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プロローグ
6
薄い唇から、赤い舌が覗く。
「私は────、」
開いた口がはたと閉じるのと、イーシャが右手を翳すのは同時だった。
右手でカイルを──正確には、背後からカイルに飛び掛かる獣を指さして。
「キャイン゛……ッ!」
「…………!」
獰猛に顎を開いた獣の輪郭が、ひしゃげるように歪んだ。
飛び掛かったままの姿勢で地面にめり込む獣。
そして、踵落としで獣を沈めながら、長身の青年が飛び出してくる。
呆気に取られるカイルとイーシャの眼前を掠め、青年は赤毛を振り乱しながら着地した。
「ご無事ですか!カイル様!」
そして碧眼を零れるほどに見開いて、わたわたとカイルの身の安全を確認する。
カイルは驚愕を滲ませた丸い目で、垂直に地面に突き刺さった獣を見て、行き場を失った右手を凝視するイーシャを見て。
「…………ああ、ヒガナか」
「お怪我はございませんか⁈」
「ありがとう、ヒガ、」
「この……汚らわしい四足歩行め!」
「ヒガナ、ヒガ……」
「よく聞け獣畜生。カイル様に一つ傷が見つかるたびに、お前の軽い頭を地面にもう一段ずつ深く沈めて──」
「ヒガナ・オーエン」
焦点の定まらない目で獣を脅迫していた青年──ヒガナが、はたと口を閉じる。
カイルは、二の腕に縋りつく青年に、ぐっと相貌を近づけた。
「助かったよ。守ってくれてありがとう、ヒガナ」
滑らかなテノールで紡がれた言葉に、ヒガナがうなじを掴まれた猫みたいに静かになる。
『オーエン』という姓に、イーシャが右手を持て余したまま、「お抱え凄腕暗殺者の……!」と何かを思い出したような顔をする。
「何でハイウルフが外に出てるんだ…………?」
そして、ヒガナを追ってきたのだろう。
恰幅の良い身体を揺らしながら近付いてきたクラブ長が、地面にのびる獣を困惑気味に眺めていた。
「どうやって小屋から抜け出したんだ?というか、他の個体は──」
「殺される!羊に殺゛ざれ゛る゛……ッ!」
突如響いた情けない悲鳴に、三人して振り返る。
遥か遠方。
羊たちが、獣の群れに取り囲まれて怯えたようにベェベェ鳴いていた。そしてパステルカラーの羊たちの中心で、リウーがモコモコ溺れていた。
失笑するしかないような光景だったが、事態はことのほか深刻だった。下手をすると全然死人とか出る。
頭を抱えるクラブ長。
イーシャがその隣で、「ひらめいた!」みたいな表情をする。
持て余していた右手の照準を、襲われるリウーへと合わせて。
ほぼ同時に羊の群れを飛び越え、リウーの喉笛に食いついた獣が「ヒャイン!」と情けない悲鳴を上げる。
程なくして、喉笛に突き立てられた犬歯が、ぼろりと抜け落ちた。
***
ハイウルフの歯は、上下合わせて43本。
抜け落ちたハイウルフたちの歯800本あまりが、取り込まれた洗濯物みたいにこんもり積まれている。
その隣に、簀巻きにされたハイウルフ20匹余りが、たたまれた洗濯物みたいにきっちり積まれている。
ハイウルフ・マウンテンを背景に、クラブ長含めた関係者各位が、教師陣からの事情聴取を受けていた。
少し離れた場所では、ブランケットにくるまったリウーが、ハイウルフ達に背を向けるようにして震えていた。
イーシャはその隣で、「どうして歯の本数が奇数なんだろうな」などと激励の言葉を送りつつリウーの背を懸命に摩っている。
心に深い傷を負ったリウーは初め、まともに話す事すらできなかったが、イーシャの根気強いケアのおかげで幾分か調子を取り戻しつつあった。
「…………パヴロフくん」
なのでリウーが初めて自分から口を開いたとき、イーシャは励ましの言葉を吞み込んで、若干前のめりにリウーの言葉を待った。
「あの魔術、君も使えたんだね」
「…………?」
「『あんな頭のおかしい魔術、誰がなんのために作った物なんだよ』って、後から調べて分かったんだけどさ。あれ、50年前の拷問官とかノースリンデの猟奇殺人鬼が使ってたやつと同じ構築理論らしいよ」
予想外の言葉であったので、イーシャはきょとと目を瞬く。
ややおいて、先刻、自らがハイウルフたちに使用した『抜歯魔術』のことを言っているのだと気付いた。
「今後ノースリンデの人には逆らわないようにしようかな。君の故郷では皆習う魔術なの?」
「?いいや」
「じゃあ、あのセオリーもクソもないめちゃくちゃな魔術式を、あの一瞬、あの規模で再現したってこと?独学じゃ普通無理だよ」
「『独学』……」
リウーの言葉を復唱しつつ、困惑気味に小首を傾げた。心底訳がわからないという表情で、「独学ではない」と首を振って。
「あれはもう見た」
邪気の無い目で、リウーの賛辞を流す。
リウーは一瞬信じられない物を見るような目をイーシャに向けて、やがて、諦めたように表情を緩めた。
「さすが首席ってかんじだ」
「?」
「いや、気にしないで。……それより遅くなったけど、その、助けてくれてありがとう」
「いや、気にしないでくれ」
「今度お礼させてね。何奢ろうか」
丸まったまま、「なんでも言ってね」と相貌をもたげて。
「『なんでも』……」
リウーは、ギョッと仰反った。
イーシャの相貌が、存外近くからこちらを覗き込んできていたから。
「…………先輩は、とても良い匂いがするな。好きな匂いだ」
「…………」
長い睫毛の影が、アメジストの瞳に落ちていた。
その色彩の空虚さに、リウーは僅かに寒気を覚える。
唇が触れるほどの至近距離。
頬を撫でる吐息が、どう言うわけか、先刻喉元まで迫った獣のそれを想起させた。
警戒に強張ったリウーの表情をじっと眺めては、「……尚早か」などと呟いて。
「決めた」
イーシャは、ブランケットの中に隠れたリウーの指先を、ちょいと突く。
イーシャの体温が高いのか、リウーが単に末端冷え性なのか、触れた体温は酷く冷たかった。
「イーシャ」
「……な、なんて?」
「是非、イーシャと呼んでくれ」
「ええ?」
「なんでも言ってね、と言われた」
「そうだね……」
リウーは無造作な赤毛を軽く指先で整えて、イーシャの表情を伺う。
心なしかソワソワしているようにも見える。完全に何かを期待している表情だった。
口を開閉させれば、催促するように指先を摘まれる。
「イ、イーシャく、」
「リウー、……ファルカスくん」
遮るように落とされた声に、イーシャの相貌から、色が削げ落ちる。
ややおいて、気だるげに振り返る。
霧のように背後に佇んだまま、カイルが二人を見下ろしていた。
「少し、話したいことがあるんだ」
「二人きりでか?」
「いいや?用があるのは私ではなく、クラブ長だ」
何故かリウー本人ではなく隣の新入生が食いついてくる奇妙な状況にも、カイルはあくまで平然と応対する。
「じゃあ俺も……」と立ち上がったイーシャを、片手で制して。
「悪いけれど、きみはあっちだ」
聳立するハイウルフ・マウンテンの前で、教員たちがこちらを見ていた。
難しい表情で腕組みをしている男性教諭が、カイルの言葉に追随するようにイーシャを手招きしている。
「…………行っておいでよ。ありがとう」
むくれたまま動こうとしないイーシャを、リウーは苦笑しつつ嗜める。
ようやっと立ち上がりつつも、チラチラと振り返ってくる姿に、肩をすくめて。
「またね、イーシャ」
「……!」
「あとで奢るよ」
びび、と毛を逆立てては、どこか勇み足に教員たちの方へと向かっていく。
アホ毛を元気に揺らしながら去っていく後ろ姿を、リウーは穏やかに見送った。
「…………随分と」
そして耳元で落とされた呟きに、リウーは肩を揺らす。
視線を合わせるように長い脚を折って、カイルは秀麗な笑みを浮かべた。
「随分と、後輩に慕われているんだね」
「……きっと、今だけですよ」
「そう?そうは思えないけれど」
さして興味もなさそうにリウーの返答を受け流しながら、「立てるかい」と促す。
恭しく差し出されたカイルの手を、濁った碧眼が静かに眺めていた。
そして、
「!」
おずと添えた手を、ぐいと引かれる。
ブランケットが落ちる。
よろめいた拍子に、存外厚い胸板へと顔を埋める形になるリウー。
見開かれた碧眼とは対照的に、赤銅色の瞳が、すぅと細められる。
「痛そうだね」
リウーの前腕を観察しながら、カイルが言った。
真新しいシャツの袖には、赤い血痕が滲んでいる。
リウーは慌ててブランケットを被り直して腕を隠しながら、赤い目から逃れるように視線を伏せた。
「……さっき、ハイウルフに襲われた時に、怪我をして」
「そう」
「……………」
「シャツの方は破けなくて良かったね」
ここまでくると、リウーは最早満足に呼吸することすらできなくなっていた。
自らをじっと観察する高次の存在から逃れるように、ひたすらに息を殺して。
「……私たちも行こうか。クラブ長は、君にいくつか聞きたいことがあるようだよ」
重い前髪に隠れた視界のなか、赤い唇がどこか愉しげに弧を描く様を、ただ見つめていた。
「私は────、」
開いた口がはたと閉じるのと、イーシャが右手を翳すのは同時だった。
右手でカイルを──正確には、背後からカイルに飛び掛かる獣を指さして。
「キャイン゛……ッ!」
「…………!」
獰猛に顎を開いた獣の輪郭が、ひしゃげるように歪んだ。
飛び掛かったままの姿勢で地面にめり込む獣。
そして、踵落としで獣を沈めながら、長身の青年が飛び出してくる。
呆気に取られるカイルとイーシャの眼前を掠め、青年は赤毛を振り乱しながら着地した。
「ご無事ですか!カイル様!」
そして碧眼を零れるほどに見開いて、わたわたとカイルの身の安全を確認する。
カイルは驚愕を滲ませた丸い目で、垂直に地面に突き刺さった獣を見て、行き場を失った右手を凝視するイーシャを見て。
「…………ああ、ヒガナか」
「お怪我はございませんか⁈」
「ありがとう、ヒガ、」
「この……汚らわしい四足歩行め!」
「ヒガナ、ヒガ……」
「よく聞け獣畜生。カイル様に一つ傷が見つかるたびに、お前の軽い頭を地面にもう一段ずつ深く沈めて──」
「ヒガナ・オーエン」
焦点の定まらない目で獣を脅迫していた青年──ヒガナが、はたと口を閉じる。
カイルは、二の腕に縋りつく青年に、ぐっと相貌を近づけた。
「助かったよ。守ってくれてありがとう、ヒガナ」
滑らかなテノールで紡がれた言葉に、ヒガナがうなじを掴まれた猫みたいに静かになる。
『オーエン』という姓に、イーシャが右手を持て余したまま、「お抱え凄腕暗殺者の……!」と何かを思い出したような顔をする。
「何でハイウルフが外に出てるんだ…………?」
そして、ヒガナを追ってきたのだろう。
恰幅の良い身体を揺らしながら近付いてきたクラブ長が、地面にのびる獣を困惑気味に眺めていた。
「どうやって小屋から抜け出したんだ?というか、他の個体は──」
「殺される!羊に殺゛ざれ゛る゛……ッ!」
突如響いた情けない悲鳴に、三人して振り返る。
遥か遠方。
羊たちが、獣の群れに取り囲まれて怯えたようにベェベェ鳴いていた。そしてパステルカラーの羊たちの中心で、リウーがモコモコ溺れていた。
失笑するしかないような光景だったが、事態はことのほか深刻だった。下手をすると全然死人とか出る。
頭を抱えるクラブ長。
イーシャがその隣で、「ひらめいた!」みたいな表情をする。
持て余していた右手の照準を、襲われるリウーへと合わせて。
ほぼ同時に羊の群れを飛び越え、リウーの喉笛に食いついた獣が「ヒャイン!」と情けない悲鳴を上げる。
程なくして、喉笛に突き立てられた犬歯が、ぼろりと抜け落ちた。
***
ハイウルフの歯は、上下合わせて43本。
抜け落ちたハイウルフたちの歯800本あまりが、取り込まれた洗濯物みたいにこんもり積まれている。
その隣に、簀巻きにされたハイウルフ20匹余りが、たたまれた洗濯物みたいにきっちり積まれている。
ハイウルフ・マウンテンを背景に、クラブ長含めた関係者各位が、教師陣からの事情聴取を受けていた。
少し離れた場所では、ブランケットにくるまったリウーが、ハイウルフ達に背を向けるようにして震えていた。
イーシャはその隣で、「どうして歯の本数が奇数なんだろうな」などと激励の言葉を送りつつリウーの背を懸命に摩っている。
心に深い傷を負ったリウーは初め、まともに話す事すらできなかったが、イーシャの根気強いケアのおかげで幾分か調子を取り戻しつつあった。
「…………パヴロフくん」
なのでリウーが初めて自分から口を開いたとき、イーシャは励ましの言葉を吞み込んで、若干前のめりにリウーの言葉を待った。
「あの魔術、君も使えたんだね」
「…………?」
「『あんな頭のおかしい魔術、誰がなんのために作った物なんだよ』って、後から調べて分かったんだけどさ。あれ、50年前の拷問官とかノースリンデの猟奇殺人鬼が使ってたやつと同じ構築理論らしいよ」
予想外の言葉であったので、イーシャはきょとと目を瞬く。
ややおいて、先刻、自らがハイウルフたちに使用した『抜歯魔術』のことを言っているのだと気付いた。
「今後ノースリンデの人には逆らわないようにしようかな。君の故郷では皆習う魔術なの?」
「?いいや」
「じゃあ、あのセオリーもクソもないめちゃくちゃな魔術式を、あの一瞬、あの規模で再現したってこと?独学じゃ普通無理だよ」
