昨日は自衛官、今日は勇者で明日は魔王?

Masaki

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プロローグ

目覚め

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鳥のさえずりが聞こえる。
顔に当たる日の暖かさを感じる。

まるで朝、目を覚ますような清々しい感覚の中、意識がハッキリとし始め、俺は慌てて身体を起こし辺り周辺を見渡すと、そこは、原生林の中でぽっかりと穴が開いた様な草むらだった。
どこだここは?地震により裂けた地面に滑落したはずなのに、そこには家屋の瓦礫も崩れた土砂もない…

俺はハッとする。
あの子はどこだ!
抱き締めていた…瓦礫に閉じ込められていた子供の姿がなかったからだ。
大声を出して呼んでも、あの子の姿どころか、同僚たちも俺の乗っていたパジェロすらない。

何かがおかしい。誰が助けて運んでくれたのだろうか…
自分の身体の各部位を手で当たりながら確認してみるが、怪我や痛み、迷彩服に汚れすらない。むしろ身体に関しては力が漲り溢れんばかりだ…
装具は、革帯かくたい、それにつけてある特殊警棒、手錠もある…白ライナー[プラスチックのヘルメット]がないが、滑落の際に脱げてしまったみたいで見当たらない。補給陸曹りくそうに怒られるな…
そうだ!と、胸のポケットにしまってあったスマホを取り出すが圏外で連絡や地図の確認も出来ない。

この現実からかけ離れた状況に、俺は死んでしまったのでは?との思いがよぎる。
死装束でもなければ、三途の川もないこの場所は、俺の中の死後の世界とはかなりイメージがかけ離れてはいるが、この理解が出来ない状況では、ここが死後の世界だと思うほうがむしろ自然に思える。
それに、ここが死後の世界なら、あの子の姿がないということは、小さな命だけは守れたということになる。
むむっと思わず唸る。複雑だな…
まぁここが何処であれ行動しなければ…遭難などで救助が見込めるのなら闇雲に動くのは悪手ではあるが、まるで異世界にでも紛れ込んでしまったかの様な状況に情報を集めなければ行動方針もままならないと、ここをベースに周辺を探索する事に結論を出した。
どの方向から探索するか考えていると、背後からの視線を感じ反射的に振り返る。
そこには、淡く黄金色に輝く子猫がこちらを見つめて佇んでいた。
俺は、この世では非ざる存在を目の当たりにして、心の中でここが死後の世界だとする確率を三割程引き上げガクリと肩を落とす。
子猫は、俺が己の存在に気が付いたのを確認すると、プイっと踵を返し原生林に向け歩きだし、数歩進むとついて来いと言わんばかりに振り返った。
当てなどさっぱりない俺は、その子猫の後に続くことにした。
子猫はまるで人の手が入っていない原生林の中をヒョイヒョイと身軽に歩を進め、俺もそれに続くこと数分、目の前に遠い昔にその存在を忘れ去られてしまったかの様な社が現れた。
子猫はスタスタと扉の隙間から社の中に入っていき、俺も続いて扉を大きく開け中に入った。
社の中はがらんとしており、奥には神棚が見え、子猫は神棚に飛び乗りこちらを見つめた。
神棚に近づくと、そこには怪しい光を反射させる鞘に収められた一振りの日本刀が奉納されていた。

俺は、その美しさから暫く見入っていたが、日本刀を手に取り鞘から抜いてみた。
刀身は反りが少なく長さは120センチはあるだろうか、日本刀に造詣は余りないが、この長さだと確か太刀とか呼んだ気がする。
また、普通の日本刀と大きく違うのは、その刀身は鋼色ではなく漆黒の様な黒色をしており、妖艶な輝きを放っている。
その太刀を目の高さで水平に構え美しい刀身を眺めると、刀身に光の文字の様なものが浮かんだ。
と、その瞬間、太刀を中心にして社の中が眩いばかりの光で包まれていく…
目が慣れてくると、目の前に着物ともドレスとも見える服を纏う女性が佇んでおり、その服は光を散りばめた布で作られている様にキラキラと輝いている。
腰まである長い髪は、それだけで国宝になりそうなくらい美しい白銀色をしており、自ら蒼白く光を放っている様な白い肌は、大きく開いた胸元の見事な双丘と相まって目を奪われる。
そしてなにより、この世のものとは思えない程に整った顔立ちは、理知的な表情を浮かべながらも少女のような可憐さもあり、俺はその美しさに心を奪われてしまった。

