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地球を快楽で侵略した宇宙人 カイタ編
13話 長期休暇(NH)
しおりを挟む「おっすブルーマン!」
『こんにちは、キャストさん』
キャストさんは外交官に所属する少し変わった人間だ
人前でオナニーが出来ない持病があるが性的な事は好き
だがオスの治療はNGで逆に幸福度が下がる
ので基本はあまり話す事も無かったのだが
「今日、見舞いに行くけどお前も来る?」
『見舞いって誰のです?』
「カイタ先輩、酷く幸福度が下がって長期休暇申請しただろ?」
『……聞いて無いですね』
「え、俺余計な事を言ったか?」
『見舞いに行きましょう』
彼の家を訪ねた
『はーい……彼の後輩さん方ですね、いらっしゃいませ』
「どもっす」
『エンジェさんと言いましたよね?カイタさんの幸福度は……』
『低いままで今は休ませてるんです、お医者様の話では今は休息するのがいいと』
「寝てるって事っすかね?これ見舞い品の≪人工リンゴ≫です」
※そこそこ高価な果物
「……お前ら来てくれたのか」
明らかにパジャマだった
『先輩!?無理して起きてこなくても大丈夫ですよ!?』
「そうっすよ、風邪?っすから!!」
「風邪じゃないからお前ら上がっていけ、時間ある?」
「オイラはあるっす」
『僕も平気』
家の中に入ってリビングに通された
「お前ら≪フラッシュバック≫って聞いた事あるか?」
「バッグ?鞄の事っすか?」
『記憶が蘇る現象、もしそれが原因なら治療しますから』
「残念ながら不可能だ」
『不可能?』
「医者の話によるとメモリーを全消去しないと消せないらしい」
『えっ!?』
確かに掃除をやりきる事は不可能にちかい
脳のゴミを一部だけ手術で取り除いても塵が残る
全てを消去しても0にはならないが治療として無い訳ではない
「酷く不快な出来事があって」
「好きな子のパンツがダサかったとかですか?」
「……妻が下着をつけるとでも?」
呆れているが後輩の彼らしいといえばらしい
『そんな事でカイタさんが不幸にはならないですよね』
「当たり前だろう」
彼は笑った、頬に手をあてていつもの顔で
医者のエクス星人全てが使える患者データにアクセスして処方をみる
≪休息≫≪睡眠≫≪栄養≫≪会話≫
『あー、会話の処方ですか』
「おしゃべりを薬みたいに???」
『感度が下がって絶頂しにくくなった人はよく処方しますね』
「流石だなカウンセラー」
エンジェさんが人工リンゴを切ってきた
『切れたよ、ほら』
「土産なのにオイラたちが頂いていいんすか?」
「食べ過ぎると胃が痛くなるし妻は食べられないから」
「嫌いなんすか?」
「いやアレルギー」
「アレルギー!?」
『えっ』
『……沢山を一度に摂取しなければそこまででは無いんですが、酔ってしまうので』
「そうだったエクス星人って果物で酔う事あったわ」
産卵不可にアレルギー?
そこまで行ったら普通のエクス星人なら≪自己処分≫をする
自分を破壊する液体を製造出来るので30秒で溶けて終わり
『すごく失礼な質問かもしれない事しても?』
『私に何ていくらでも』
『なぜ自己処分しなかったんです?』
「オイラでもそれ聞いちゃっていいの?って思う」
『しようとしましたよ?そしたら彼の幸福度が0を下回って』
「0を!?」
よほどの事があっても基本的に人は1以上の幸福度がある
何故なら0より下だと人は死んでしまう
「あん時はマジで焦ったな」
『処理場まで来て私の触手をひっつかまえて「俺はお前がいないと幸せになれねぇ」って』
「それで結婚したんすね」
普通は自己に欠陥があれば代わりに他のエクス星人をあてて自己処分
今回の件を考えると迂闊にやらない方が地球人にとってはいいのかもしれない
人工リンゴを産まれて初めて食べた
『美味しいですねこれ』
「フッツーのリンゴで味気ないっす」
「エクス星人向けの味付けは素朴だからなぁ」
「せっかくだから出会った時の事とか詳しく聞いてもいいっすか?」
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