短い話たち

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錯覚の日

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「失礼」という文字が「牛乳」に見えた。

「どうもこのたびはたいへん牛乳なことをいたしまして申し訳けありません」
「あなたってとても牛乳な人ね」
「牛乳をお許しください」
「今回は文面にて牛乳いたします」
「牛乳ですがお名前を教えてください」

こんなことを言って笑っていたら「失礼」が部屋に入って来て「なんて失礼な奴だ」と言った。
「これは罰だ」と「失礼」が言うと、天井が破れて牛乳が降って来た。

「あっ牛乳」と謝った。
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