惚けている俺に対し、その美しい女性は、『私の求めに応じ、はるばるこの世界にお越しいただき感謝します。』と心地良い春風の様な綺麗な声で語りかけてきた。
その声に応える。
私の求めに応じ…?この世界…?
ここは死後の世界ではないのか?と、呟くと同時に見覚えのある肌を見て、ハッとする。彼女は軽く微笑み『はい、貴方はこの地に召喚されただけですので生きております。ご想像の通り、貴方が瓦礫の中で優しく握ってくれた手は、貴方の世界で出現させた私の姿です。力が足りず子供くらいの大きさになってしまいましたが…』と語った。
召喚?貴方の世界?俺は全く理解出来ない状況に益々動転しながらも、貴女は何者なのか?と更に質問する。
彼女は『あ!ご挨拶が遅れました。私はこの世界を見守る女神で【ミコト】と申します。』と自己紹介をすると、さらに『ちなみに貴方をここまで案内したのは【ミーシャ】です。』と子猫に手を差し伸べる。と、その瞬間、ミーシャと呼ばれた子猫は、光を発しながら金髪のショートカットの髪をサラサラとなびかせ、スレンダーな身体つきをし、青いラインの入ったジャケットに同様のミニスカート姿の可愛らしい女性に変わった。
ミーシャは、『ミコト様に使える神子みこのミーシャです。』と軽く会釈をする。
女神?神子…子猫が人に…まるで思考がついていかず、狼狽える俺にミコトは言葉を続ける。
『この世界は、様々な厄災により醜く歪んでしまいました。私にはこの世界に直接関与する事が出来ないよう制約があり、その歪みを正す事が出来ないのです。この世界には勇者と呼ばれるている者もいますが、歪みは益々酷くなるばかり…私はこの世界の歪みを正すことが出来る者を探し巡り巡って貴方の世界で瓦礫の中に埋もれてしまったところ貴方の勇気と優しさに触れ、貴方ならと許可も得ず召喚してしまいました。』と一気に語った。
状況は理解出来ないものの、ミコトの声は精神を安定させる効力があるのか、俺は冷静さを保っている。
つまり、俺はたまたま偶然に出逢った女神という存在に、見も知らぬこの世界に何の前触れもなく召喚されたのか…と、若干の苛立ちが女神に向ける目を若干細くする。
『偶然かよ!とか思ってますね?』と図星を突かれる。
『神には偶然はありません。全てが必然です。貴方は私に出逢う運命にありました。』と妙に説得力のあることを言われ、苦笑を浮かべてしまう。
『しかし、そんな私が貴方に出来る事は、今、貴方が手にしている太刀【夜霧ーよぎり】を渡すことて、女神わたしの加護を与える事くらいしか出来ません。』と、伏し目がちに語った。
俺は、状況がまるで呑み込めず呆然とする。
ミコトは真剣な表情になり、静かに『この世界を救ってください。それは、きっと貴方を助ける事にもなりますから…』と言うと、身体が透きとおりだした。
『貴方の従者として、ミーシャが協力します。彼女はとても優秀な私の唯一の神子ですので、何でも聞いてください。』と俺に言うと、消え入る姿をミーシャに向け『頼みましたよ。ミーシャ…』と社の中を照らしていた光が弱まりなくなると同時に姿が見えなくなった。
まだ、質問がたくさんあるのにも関わらず、ミコトは消え、社には俺とミーシャだけが佇んでいた。
 
