5 / 12
マスカレード
しおりを挟む
7thの刻印者のノナとツガイの人間クロトは、異界にある仮面舞踏会用の管制室にいた。
仮面舞踏会の参加者には個別に部屋が割り当てられ、管制室にいるツガイの人間が、刻印者に指示や、テレポートの制御を行っている。
7thは、仮面舞踏会開始直後は、咎人と呼ばれる大罪人狩りを行っていた。
咎人に刻印を施すと、不浄の獣になる。
不浄の獣が出現すると、漆黒の獣に繋がる鎖がうっすらと顕在化し、漆黒の獣をみつけやすくなるのだ。咎人はノドにたくさんいるので、漆黒の獣 狩りが効率的に行えるのである。
しかも咎人は咎人同士で、群れる習性があるため、一箇所でまとめて確保しやすいし、とにかく数が多い。
企業の集まるの高層ビルは、かなりの数の咎人が密集してるので、効率がいい。
あとは、手広くやってる一族経営の企業とかも、営業目的で天下りの受け入れに力を入れているので腐敗の温床になりやすく、狙い目だ。高確率で咎人が密集している。
7thは、そういった情報を、下調べしておいたおかげで、効率良く浄化の欠片を集めることに成功していた。
クロトが通信を入れる。
<ノナ、そろそろ準備運動は終わったかい?>
ノナが返す。
<うん、いつでもいける>
<13thを狙う>
<了解>
クロトが、意図的に、ノナを何度もニアミスさせた相手だ。
地上を移動中なので体の向きがわかりやすい。
背後を取って、真名を切断するには格好の標的だ。
「カウントダウン、3、2、1……」
ノナの眼前には、おそろいの戦闘スーツを身にまとった女の子がいた。
ノナは訓練通り、彼女の真名に触れ、ナイフで両断した。
彼女の略称は『 Δίκη』。
クロトの記憶にはない相手だった。
彼女は、断末魔をあげる間も無く、闇に包まれ消滅した。
恐ろしく、あっけなかった。
すぐに、ノナの目の前の風景が変わった。
テレポート先は、クロトのいる管制室だった。
「おかえり、ノナ。お疲れ様」
クロトはいつもの優しい笑顔で、ノナを労うと、彼女の仮面を外し、ぎゅっと抱きしめた。
クロトはいう。
「今日は、これで終了、ゆっくり休もうね」
ノナが返す。
「え? もう? まだ早くない?」
「上出来だよ。連続して即死させると警戒されるからね。それに、初仕事はこれくらいで十分」
「……なんの感情もわかなかった。血を流すわけでもなく、痛がって叫ぶわけでもなく、あっさりと闇に包まれただけだったよ」
「真名を断ち切られたものは、みんな、そんな感じで消失する」
「殺したはずなのに、まるで罪悪感がないよ……」
「今日はゆっくり気持ちを休めよう」
クロトは、もう一度ノナを優しく抱きしめてから、甘いキスをした。
ノナの頰には、一筋の涙が伝っていた。
……
7thの行動を監視していた、ネフィリムの首領の一人、アルゴスが、おなじくネフィリムの首領の一人、ネケシタスに話しかける
「ねぇ、ネケシタス。すごいね、あの子。真名を引き出して、断ち切っちゃったよ」
「おそらく、アトロポスだ。
どちらにしろ、うちらの敵じゃないよ。
かなり近接でないと、そんな真似できないから」
「近づけさせたら、即死確定ってことでしょ?」
「まぁ、そうなるね」
「やばいじゃん」
「テレポートを封じちゃえば、簡単に生け捕りにできるさ。暗殺者タイプだから、相手に姿を晒す戦いには向いてない」
「生け捕って、洗脳したらかなり使えるんじゃない?」
「他の子とチーム組ませれば、刻印者を効率的に減らせるだろうね」
「どうする?」
「でもね、あの子が烙印者になると、審判者がどう動くかわからない」
「まじで?」
「アトロポスって、堕天してから異例なほど早期に幽閉されたらしい」
「単に、近づけさせなければ良いのでしょ?」
「いまのあの子は素人だけど、昔のアトロポスは戦闘の練度が高すぎて、危険すぎたみたいだね」
