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No.2
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「それではHRを始める。最初に私の自己紹介からだ。私の名前は文月夏。役職はアタッカー兼ヒーラー。このクラスの担任となった。よろしく頼む。」
いかにも戦人のような雰囲気で自己紹介が終わった。強面な先生がヒーラーなのは意外だった。
「まずは皆知っているだろうがこの学校について説明する。第一に全寮制だ。言っておくが男女別で分かれている。異性が入った場合、魔法で気づくシステムになっているから、申請を忘れるな。また、一応一人一人に部屋はあるが家から通いたい人は申請すれば大丈夫だ。第二に小中高一貫である、ということ。つまり、お前達の中には小学生の時から通っている人もいる。高校からのやつは負けぬよう、日々鍛錬しておけ。最後に、役職についてだ。この説明は二色、頼むぞ。」
「はい。」
そう言って立ったのは、先程代表者挨拶をしたやつだった。
「役職についてですが、最前線を走り、相手の壁を壊して行くのがアタッカー。逆に壁となり味方の陣地を守るのがディフェンダー。傷や疲れを治すのがヒーラーとなっています。各自やりたい役職があると思いますが、自分では決められないので、期待するのはやめといた方がいいです。」
「そこまでだ。二色ありがとう。ちなみに二色は小学生から通っているエリートだ。技術を学ぶにはもってこいだからよく見ておくように。」
なんと長い説明だなと思った。そんな基本的な事、この学校に入学しようと考えた時点で知っているだろうに。
いかにも戦人のような雰囲気で自己紹介が終わった。強面な先生がヒーラーなのは意外だった。
「まずは皆知っているだろうがこの学校について説明する。第一に全寮制だ。言っておくが男女別で分かれている。異性が入った場合、魔法で気づくシステムになっているから、申請を忘れるな。また、一応一人一人に部屋はあるが家から通いたい人は申請すれば大丈夫だ。第二に小中高一貫である、ということ。つまり、お前達の中には小学生の時から通っている人もいる。高校からのやつは負けぬよう、日々鍛錬しておけ。最後に、役職についてだ。この説明は二色、頼むぞ。」
「はい。」
そう言って立ったのは、先程代表者挨拶をしたやつだった。
「役職についてですが、最前線を走り、相手の壁を壊して行くのがアタッカー。逆に壁となり味方の陣地を守るのがディフェンダー。傷や疲れを治すのがヒーラーとなっています。各自やりたい役職があると思いますが、自分では決められないので、期待するのはやめといた方がいいです。」
「そこまでだ。二色ありがとう。ちなみに二色は小学生から通っているエリートだ。技術を学ぶにはもってこいだからよく見ておくように。」
なんと長い説明だなと思った。そんな基本的な事、この学校に入学しようと考えた時点で知っているだろうに。
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