全ては土に還る

五月二日

自分に似ている若しくは自分が
嫌いだ。
無駄に高いプライドも
中途半端な勇気も
燃えかけのマッチみたいな生き方も
全部捨てたい。
生きていると時々人を通して自分が見える。
その度に虫酸が走る僕はいつしか自分と全く違う人を探したが
自分とは常に変化しておりそれはいたちごっこに過ぎなかった。
自分をまず認めてあげなければ他人を認める事など到底出来ない事を悟った。