62 / 62
61編
しおりを挟む
「嘘…。私達勝ったの?」
「胡桃!皆!勝ったんだよ!」
「やったー!遂に
全ての戦いが終わったんだね!」
「ふー。長かったわね。
でも、これで街が平和に戻って
大切な人達を救えたとすれば
この戦いは決して無駄じゃ無かったわね。」
「パチパチパチパチ!
全知全能の神討伐と全ての戦い
終了おめでとう!
君達ならやってくれるとは思っていたが、
予想以上の活躍をしてくれた。
特に胡桃ちゃん。君が居なかったら、
この街の平和は永遠に戻らなかったよ。
ありがとう!」
「いえいえ!時生さんを含め、勝てたのは
皆のお陰ですよ!そういえば私が
選ばれし者ってどういう事ですか?」
「歴代の勇者的存在の中でも、特に
モンスターが強敵化した時代に1人だけ
誕生する特殊な存在だ。その存在は
どの勇者的存在の中でも圧倒的な力を
持ち、その強大な力でモンスターを
倒してきたらしい。今回のモンスター
発生で強敵化していた傾向から、
そういった存在が誕生する可能性は
あったが、まさか胡桃ちゃんが
まさに逆境のあの時に発動するとは
思いもしなかったよ。素晴らしかった。」
「私が選ばれし者だったなんて…。でも、
そのお陰で皆を救えたので
本当に良かったです。
選ばれし者のその後の人生って
どんな風に過ごしたんですか?」
「そこまで詳しくは
書いてなかったんだけど、
俺みたいに十数年に一度来る時空の歪みを
研究するか、はたまた平穏な生活に戻るか、
力を持て余して悪い方向に使った者も
確か居たな。これからの人生をどうするかは
君次第だ。精霊の加護を手放して普通の
戦いとは関係ない人生を送るも良し、
俺の様に精霊の加護を持ち続けて研究なり、
何処かで力を役立てるも良しだ。」
「私のこれからの人生…。今はあんまり
考えられないかな。少し時間をください。
お父さんとお母さんにも会いたいし。」
「そうだな。一旦この話は保留にしようか。
これが俺の連絡先だ。
いつでも連絡をくれるといい。
どんな返事でも待ってるよ。」
「ありがとうございます。
皆、家に帰ろう!」
こうして私達は全ての戦いを終えて、
見事に自分達の街を守り切ったのであった。
私はお父さんとお母さんに会いに行った。
(あれから仲良くはなったけど、また
喧嘩してないかな…。せっかく平和に
なったんだから平穏に暮らしたいよ。)
「胡桃、おかえり!待ってたぞ!」
「胡桃、おかえりなさい!貴方の好物を
沢山作って待ってたわよ!街にモンスターが
居なくなったのも貴方達のお陰なんでしょ?
私の娘が街の平和を救ったなんて、
お母さんとても誇りに思うわ。
ありがとう!」
お父さんとお母さんの反応は予想以上に
私にとってとても嬉しいものであった。
「お父さん!お母さん!2人を守る事が
出来て本当に良かったよ。お父さんも
待っててくれてありがとう!お母さんも
私の好物を沢山作ってくれてありがとう!
また私達昔みたいにやり直せるかな…?」
私は感謝の言葉を述べつつも、恐る恐る
ずっと聞きたかった事を聞いてみた。
「当たり前だ。今まで本当に胡桃には
心配と苦労ばかりかけたな。俺も
母さんもまた一から出直しだ。2人で
美容室を再び盛り上げて
楽しくやっていこう!」
「胡桃、今まで本当にごめんなさいね。
私が意見を曲げなかったばかりにお
父さんにも胡桃にも
迷惑を沢山掛けてしまったわ。
これからはお父さんと小さいながらも
昔みたいに楽しく
美容室を営んでいきたいわ!」
「お父さん…。お母さん…。大好き!」
こうして私の10年越しの願いは叶い、
モンスターとの戦いを通して家族の絆を
再び取り戻す事に成功したのであった。
「胡桃!皆!勝ったんだよ!」
「やったー!遂に
全ての戦いが終わったんだね!」
「ふー。長かったわね。
でも、これで街が平和に戻って
大切な人達を救えたとすれば
この戦いは決して無駄じゃ無かったわね。」
「パチパチパチパチ!
全知全能の神討伐と全ての戦い
終了おめでとう!
