成瀬 慶 140字小説

成瀬 慶

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本当の君

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はじめて会った日の君は
目に一杯の涙をうかべ
苦しそうな表情だった
会う度に明るくなる君
こんなに楽しそうに笑う子なんだと
気が付いた
新しい君は日に日に増えて行って
訪れた
別れの日
「もう来ちゃだめだよ」
心で呟きながら
最後の診察を終えた
パパとママの手を繋ぐ君を
笑顔で見送った

【narusegoto】
今、書こうかと考えている
小児科医のお話の一部です
『(仮)小児科医』
小児科で働く
医師
看護師
保育士
清掃員
様々な角度から書くべきか?
一人の研修医目線で書くべきか?
悩み中です
公開できるまでになるには
もうしばらく時間がかかりそうですね(笑)
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