「どこの勢力にいたの?」
「カマエルの懐刀」
「カマエルの直属か……、そりゃ、やばいわ」
「そういうことだから、下手にあの子を仲間に加えるわけにはいかない」
「あの子、使徒も殺れるの?」
「おそらく無理。使徒は、真名が複雑すぎて理解できないらしいよ」
「なら要らないか。でも放置ってわけにはいかないよね?」
「あの子にはできるだけ早期に消滅してもらうのが一番楽だと思う」
「だね、バランスの悪い問題児より、普通の手勢が増える方が、うちとしてもありがたい」
「漆黒の獣を殺してくれればいいだけだから、あえて危険の種を呼び込む必要はないしね」
「了解、仲間を招集して作戦を立てよう」
……
ルディーは珍しく自分の席で、端末に向かって仕事をしていた。
仮面舞踏会が始まって、様々な情報が集まっていたからだ。
エレノアが言う。
「局長、仮面舞踏会が始まってから、不浄の獣と漆黒の獣の発生率がこの半月で急増しています」
「不浄の獣?」
「自我を失った生きる尸です。大罪人の成れの果てです。いろいろなもの垂れ流し状態になっているので、後処理が大変だとか……」
「あー、そういえばそんな話を以前聞いた気がする。施設送りになって、秘密裏に殺処分されるのだっけ?」
「はい。改善することはないそうですので」
「被害状況はどうなの?
増加してても、刻印者が漆黒の獣を倒してくれるのでしょ?」
「はい、被害は最小限に抑えられています」
「情報操作して、うちの手柄にしたいね……でも良い案が思いつかない。
味方につけられればなぁ……。
そういえば、烙印者はどうしてる?」
「動いてますね、むしろ積極的に。獣化予備軍のブラックリスト入りしている者がかなりの数、殺されています。被害は確認されていないので、人気のないところに誘導してから倒しているのかもしれません」
「良心的だね。刻印者との交戦はまだ確認されていない?」
「はい。ただ、2名ほど刻印者が姿を現さなくなっているようです」
「うそ? 始まったばかりだよね? そんなヤバイのがいるの?
刻印者同士か、烙印者と交戦した感じ?」
「それが、情報がまるでないのです……」
「でも、そうだとしたら烙印者じゃないよね。いままでそんなのいなかったし」
「過去の仮面舞踏会の記録を問い合わせて見たところ、1回の仮面舞踏会で刻印者が死亡するのは、多くても3名程度だったそうです。今回はかなりハイペースなようですね」
「一波乱起きそうだね。
カメラの映像解析、早急に対応させておいて、何かわかるかもしれない。
あと、ネフィリムとの交渉を早めに進めてね」
「かしこまりました」
仮面舞踏会の参加者には個別に部屋が割り当てられ、管制室にいるツガイの人間が、刻印者に指示や、テレポートの制御を行っている。
7thは、仮面舞踏会開始直後は、咎人と呼ばれる大罪人狩りを行っていた。
咎人に刻印を施すと、不浄の獣になる。
不浄の獣が出現すると、漆黒の獣に繋がる鎖がうっすらと顕在化し、漆黒の獣をみつけやすくなるのだ。咎人はノドにたくさんいるので、漆黒の獣 狩りが効率的に行えるのである。
しかも咎人は咎人同士で、群れる習性があるため、一箇所でまとめて確保しやすいし、とにかく数が多い。
企業の集まるの高層ビルは、かなりの数の咎人が密集してるので、効率がいい。
あとは、手広くやってる一族経営の企業とかも、営業目的で天下りの受け入れに力を入れているので腐敗の温床になりやすく、狙い目だ。高確率で咎人が密集している。
7thは、そういった情報を、下調べしておいたおかげで、効率良く浄化の欠片を集めることに成功していた。
クロトが通信を入れる。
<ノナ、そろそろ準備運動は終わったかい?>
ノナが返す。
<うん、いつでもいける>
<13thを狙う>
<了解>
クロトが、意図的に、ノナを何度もニアミスさせた相手だ。
