冷酷社長に甘く優しい糖分を。

氷萌

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4章:社長の優しさ?

4

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この1か月で学んだ掃除については
無駄に広い屋敷内の全てを
仕事が終わってからするのは無理な話だという事。
だから各フロアに分けて毎日少しずつと決め
今日は台所を終わらせた。


と言っても
ようやく一息つけたのは22時は過ぎている。

セレブ街から離れた庶民が住む町のコンビニまで行き
買ってきたサラダとおにぎりを食べながら
頼まれていた資料に目を通している内に社長が帰宅。


「お疲れ様です。
 お風呂、入れる状態になっています」

「あぁ…悪いな」


ココまでがイトカの1日の仕事。
最後に風呂掃除をしながら自分もシャワーを借りて
仕事が完了になるのは日付が変わる頃だ。

しかしそうなると
逆に目が冴えてしまい眠れない。
疲れが溜まるのは無理もなかった。


身体に異常をきたしたのは翌日。


「…ッ」


ズキズキと痛む頭を押さえ
昨晩に終わらせた資料をまとめていた。


「随分と頑張っているみたいだけど
 庶民のアナタには大変そうで可哀想ね」


久しぶりに鮫島が話し掛けてきたかと思えば
見下したような言い草で憐れんでいる。
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