謎だ、謎だらけだ。今後、俺は何をすれば…第一、世界の歪みを正すって漠然過ぎるだろうが…と、まるで見えない展開に更に呆然とする。
そんな中、ミーシャが、『如何しましょうか主人マスター?』と話しかけてくる。
マスター?それは俺のことか?と聞き返すと『他に誰がいるのですか?』とさも不思議だという表情を浮かべる。
さすがにマスターは恥ずかしい…と、ついつい、バーテン服を着てカウンターに立つ自分の姿を思い浮かべ、そっちじゃないだろと自分にツッコミをいれ、マスターだけは勘弁して欲しいと伝え改めて自己紹介をする。
俺の名前は、前田将暉。自衛隊で勤務する自衛官だ。【マエダさん】とか、【マサキさん】と呼んでくれればいいと言うと、ミーシャは『ジエイタイ?ジエイカン?よく判りませんが、よろしくお願いします。それでマサキ様、今後は、どうされますか?』と聞き返す。
俺はマスターよりはいいかと呼び方については諦め、とにかく謎ばかりの現況掌握にかかる。
ミーシャに質問させてもらってもいいかと聞き、頷くのを確認すると、胸の内にあった疑問が堰を切ったように言葉になる。
まずこの世界と俺の世界との関係性は?ミコトは俺を召喚したと言っていたから別世界なんだろうが、ミコトやミーシャと普通に会話ができるし、この社や太刀も俺の世界にあるような物だから何かしらの関係性があるのだろ?
ミコトはこの太刀を俺に与えたということは、倒すべき敵が必ずいるはずだか、その敵の正体、規模は?
そして一番肝心な事だが、俺はもとの世界に帰れるのか?
一気にまくし立てるように質問してしまい言葉を止めミーシャを見つめる。
ミーシャは、『この世界について、説明が出来なくはありませんが、それはマサキ様がお調べになり答えを出すものだとミコト様は仰ってました。』と言うと、視線を俺から外し、遠くにある何かを見る様な仕草をすると目を細め、『それにゆっくりとお話をしている場合では、なさそうです。』と答えになっていない答えを返し『魔物です。』と、淡々と言い放った。
まだ、この世界について何も理解出来ていないのに、今度は魔物ときた…
まさかこのまま得体の知れない魔物と戦闘しろと?と、ミーシャに確認すると『そうなります。魔物はこちらを捕捉しているので逃げても追いかけてきます。マサキ様なら逃げ切れますが、力のない私は逃げ切れず間違いなく殺されます。』と、おそろしく冷静に言い放つ。
まかりなりにも俺は自衛官だ。女性を置いて逃げ出す訳にはいかないが…
戦闘において、その準備、敵の情報を掌握して万全を期すのが鉄則であり、この世界の理どころか、自らの戦闘力…即ち彼我の戦闘力の差すらわからない状況でどう戦えと…
戦闘し魔物を倒すしか道はないと?と再確認すると、『そうなります。』とミーシャは答える。
そういえば、後輩から借りた異世界に迷い込んだラノベの主人公は、実は剣豪の家庭に育った皆伝の腕前でモンスターをバッタバッタと倒すなんてのがあったが、現実は甘くはない。
俺は自衛官だから、一般人よりは格闘、柔道、銃剣道に所属している警務隊特有の戦技「逮捕術」なんてのをやっているので戦闘力はあるだろう…だがそれはあくまで一般人よりは上というだけで魔物を相手に出来る程、特別抜きん出ているわけではない。
小銃や拳銃があるならば射撃は特級の腕前なので幾らかは戦闘力が上がるやもしれないが、災害派遣に武器は携行している筈もない…あるのは、特殊警棒とさっき与えられた太刀のみ…
逮捕術で木刀は使うが、真剣…太刀など触ったこと自体が初めてだ。
ふと、ミーシャが冷静なのは、魔物が弱く簡単に倒せるからかもしれないとの思いに至る。
俺はミーシャに対し、実は魔物は弱いのか?と確認すると『この世界の普通の人ならば、まず倒せません。』と、サラリと答える。
…希望もへったくれもない。と肩を落とすと『ですので、お話をしなければならない事は沢山ありますが、取り急ぎ魔物が現れ戦闘しなければならない場合にミコト様からマサキ様に伝えるように言われた事のみお話します。』と、時間的猶予がないのか表情が厳しくなる。
『マサキ様は、三つのシンを発現させて下さい。それが出来れば恐るものは何もありません。』三つのシン?聞いたこともない言葉に沈黙で説明を求める。『補足します。一つ目のシンは、ココロだとミコト様は仰いました。想いの強さ、信じるココロが奇跡でも起こせると』心か…『二つ目のシンは、マコトです。嘘、偽り、飾り気がない本当のことを見極める事が出来れば、この世の事象を全て掌握できると』真…『三つ目のシンはカミです。神を信じ、ことを成す事で神の加護を最大限に発揮させる事が出来ると』最後は神か…
心と真は、スポ根的な感覚だが、果たしてそれがどの様に作用するのかはわからない。
それに神については、生来、無神論者で己の力と仲間との絆だけを信じてきた俺に神…ミコトを信じる事が出来るのだろうか…
『ミコト様はマサキ様なら必ず発現させる事が出来ると信じておりました。』
俺もミコトを信じなければならないだろう。ミコトは俺を信じ召喚し、この世の歪みを正す事を託したのだろうから…にしても、俺もやたらと冷静だという事に気がつく、訳もわからないまま召喚され、異世界で魔物が迫るなんて状況なのに、自分がすべきことがわかる。
パニックを起こしてる場合ではないと、俺の中で何かスイッチが入ったような錯覚を覚える。
その時、ミーシャが『来ます。』と魔物の襲撃を報せる。
俺は夜霧を握りしめ社の外に飛び出す。