地上を移動中なので体の向きがわかりやすい。
背後を取って、真名を切断するには格好の標的だ。
「カウントダウン、3、2、1……」
ノナの眼前には、おそろいの戦闘スーツを身にまとった女の子がいた。
ノナは訓練通り、彼女の真名に触れ、ナイフで両断した。
彼女の略称は『 Δίκη』。
クロトの記憶にはない相手だった。
彼女は、断末魔をあげる間も無く、闇に包まれ消滅した。
恐ろしく、あっけなかった。
すぐに、ノナの目の前の風景が変わった。
テレポート先は、クロトのいる管制室だった。
「おかえり、ノナ。お疲れ様」
クロトはいつもの優しい笑顔で、ノナを労うと、彼女の仮面を外し、ぎゅっと抱きしめた。
クロトはいう。
「今日は、これで終了、ゆっくり休もうね」
ノナが返す。
「え? もう? まだ早くない?」
「上出来だよ。連続して即死させると警戒されるからね。それに、初仕事はこれくらいで十分」
「……なんの感情もわかなかった。血を流すわけでもなく、痛がって叫ぶわけでもなく、あっさりと闇に包まれただけだったよ」
「真名を断ち切られたものは、みんな、そんな感じで消失する」
「殺したはずなのに、まるで罪悪感がないよ……」
「今日はゆっくり気持ちを休めよう」
クロトは、もう一度ノナを優しく抱きしめてから、甘いキスをした。
ノナの頰には、一筋の涙が伝っていた。
……
7thの行動を監視していた、ネフィリムの首領の一人、アルゴスが、おなじくネフィリムの首領の一人、ネケシタスに話しかける
「ねぇ、ネケシタス。すごいね、あの子。真名を引き出して、断ち切っちゃったよ」
「おそらく、アトロポスだ。
どちらにしろ、うちらの敵じゃないよ。
かなり近接でないと、そんな真似できないから」
「近づけさせたら、即死確定ってことでしょ?」
「まぁ、そうなるね」
「やばいじゃん」
「テレポートを封じちゃえば、簡単に生け捕りにできるさ。暗殺者タイプだから、相手に姿を晒す戦いには向いてない」
「生け捕って、洗脳したらかなり使えるんじゃない?」
「他の子とチーム組ませれば、刻印者を効率的に減らせるだろうね」
「どうする?」
「でもね、あの子が烙印者になると、審判者がどう動くかわからない」
「まじで?」
「アトロポスって、堕天してから異例なほど早期に幽閉されたらしい」
「単に、近づけさせなければ良いのでしょ?」
「いまのあの子は素人だけど、昔のアトロポスは戦闘の練度が高すぎて、危険すぎたみたいだね」
「どこの勢力にいたの?」
「カマエルの懐刀」
「カマエルの直属か……、そりゃ、やばいわ」
「そういうことだから、下手にあの子を仲間に加えるわけにはいかない」
「あの子、使徒も殺れるの?」
「おそらく無理。使徒は、真名が複雑すぎて理解できないらしいよ」
「なら要らないか。でも放置ってわけにはいかないよね?」
「あの子にはできるだけ早期に消滅してもらうのが一番楽だと思う」
「だね、バランスの悪い問題児より、普通の手勢が増える方が、うちとしてもありがたい」
「漆黒の獣を殺してくれればいいだけだから、あえて危険の種を呼び込む必要はないしね」
「了解、仲間を招集して作戦を立てよう」
……
ルディーは珍しく自分の席で、端末に向かって仕事をしていた。
仮面舞踏会が始まって、様々な情報が集まっていたからだ。
エレノアが言う。
「局長、仮面舞踏会が始まってから、不浄の獣と漆黒の獣の発生率がこの半月で急増しています」
「不浄の獣?」
「自我を失った生きる尸です。大罪人の成れの果てです。いろいろなもの垂れ流し状態になっているので、後処理が大変だとか……」
「あー、そういえばそんな話を以前聞いた気がする。施設送りになって、秘密裏に殺処分されるのだっけ?」
「はい。改善することはないそうですので」
「被害状況はどうなの?