「『独学』……」
リウーの言葉を復唱しつつ、困惑気味に小首を傾げた。心底訳がわからないという表情で、「独学ではない」と首を振って。
「あれはもう見た」
邪気の無い目で、リウーの賛辞を流す。
リウーは一瞬信じられない物を見るような目をイーシャに向けて、やがて、諦めたように表情を緩めた。
「さすが首席ってかんじだ」
「?」
「いや、気にしないで。……それより遅くなったけど、その、助けてくれてありがとう」
「いや、気にしないでくれ」
「今度お礼させてね。何奢ろうか」
丸まったまま、「なんでも言ってね」と相貌をもたげて。
「『なんでも』……」
リウーは、ギョッと仰反った。
イーシャの相貌が、存外近くからこちらを覗き込んできていたから。
「…………先輩は、とても良い匂いがするな。好きな匂いだ」
「…………」
長い睫毛の影が、アメジストの瞳に落ちていた。
その色彩の空虚さに、リウーは僅かに寒気を覚える。
唇が触れるほどの至近距離。
頬を撫でる吐息が、どう言うわけか、先刻喉元まで迫った獣のそれを想起させた。
警戒に強張ったリウーの表情をじっと眺めては、「……尚早か」などと呟いて。
「決めた」
イーシャは、ブランケットの中に隠れたリウーの指先を、ちょいと突く。
イーシャの体温が高いのか、リウーが単に末端冷え性なのか、触れた体温は酷く冷たかった。
「イーシャ」
「……な、なんて?」
「是非、イーシャと呼んでくれ」
「ええ?」
「なんでも言ってね、と言われた」
「そうだね……」
リウーは無造作な赤毛を軽く指先で整えて、イーシャの表情を伺う。
心なしかソワソワしているようにも見える。完全に何かを期待している表情だった。
口を開閉させれば、催促するように指先を摘まれる。
「イ、イーシャく、」
「リウー、……ファルカスくん」
遮るように落とされた声に、イーシャの相貌から、色が削げ落ちる。
ややおいて、気だるげに振り返る。
霧のように背後に佇んだまま、カイルが二人を見下ろしていた。
「少し、話したいことがあるんだ」
「二人きりでか?」
「いいや?用があるのは私ではなく、クラブ長だ」
何故かリウー本人ではなく隣の新入生が食いついてくる奇妙な状況にも、カイルはあくまで平然と応対する。
「じゃあ俺も……」と立ち上がったイーシャを、片手で制して。
「悪いけれど、きみはあっちだ」
聳立するハイウルフ・マウンテンの前で、教員たちがこちらを見ていた。
難しい表情で腕組みをしている男性教諭が、カイルの言葉に追随するようにイーシャを手招きしている。
「…………行っておいでよ。ありがとう」
むくれたまま動こうとしないイーシャを、リウーは苦笑しつつ嗜める。
ようやっと立ち上がりつつも、チラチラと振り返ってくる姿に、肩をすくめて。
「またね、イーシャ」
「……!」
「あとで奢るよ」
びび、と毛を逆立てては、どこか勇み足に教員たちの方へと向かっていく。
アホ毛を元気に揺らしながら去っていく後ろ姿を、リウーは穏やかに見送った。
「…………随分と」
そして耳元で落とされた呟きに、リウーは肩を揺らす。
視線を合わせるように長い脚を折って、カイルは秀麗な笑みを浮かべた。
「随分と、後輩に慕われているんだね」
「……きっと、今だけですよ」
「そう?そうは思えないけれど」
さして興味もなさそうにリウーの返答を受け流しながら、「立てるかい」と促す。
恭しく差し出されたカイルの手を、濁った碧眼が静かに眺めていた。
そして、
「!」
おずと添えた手を、ぐいと引かれる。
ブランケットが落ちる。
よろめいた拍子に、存外厚い胸板へと顔を埋める形になるリウー。
見開かれた碧眼とは対照的に、赤銅色の瞳が、すぅと細められる。
「痛そうだね」
リウーの前腕を観察しながら、カイルが言った。
真新しいシャツの袖には、赤い血痕が滲んでいる。
リウーは慌ててブランケットを被り直して腕を隠しながら、赤い目から逃れるように視線を伏せた。
「……さっき、ハイウルフに襲われた時に、怪我をして」
「そう」
「……………」
「シャツの方は破けなくて良かったね」
ここまでくると、リウーは最早満足に呼吸することすらできなくなっていた。
自らをじっと観察する高次の存在から逃れるように、ひたすらに息を殺して。
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