ガスッ!バキン!
と樹木を折り、現れたのは肌の色が赤茶色をした身の丈2メートルはありそうな魔物だった。
ゲームとかなら、人喰い鬼…オーガと風貌が重なる。
魔物が俺を見つめ咆哮をあげると、歯はカチカチと情けない音を立て、手や足が小刻みに震える。
当たり前だ。小説やアニメの主人公ではあるまいし、見た事もないこんな巨体の魔物を目の当たりにして恐怖を感じない訳がない。
俺の後ろでは、終始冷静だったミーシャも『ヒッ』っと短い悲鳴をあげた。
その悲鳴を聴いた瞬間、折れかけた闘志が再燃する。
《守りたい人がいる。》自衛官であれば全隊員が知るキャッチコピーが胸の内に響く。自衛官となったあの日、誰かのためにこの命をかけると宣誓した。
俺がやらなければ誰がやる?守るべき人がいるのに恐怖に負けている場合ではない。
胸にある恐怖を闘志で焼き尽くす。
敵を見ろ!情報を掴み取れ!と自分を叱咤する。
魔物の身体は大きく腕や足は筋肉でパンパンに膨れており、パワーがあるのがわかる。すかさず足元にある石を拾い魔物に投げつけると、石は魔物の頭に当たる。
避けようともしないし、少し間をおいて石が当たった場所を手で確かめている仕草から鈍感で知力も低そうだとわかる。
このことから、魔物の攻撃を絶対に食らってはならないが懐に潜り、足を攻撃して行動力を奪う即席の作戦を立てる。
俺は夜霧を静かに鞘から抜き中段に構えると、魔物は再び咆哮をあげ俺を殴るために右腕を振り上げる。
動け!動け!動け!
足が闘志に応え相手の懐に潜ろうと地面を蹴る。と、驚愕の現象が起こる。ドン!
俺が蹴った地面は、爆発した様に土煙りをあげ、俺の身体はミサイルにでもなったみたいに魔物に向かって飛び出す。余りに勢いがあり過ぎて、懐に潜るどころか魔物の横を通り過ぎてしまう。
ザザザァ~と急制動をかけると、魔物はキョロキョロと獲物の姿を探して、制動音に気付いて振り返る。
身体能力が跳ね上がっていることを初めて認識し、戸惑うが今は使える力で目の前の魔物を倒すことだけを考えろと自分に言い聞かせる。

魔物は、振り返り再び俺をめがけ力任せに殴りかかって来るが、魔物の動きに集中している俺には魔物の攻撃がスローモーションの様に見える。
魔物の腕の動きを見切り、地面を蹴って魔物に向け突進しながら躱し、今度はしっかりと懐に入り込むと、夜霧で足を斬り払う。
ザシュン!
夜霧の刃は、何の抵抗もなく魔物の肉も骨も断ち太い右足を胴体からあっさりと切り離してしまう。
悲鳴を上げながら倒れる魔物を更に漆黒のやいばが襲う。
俺は、夜霧を振り抜き、その流れで身体を回転させ魔物の右腕を斬り落とし、トドメとばかりに胴体を薙ぐと、魔物は断末魔を上げながら爆散して無数の七色を発するシャボンとなった。
ゴトリ
と、こぶし大の赤紫に輝く石が落ちる。

ふぅ~っと長く息を吐き、夜霧を鞘に収める。
集中と緊張が一気に抜け、その場にへなへなと座り込むと、余り表情のなかったミーシャが満面の笑みを浮かべ走り寄ってくる。

良かった。彼女を守ることが出来た。
ミーシャに他の魔物の気配があるか確認し、しばらくは大丈夫だと聞いた瞬間、目の前がグラングランとおぼつかなくなる。
俺は、その場に大の字になり目を閉じると意識をあっさりと手放した。



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