「……弄るってどういうこと?」
「化粧させてーとか、髪切らせてーとか」
「うわー……」
聞けば、誠のうるツヤヘアもお姉さんが「ちゃんとケアしなさいよね!」と口うるさく言ってくるからしているだけで、ツヤピカのお肌も同様なんだとか。「ちゃんとやっときゃ文句は言われないから」だそうだ。お姉さん、大分我が強そうな人だな……。
「どうする? 僕はどっちでも構わないよ。とりあえず、安全が確認できるまでは来をなるべくひとりにはしないようにするつもりだから。あ、これは来が何を言っても譲らないからな?」
誠に真顔で言われてしまい、思わず目をパチクリさせてしまった。だって、守るの意味がまさかそこまでちゃんとしたクオリティのものだとは思ってなかったんだよ。驚きもするだろ。
「……マジ?」
「マジだけど?」
当然のように返されてしまった。
「ええー……だって、誠の負担に」
「何言ってんの? 毎日晩飯作って貰ってるのは僕のほうなのをわかって言ってる?」
「あう……」
これはもう、どちらかを選ぶしか選択肢はなさそうだ。
俺は元来、押しが強くない。なんなら塩対応をされても颯真くんを半年も健気に待ってしまった過去もある以上、あまり美容に興味がないのにお姉さんの玩具にされるのは正直言って辛いものがある。
俺の頭の中にあった天秤が、ガタンと傾いた。
ペコリと頭を下げる。
「お手数ですがお迎えよろしくお願いします!」
「ん、よろしい」
ちなみに誠の家は、同じ路線の急行が乗り入れる大きな駅の駅前にある立派なマンションだ。元々は家族三人で住んでいたけど、今はお姉さんとふたり暮らしをしている。スタイリストで激務をこなし中のお姉さんとはほぼすれ違いの生活だそうで、何気に寂しがり屋の誠はひとりを厭って俺とつるんでいる、ということだ。
と、誠が実に嫌そうに顔を顰めながら、言った。
「で、だ」
「うん。何?」
「正直そんなクソ野郎の顔なんて見たくもないし覚えたくもないけど、知らないと何かあってからでは遅いから写真を見せて。見たら見たで腹立つと思うけど、画面を殴るするのは我慢するから」
誠はものすごーく不機嫌そうな口調だ。誠は喜怒哀楽が素直に出るほうだから、できることなら颯真くんの存在を認識すらしたくないくらい嫌いなんだろうな、と思う。でも画面は殴らないで。俺のスマホだから。
「わ、わかった」
内心「大丈夫かなあ」とハラハラしながらも、割賦がまだ残っているスマホを誠に近付ける。写真は、去年の夏に撮った俺と颯真くんのツーショット写真だ。正直あまり見せたい構図ではないけど、元々の枚数が少ないから仕方ない。
「この人だよ」
信号待ちのタイミングで、スマホの画面を見せる。誠がものすごーく冷めた目で画面を眺めた。誠ってこんな顔もできるんだ。意外だ。
「ふーん……こんな顔してるんだな。こいつ、背はどれくらい?」
「一八〇はないかなあ、くらいだと思う」
「ほーん」
自分から聞いてきた癖に、誠はどうでもよさそうな声を漏らす。終始不機嫌顔なので、心底颯真くんの顔を見て苛ついているみたいだ。
誠の気持ちが嬉しくて、思わずにやけてしまった。
「誠ってさ、本当友達思いのいい奴だよね。すっごい嬉しい、ありがと」
誠は人の為に喜怒哀楽を感じられる、とても優しい人間だ。まだ知り合ってからそう日は経っていないけど、それでも俺はその事実をもう知っている。
ここでようやく、誠がくしゃりとした笑みを見せた。
「だって他ならない来のことだもんな。そりゃ必死にもなるって」
「うん……ありがとね!」
俺は手元のスマホに目線を戻すと、二人してベッドに仰向けになって撮った写真を改めて眺める。カメラ目線で決め顔を作っている颯真くんの顔を、うっとりとした眼差しで見つめている俺の間抜け顔が写っている一枚だ。
と、誠が真後ろから覗き込んできて、画面に陰を作る。
「来の目が乙女になってるのがムカつく」
「えっ? ああ……この頃はまだ嫌な態度は取られてなかったからね……」
乙女の目と言われて、確かになあと苦笑してしまった。こんなに好きだという目で見られていたのに、颯真くんは俺をキープしたまま他の男に手を出したんだよな。最低すぎる。
「格好付けてるクソ野郎の顔はもっとムカつく。鼻につく顔してんな、こいつ」
「ふは、誠ってば容赦なさすぎ」
颯真くんに対する恋心が完全に枯れ果てた今、改めて写真を見たら俺も同じ印象を受けたから、思わず吹き出してしまったのも仕方ないと思う。
誠が指摘したのは、自分の顔がよく見える角度を散々研究してきた写り方ってやつだ。一緒に写っている俺が前のほうにいてしかも煽りの角度なのに、自分は小顔効果を狙った上に上目遣いをしている。俺のことが好きだったんじゃないの? なんで自分自分なんだよこいつ。
誠が俺の頭の天辺に顎を乗せ、背後からおぶさるようにのしかかってきた。突然の密着に、俺の心臓がトクンと跳ねる。び……びっくりしたあ……っ!
「ナルシストが滲み出てるな」
「わかる。俺も今久々に見てそう思った」
「マジ? 俺と来ってやっぱり気が合うな。相思相愛ってやつだな」
「ぶ……っ、誠ってそれ好きだよね」
「事実だし?」
へ……平常心、平常心だ、俺。俺はそう自分に言い聞かせ続けた。誠ってば、俺は男でも好きになっちゃう人間だって知ってる癖にこういうこと言うんだもんなあ!?
とにかく、これ以上密着されて息を吹きかけられたら、俺の心臓が保つ気が全くしない。
信号が青に変わると同時に、何も気にしてませんよ風に声をかけた。
「ほら、青になったよ」
「ん」
誠はそう答えたけど、回した腕は解いてくれはしなかった。俺の肩を抱くと、そのまま颯爽と横断歩道を渡り始める。
え、えええっ!? ど、どういうこと!?
驚く俺の耳の裏側で、誠が低い声で囁いた。
「なあ」
「ひゃっ!? な、ななな何っ!?」
ヤバい、どう考えてもおかしな反応をしてしまった。なのに誠はそれについて触れるでもなく、そのまま会話を続行するじゃないか。そして近い。ど、どうしよう……変にドキドキしてしまう。
「今あのクソ野郎に会ったら、まだ……未練てあると思う?」
誠の質問に、俺はスンとなって答えた。
「あ、それはない」
「めっちゃ即答じゃん」
誠が笑う。
「だってないもん。あり得ない。なんなら一発顔面を殴りたい」
拳を胸の前に持ってきて握り締めると、誠が更に吹いた。
「来ってさ、見た目に反して案外アグレッシブなところあるよなあ」
「それくらい腹が立ったってことだよ。筋トレ頑張ろうって思うもんね」
「殴り飛ばす為に?」
「うん」
俺の返事に誠は「うーん」と唸った後、にこりと笑って言った。
「筋トレはいいけど、殴るのは僕がやる」
「えーなんで」
「だって、クソ野郎に来が触ること自体が嫌だから」
「……え」
……それってどういうこと? と思って誠を見上げると、誠は白い歯を見せながら「な?」と笑いかけてきたのだった。
翌朝、誠はわざわざ俺の家まで迎えに来て、「安全だって確認が取れるまでひとりの行動は禁止。な?」と言ってきた。
「そんな、悪いよ」
俺の歩幅に併せてゆっくりめに歩く誠が、提案する。
「それが嫌なら、もしくはうちに泊まりに来てよ。……あー、だけど、姉ちゃんが来を見たら弄らせてって騒ぐかも」
「……弄るってどういうこと?」
「化粧させてーとか、髪切らせてーとか」
「うわー……」
聞けば、誠のうるツヤヘアもお姉さんが「ちゃんとケアしなさいよね!」と口うるさく言ってくるからしているだけで、ツヤピカのお肌も同様なんだとか。「ちゃんとやっときゃ文句は言われないから」だそうだ。お姉さん、大分我が強そうな人だな……。
「どうする? 僕はどっちでも構わないよ。とりあえず、安全が確認できるまでは来をなるべくひとりにはしないようにするつもりだから。あ、これは来が何を言っても譲らないからな?」
誠に真顔で言われてしまい、思わず目をパチクリさせてしまった。だって、守るの意味がまさかそこまでちゃんとしたクオリティのものだとは思ってなかったんだよ。驚きもするだろ。
「……マジ?」
「マジだけど?」
当然のように返されてしまった。
「ええー……だって、誠の負担に」
「何言ってんの? 毎日晩飯作って貰ってるのは僕のほうなのをわかって言ってる?」
「あう……」
これはもう、どちらかを選ぶしか選択肢はなさそうだ。
俺は元来、押しが強くない。なんなら塩対応をされても颯真くんを半年も健気に待ってしまった過去もある以上、あまり美容に興味がないのにお姉さんの玩具にされるのは正直言って辛いものがある。
俺の頭の中にあった天秤が、ガタンと傾いた。
ペコリと頭を下げる。
「お手数ですがお迎えよろしくお願いします!」
「ん、よろしい」
ちなみに誠の家は、同じ路線の急行が乗り入れる大きな駅の駅前にある立派なマンションだ。元々は家族三人で住んでいたけど、今はお姉さんとふたり暮らしをしている。スタイリストで激務をこなし中のお姉さんとはほぼすれ違いの生活だそうで、何気に寂しがり屋の誠はひとりを厭って俺とつるんでいる、ということだ。
と、誠が実に嫌そうに顔を顰めながら、言った。
「で、だ」
「うん。何?」
「正直そんなクソ野郎の顔なんて見たくもないし覚えたくもないけど、知らないと何かあってからでは遅いから写真を見せて。見たら見たで腹立つと思うけど、画面を殴るするのは我慢するから」
誠はものすごーく不機嫌そうな口調だ。誠は喜怒哀楽が素直に出るほうだから、できることなら颯真くんの存在を認識すらしたくないくらい嫌いなんだろうな、と思う。でも画面は殴らないで。俺のスマホだから。
「わ、わかった」
内心「大丈夫かなあ」とハラハラしながらも、割賦がまだ残っているスマホを誠に近付ける。写真は、去年の夏に撮った俺と颯真くんのツーショット写真だ。正直あまり見せたい構図ではないけど、元々の枚数が少ないから仕方ない。
「この人だよ」
信号待ちのタイミングで、スマホの画面を見せる。誠がものすごーく冷めた目で画面を眺めた。誠ってこんな顔もできるんだ。意外だ。
「ふーん……こんな顔してるんだな。こいつ、背はどれくらい?」
「一八〇はないかなあ、くらいだと思う」
「ほーん」
自分から聞いてきた癖に、誠はどうでもよさそうな声を漏らす。終始不機嫌顔なので、心底颯真くんの顔を見て苛ついているみたいだ。
誠の気持ちが嬉しくて、思わずにやけてしまった。
「誠ってさ、本当友達思いのいい奴だよね。すっごい嬉しい、ありがと」
誠は人の為に喜怒哀楽を感じられる、とても優しい人間だ。まだ知り合ってからそう日は経っていないけど、それでも俺はその事実をもう知っている。
ここでようやく、誠がくしゃりとした笑みを見せた。
「だって他ならない来のことだもんな。そりゃ必死にもなるって」
「うん……ありがとね!」
俺は手元のスマホに目線を戻すと、二人してベッドに仰向けになって撮った写真を改めて眺める。カメラ目線で決め顔を作っている颯真くんの顔を、うっとりとした眼差しで見つめている俺の間抜け顔が写っている一枚だ。
と、誠が真後ろから覗き込んできて、画面に陰を作る。
「来の目が乙女になってるのがムカつく」
「えっ? ああ……この頃はまだ嫌な態度は取られてなかったからね……」
乙女の目と言われて、確かになあと苦笑してしまった。こんなに好きだという目で見られていたのに、颯真くんは俺をキープしたまま他の男に手を出したんだよな。最低すぎる。
「格好付けてるクソ野郎の顔はもっとムカつく。鼻につく顔してんな、こいつ」
「ふは、誠ってば容赦なさすぎ」
颯真くんに対する恋心が完全に枯れ果てた今、改めて写真を見たら俺も同じ印象を受けたから、思わず吹き出してしまったのも仕方ないと思う。
誠が指摘したのは、自分の顔がよく見える角度を散々研究してきた写り方ってやつだ。一緒に写っている俺が前のほうにいてしかも煽りの角度なのに、自分は小顔効果を狙った上に上目遣いをしている。俺のことが好きだったんじゃないの? なんで自分自分なんだよこいつ。
誠が俺の頭の天辺に顎を乗せ、背後からおぶさるようにのしかかってきた。突然の密着に、俺の心臓がトクンと跳ねる。び……びっくりしたあ……っ!
「ナルシストが滲み出てるな」
「わかる。俺も今久々に見てそう思った」
「マジ? 俺と来ってやっぱり気が合うな。相思相愛ってやつだな」
「ぶ……っ、誠ってそれ好きだよね」
「事実だし?」
へ……平常心、平常心だ、俺。俺はそう自分に言い聞かせ続けた。誠ってば、俺は男でも好きになっちゃう人間だって知ってる癖にこういうこと言うんだもんなあ!?
とにかく、これ以上密着されて息を吹きかけられたら、俺の心臓が保つ気が全くしない。
信号が青に変わると同時に、何も気にしてませんよ風に声をかけた。
「ほら、青になったよ」
「ん」
誠はそう答えたけど、回した腕は解いてくれはしなかった。俺の肩を抱くと、そのまま颯爽と横断歩道を渡り始める。
え、えええっ!? ど、どういうこと!?
驚く俺の耳の裏側で、誠が低い声で囁いた。
「なあ」
「ひゃっ!? な、ななな何っ!?」
ヤバい、どう考えてもおかしな反応をしてしまった。なのに誠はそれについて触れるでもなく、そのまま会話を続行するじゃないか。そして近い。ど、どうしよう……変にドキドキしてしまう。
「今あのクソ野郎に会ったら、まだ……未練てあると思う?」
誠の質問に、俺はスンとなって答えた。
「あ、それはない」
「めっちゃ即答じゃん」
誠が笑う。
「だってないもん。あり得ない。なんなら一発顔面を殴りたい」
拳を胸の前に持ってきて握り締めると、誠が更に吹いた。
「来ってさ、見た目に反して案外アグレッシブなところあるよなあ」
「それくらい腹が立ったってことだよ。筋トレ頑張ろうって思うもんね」
「殴り飛ばす為に?」
「うん」
俺の返事に誠は「うーん」と唸った後、にこりと笑って言った。
「筋トレはいいけど、殴るのは僕がやる」
「えーなんで」
「だって、クソ野郎に来が触ること自体が嫌だから」
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