【完結】無能な魔法使いはそれでも愛でられる。

鏑木 うりこ

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「すみません」

 アランが謝る。何故だろう。

「僕の方こそごめんね。男に突っ込みたくなんてないだろう。でも僕もなんとかして貰えるなら……」

 そんな事!アランは驚いた顔をしていた。

「優しくするので」

「大丈夫です、多分慣れているから」

 よく覚えてはいないが、何人とやったのかわからないくらいやっている。

 プチュリと油が垂らされて丹念に解されていくのがわかる。

「っん、んっ……!」

 頭がすっきりしているので、感じているのが分かるから少し恥ずかしい。

「セラス様、イイですか?」

 そんな事を聞かれて、恥ずかしさに顔が赤くなる。

「あ、あのっ……聞かないで……」

 体は弄ばれていても、僕自身こんなにはっきり分かるのは初めてなんだから。

「可愛い……」

 アランの声にますます赤くなる。アランは意地悪だ。

「入れますよ」

 そんなの宣言しなくて良いっ。僕の穴は僕の戸惑う気持ちはなんの考慮もしないで、ぷちゅっとアランに吸い付いておねだりをしているようだ。

「あんっ!!」

 ずくん、と突き込まれて、僕は声をあげてしまう。ど、どうしよう……凄く

「きもち、良いっ」

 僕はアランに抱きついていた。

「あっ!あっ!あっ!!良い!イイっ」

 恥ずかしい!恥ずかしいのに、でも、気持ちいい。僕の体はしっかり仕込まれていて、この刺激が気持ちの良い物と覚えこまされていた。

「セラス、セラス様!凄い、ああ……気持ち良いです」

「ぼくも……っぼくも、あっあっ!」

 痛い、でもお腹の奥を抉られると口から気持ちの悪い声が漏れる。

「あっ!あっ!あーーーっ!」

 イく!知らないのに知っている。体は良く覚えていて、僕の頭にそれを伝えてくる。前まではその伝達が過剰な魔力で分散され、霞がかかっていた頭には余り届かなかったが、今は全部クリアに伝わってしまう。

「やっ!やぁ!イ、いい……あっ!あふ……!」

 目の前が弾けて真っ白になった。全身に力が入って、爪を立ててしまう。

「セラス、さまっ!」

「あふ……あふっ……」

 ぎゅっと締めあげるとアランが中に放つのが分かった。びくんびくんと注ぎ込まれるのがまた気持ちいい。

「あ、ああ……出てりゅ……出てりゅ……イイ……」

 精液と共に注がれる魔力が腹の奥に染み渡りパキパキと僕の魔力を砕いて行くのが分かる。
 重だるい物が少しずつ減ってゆき、体が軽くなる。イった気怠さがあるが、それよりも溜まった魔力が砕けていく方が気持ちが良いのだ。

「ん……」

 アランの射精が止まったけれど、気持ちが良くて足を絡めたままだった。

「セラス、さま?」

 だから思わず言ってしまったんだ。

「もっと、して……?」

 若いアランは

「喜んで」

 僕の足に手をかけて開くと、思いっきり突き込んだ。

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