増加してても、刻印者が漆黒の獣を倒してくれるのでしょ?」
「はい、被害は最小限に抑えられています」
「情報操作して、うちの手柄にしたいね……でも良い案が思いつかない。
味方につけられればなぁ……。
そういえば、烙印者はどうしてる?」
「動いてますね、むしろ積極的に。獣化予備軍のブラックリスト入りしている者がかなりの数、殺されています。被害は確認されていないので、人気のないところに誘導してから倒しているのかもしれません」
「良心的だね。刻印者との交戦はまだ確認されていない?」
「はい。ただ、2名ほど刻印者が姿を現さなくなっているようです」
「うそ? 始まったばかりだよね? そんなヤバイのがいるの?
刻印者同士か、烙印者と交戦した感じ?」
「それが、情報がまるでないのです……」
「でも、そうだとしたら烙印者じゃないよね。いままでそんなのいなかったし」
「過去の仮面舞踏会の記録を問い合わせて見たところ、1回の仮面舞踏会で刻印者が死亡するのは、多くても3名程度だったそうです。今回はかなりハイペースなようですね」
「一波乱起きそうだね。
カメラの映像解析、早急に対応させておいて、何かわかるかもしれない。
あと、ネフィリムとの交渉を早めに進めてね」
「かしこまりました」
0
あなたにおすすめの小説
【完結】20年後の真実
ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
公爵令息のマリウスがが婚約者タチアナに婚約破棄を言い渡した。
マリウスは子爵令嬢のゾフィーとの恋に溺れ、婚約者を蔑ろにしていた。
それから20年。
マリウスはゾフィーと結婚し、タチアナは伯爵夫人となっていた。
そして、娘の恋愛を機にマリウスは婚約破棄騒動の真実を知る。
おじさんが昔を思い出しながらもだもだするだけのお話です。
全4話書き上げ済み。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
僕は君を思うと吐き気がする
月山 歩
恋愛
貧乏侯爵家だった私は、お金持ちの夫が亡くなると、次はその弟をあてがわれた。私は、母の生活の支援もしてもらいたいから、拒否できない。今度こそ、新しい夫に愛されてみたいけど、彼は、私を思うと吐き気がするそうです。再び白い結婚が始まった。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
王様の恥かきっ娘
青の雀
恋愛
恥かきっ子とは、親が年老いてから子供ができること。
本当は、元気でおめでたいことだけど、照れ隠しで、その年齢まで夫婦の営みがあったことを物語り世間様に向けての恥をいう。
孫と同い年の王女殿下が生まれたことで巻き起こる騒動を書きます
物語は、卒業記念パーティで婚約者から婚約破棄されたところから始まります
これもショートショートで書く予定です。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
許すかどうかは、あなたたちが決めることじゃない。ましてや、わざとやったことをそう簡単に許すわけがないでしょう?
珠宮さくら
恋愛
婚約者を我がものにしようとした義妹と義母の策略によって、薬品で顔の半分が酷く爛れてしまったスクレピア。
それを知って見舞いに来るどころか、婚約を白紙にして義妹と婚約をかわした元婚約者と何もしてくれなかった父親、全員に復讐しようと心に誓う。
※全3話。
十六歳の妹の誕生日、私はこの世を去る。
あいみ
恋愛
碌に手入れもされていない赤毛の伯爵令嬢、スカーレット。
宝石のように澄んだ青い髪をした伯爵令嬢、ルビア。
対極のような二人は姉妹。母親の違う。
お世辞にも美しいと言えない前妻の子供であるスカーレットは誰からも愛されない。
そばかすだらけで、笑顔が苦手な醜い姉。
天使のように愛らしく、誰からも好かれる可愛い妹。
生まれつき体の弱いルビアは長くは生きられないと宣告されていた。
両親の必死に看病や、“婚約者の献身的なサポート”のおかげで、日常生活が送れるようになるまで回復した。
だが……。運命とは残酷である。
ルビアの元に死神から知らせが届く。
十六歳の誕生日、ルビアの魂は天に還る、と。
美しい愛しているルビア。
失いたくない。殺されてなるものか。
それぞれのルビアを大切に思う想いが、一つの選択をさせた。
生まれてくる価値のなかった、醜いスカーレットを代わりに殺そう、と。
これは彼女が死ぬ前と死んだ後の、少しの物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる