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君を大事にする事は、私自身を大事にすることにもなるんだよ。
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今日彼が帰ってくる。疲れているだろうか、寂しかったと言ってエッチされちゃったりするだろうか。そんな事を考えながら、彼が好きな煮物を作る。
一応、お風呂を上がって、新調した下着をつけた。でもこんな破廉恥なのを着て、引かれないだろうか。
夜20時、彼が帰ってきた。玄関に小走りする。
「おかえりなさい!」
思わず大きい声が出てしまい恥ずかしくなる。彼は優しい表情をする。
「ただいま。寂しかった?」
「そりゃ、寂しかったです。でも、毎晩電話してくれたので、大丈夫でした。」
その後おなにーしてましたなんて言えない。
「おいで。」
両手を広げる。ギュッと抱きしめられ、胸も苦しくなる。好きだ、この人の事が。いつの間にか、そう確信できるようになっていた。
ご飯を美味しそうに食べ、彼はすぐにお風呂に入った。
寝室でドキドキしてしまう。準備しただけでこんなに気持ちが変わってしまうなんて。彼が入ってきた。
「待ってたの?」
「あ、はい。久しぶりに一緒に寝れるので。」
「可愛いやつだ。」
そう言って彼に抱きしめられる。今日は少し足も出した。短めのズボンに、ボタンのシャツパジャマを着ている。椿考案スタイルだ。
心臓がバクバクなっている。
「したいの?」
ストレートに聞かれ、一瞬フリーズした。
「あ、、、その、、。」
「今日やけに可愛いからさ。」
顔を覗き込まれる。
「お化粧してる。」
考えを見透かされ恥ずかしくなった。思わず手のひらで顔を隠す。おでこにキスをされ、彼は布団に入ってしまった。
「え、、、?」
声が出てしまった。気づかないふりをされる。やっぱり魅力がないのだろうか。引かれてしまったのだろうか。少し涙目になってしまった。
引き下がれず、彼の袖を引っ張る。
「したい、、、です。」
じっと見つめられる。少し困ったような、初めてキスをした日と同じ目。ゆっくりと起き上がり、肩を押され優しく押し倒される。
そのまま何も言わず、キスをされた。舌が入り込んでくる。
「んっ、、ふっ、、、。」
息が漏れる。息継ぎをする間もなくキスをされた。脳みそが溶けてしまいそうだ。
そのまま服に手が滑り込んでくる。下着の上から、胸を撫でられた。初めての感触に体がビクンッと跳ねた。シャツのボタンを外される。露わになった胸をじっと見られる。恥ずかしいが、隠したりはしなかった。彼の顔が近づく。鎖骨にキスをされる。
「んっ、、、。」
体にキスをされる度、ピクッピクッと反応してしまう。お腹までキスをされ、下着を外された。
「ああ、、、。」
初めて彼が声を発した。驚いているような、少し落胆したようにも聞こえる。
「あの、、何か。」
「いや、すまない。」
「え?」
「今日は、ちょっと疲れてるみたいなんだ。」
はっと我に帰る。この人は仕事を終えてきたと言うのに。自分の気の回らなさに嫌気がさす。
「ごめんなさい。私こそ、、、。」
「今日は客室で寝るから、ゆっくりしな。」
そう言うと彼は部屋を出てしまった。
途中で気づいていた。彼はちっとも反応していなかった。涙が出た。私には、何か彼とする為の何かが、足りないのかもしれない。
啜り泣きながら、下着を片付け。パジャマを着直した。
一応、お風呂を上がって、新調した下着をつけた。でもこんな破廉恥なのを着て、引かれないだろうか。
夜20時、彼が帰ってきた。玄関に小走りする。
「おかえりなさい!」
思わず大きい声が出てしまい恥ずかしくなる。彼は優しい表情をする。
「ただいま。寂しかった?」
「そりゃ、寂しかったです。でも、毎晩電話してくれたので、大丈夫でした。」
その後おなにーしてましたなんて言えない。
「おいで。」
両手を広げる。ギュッと抱きしめられ、胸も苦しくなる。好きだ、この人の事が。いつの間にか、そう確信できるようになっていた。
ご飯を美味しそうに食べ、彼はすぐにお風呂に入った。
寝室でドキドキしてしまう。準備しただけでこんなに気持ちが変わってしまうなんて。彼が入ってきた。
「待ってたの?」
「あ、はい。久しぶりに一緒に寝れるので。」
「可愛いやつだ。」
そう言って彼に抱きしめられる。今日は少し足も出した。短めのズボンに、ボタンのシャツパジャマを着ている。椿考案スタイルだ。
心臓がバクバクなっている。
「したいの?」
ストレートに聞かれ、一瞬フリーズした。
「あ、、、その、、。」
「今日やけに可愛いからさ。」
顔を覗き込まれる。
「お化粧してる。」
考えを見透かされ恥ずかしくなった。思わず手のひらで顔を隠す。おでこにキスをされ、彼は布団に入ってしまった。
「え、、、?」
声が出てしまった。気づかないふりをされる。やっぱり魅力がないのだろうか。引かれてしまったのだろうか。少し涙目になってしまった。
引き下がれず、彼の袖を引っ張る。
「したい、、、です。」
じっと見つめられる。少し困ったような、初めてキスをした日と同じ目。ゆっくりと起き上がり、肩を押され優しく押し倒される。
そのまま何も言わず、キスをされた。舌が入り込んでくる。
「んっ、、ふっ、、、。」
息が漏れる。息継ぎをする間もなくキスをされた。脳みそが溶けてしまいそうだ。
そのまま服に手が滑り込んでくる。下着の上から、胸を撫でられた。初めての感触に体がビクンッと跳ねた。シャツのボタンを外される。露わになった胸をじっと見られる。恥ずかしいが、隠したりはしなかった。彼の顔が近づく。鎖骨にキスをされる。
「んっ、、、。」
体にキスをされる度、ピクッピクッと反応してしまう。お腹までキスをされ、下着を外された。
「ああ、、、。」
初めて彼が声を発した。驚いているような、少し落胆したようにも聞こえる。
「あの、、何か。」
「いや、すまない。」
「え?」
「今日は、ちょっと疲れてるみたいなんだ。」
はっと我に帰る。この人は仕事を終えてきたと言うのに。自分の気の回らなさに嫌気がさす。
「ごめんなさい。私こそ、、、。」
「今日は客室で寝るから、ゆっくりしな。」
そう言うと彼は部屋を出てしまった。
途中で気づいていた。彼はちっとも反応していなかった。涙が出た。私には、何か彼とする為の何かが、足りないのかもしれない。
啜り泣きながら、下着を片付け。パジャマを着直した。
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