君達ならやってくれるとは思っていたが、
予想以上の活躍をしてくれた。
特に胡桃ちゃん。君が居なかったら、
この街の平和は永遠に戻らなかったよ。
ありがとう!」
「いえいえ!時生さんを含め、勝てたのは
皆のお陰ですよ!そういえば私が
選ばれし者ってどういう事ですか?」
「歴代の勇者的存在の中でも、特に
モンスターが強敵化した時代に1人だけ
誕生する特殊な存在だ。その存在は
どの勇者的存在の中でも圧倒的な力を
持ち、その強大な力でモンスターを
倒してきたらしい。今回のモンスター
発生で強敵化していた傾向から、
そういった存在が誕生する可能性は
あったが、まさか胡桃ちゃんが
まさに逆境のあの時に発動するとは
思いもしなかったよ。素晴らしかった。」
「私が選ばれし者だったなんて…。でも、
そのお陰で皆を救えたので
本当に良かったです。
選ばれし者のその後の人生って
どんな風に過ごしたんですか?」
「そこまで詳しくは
書いてなかったんだけど、
俺みたいに十数年に一度来る時空の歪みを
研究するか、はたまた平穏な生活に戻るか、
力を持て余して悪い方向に使った者も
確か居たな。これからの人生をどうするかは
君次第だ。精霊の加護を手放して普通の
戦いとは関係ない人生を送るも良し、
俺の様に精霊の加護を持ち続けて研究なり、
何処かで力を役立てるも良しだ。」
「私のこれからの人生…。今はあんまり
考えられないかな。少し時間をください。
お父さんとお母さんにも会いたいし。」
「そうだな。一旦この話は保留にしようか。
これが俺の連絡先だ。
いつでも連絡をくれるといい。
どんな返事でも待ってるよ。」
「ありがとうございます。
皆、家に帰ろう!」
こうして私達は全ての戦いを終えて、
見事に自分達の街を守り切ったのであった。
私はお父さんとお母さんに会いに行った。
(あれから仲良くはなったけど、また
喧嘩してないかな…。せっかく平和に
なったんだから平穏に暮らしたいよ。)
「胡桃、おかえり!待ってたぞ!」
「胡桃、おかえりなさい!貴方の好物を
沢山作って待ってたわよ!街にモンスターが
居なくなったのも貴方達のお陰なんでしょ?
私の娘が街の平和を救ったなんて、
お母さんとても誇りに思うわ。
ありがとう!」
お父さんとお母さんの反応は予想以上に
私にとってとても嬉しいものであった。
「お父さん!お母さん!2人を守る事が
出来て本当に良かったよ。お父さんも
待っててくれてありがとう!お母さんも
私の好物を沢山作ってくれてありがとう!
また私達昔みたいにやり直せるかな…?」
私は感謝の言葉を述べつつも、恐る恐る
ずっと聞きたかった事を聞いてみた。
「当たり前だ。今まで本当に胡桃には
心配と苦労ばかりかけたな。俺も
母さんもまた一から出直しだ。2人で
美容室を再び盛り上げて
楽しくやっていこう!」
「胡桃、今まで本当にごめんなさいね。
私が意見を曲げなかったばかりにお
父さんにも胡桃にも
迷惑を沢山掛けてしまったわ。
これからはお父さんと小さいながらも
昔みたいに楽しく
美容室を営んでいきたいわ!」
「お父さん…。お母さん…。大好き!」
こうして私の10年越しの願いは叶い、
モンスターとの戦いを通して家族の絆を
再び取り戻す事に成功したのであった。
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
200万年後 軽トラで未来にやってきた勇者たち
半道海豚
SF
本稿は、生きていくために、文明の痕跡さえない200万年後の未来に旅立ったヒトたちの奮闘を描いています。
最近は温暖化による環境の悪化が話題になっています。温暖化が進行すれば、多くの生物種が絶滅するでしょう。実際、新生代第四紀完新世(現在の地質年代)は生物の大量絶滅の真っ最中だとされています。生物の大量絶滅は地球史上何度も起きていますが、特に大規模なものが“ビッグファイブ”と呼ばれています。5番目が皆さんよくご存じの恐竜絶滅です。そして、現在が6番目で絶賛進行中。しかも理由はヒトの存在。それも産業革命以後とかではなく、何万年も前から。
本稿は、2015年に書き始めましたが、温暖化よりはスーパープルームのほうが衝撃的だろうと考えて北米でのマントル噴出を破局的環境破壊の惹起としました。
第1章と第2章は未来での生き残りをかけた挑戦、第3章以降は競争排除則(ガウゼの法則)がテーマに加わります。第6章以降は大量絶滅は収束したのかがテーマになっています。
どうぞ、お楽しみください。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
碧天のノアズアーク
世良シンア
ファンタジー
両親の顔を知らない双子の兄弟。
あらゆる害悪から双子を守る二人の従者。
かけがえのない仲間を失った若き女冒険者。
病に苦しむ母を救うために懸命に生きる少女。
幼い頃から血にまみれた世界で生きる幼い暗殺者。
両親に売られ生きる意味を失くした女盗賊。
一族を殺され激しい復讐心に囚われた隻眼の女剣士。
Sランク冒険者の一人として活躍する亜人国家の第二王子。
自分という存在を心底嫌悪する龍人の男。
俗世とは隔絶して生きる最強の一族族長の息子。
強い自責の念に蝕まれ自分を見失った青年。
性別も年齢も性格も違う十三人。決して交わることのなかった者たちが、ノア=オーガストの不思議な引力により一つの方舟へと乗り込んでいく。そして方舟はいくつもの荒波を越えて、飽くなき探究心を原動力に世界中を冒険する。この方舟の終着点は果たして……
※『side〇〇』という風に、それぞれのキャラ視点を通して物語が進んでいきます。そのため主人公だけでなく様々なキャラの視点が入り混じります。視点がコロコロと変わりますがご容赦いただけると幸いです。
※一話ごとの字数がまちまちとなっています。ご了承ください。
※物語が進んでいく中で、投稿済みの話を修正する場合があります。ご了承ください。
※初執筆の作品です。誤字脱字など至らぬ点が多々あると思いますが、温かい目で見守ってくださると大変ありがたいです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜
KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。
~あらすじ~
世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。
そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。
しかし、その恩恵は平等ではなかった。
富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。
そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。
彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。
あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。
妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。
希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。
英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。
これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。
彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。
テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。
SF味が増してくるのは結構先の予定です。
スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。
良かったら読んでください!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる