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新しい土地
33 無用な心配はかけない男
「ヨシュア……俺は二度と翡翠鮎を焼いて食べないと誓ったよ……」
「おはようございます……わあ!凄いくま……」
朝食が並べられた部屋でジュリアスさんと顔を合わせた俺はびっくりした。目の下が黒い!
ついでに言うとレギルさんも目の下が黒い。
「分かっていただけて嬉しいですよ!良いですか?一晩中説教と言うのは説教する方も眠れない訳なんですからね?!分かってます?!?!」
なるほど2人とも昨晩は寝ていなかったのか。レンもうなされてたし、俺だけ平和にグースカ寝ていたとは……何か申し訳ない気持ちになる。
その申し訳ない気持ちが作用したのか、俺の玉はフィーバー状態でザラザラザラーっと大量に流れ出て来た。
「おう……」
「流れ出たな?」
自分じゃ止められないの……引かないで……!
「ヨシュアの優しさが身に染みるッス」
レンはいい奴だ!
朝食も俺に合わせてくれたようで、甘い果物のジャムが乗ったパンケーキとミルクだった。俺は特に甘いものが好きと言う訳ではありませんよ!むしゃむしゃ!
蜂蜜と砂糖を利かせた贅沢な甘さのジャムは美味しかった!くーっ子供舌!
レンを撫でながら、レギルさんの話を聞いていると時間はあっという間に過ぎ
、また抱っこされながら図書館へついた。
「特別図書館へようこそ。そろそろあの人達連れて行かないと、干からびちゃいますよ」
「わあ」
昨日と全く同じ場所に三人とも座っていて、周囲に積み上げられた本の山だけが高くなっている。
「カレル兄様、帰りますよ?」
「……いや、後少し…この本が終わるまで……」
物凄く分厚い本を片手に、お兄様は呟いたが聞くわけには行かない。
「三人とも、昨日から飲まず食わずらしいじゃないですか?だめだと思います!」
「ワシはおやつを食うたぞ?」
玉は食べ物じゃありませーん!
「玉を食べてもお腹はいっぱいになりませんよ?」
イージスははて?と首を傾げたが、
「……そう言えば腹が減っておる気がするのう?カレル、お前はどうじゃ?」
「ん?そう言われてみると、喉も渇いているような?マクドルさん、どうですか?」
「んんん?わしもなんだか腹の虫がうるさい気がするわい」
だめな人達だった。一度認識すると、思い出したように
「何か……飲みたい……」
「お腹すいた……」
「カレルーワシはもうだめじゃー」
イージスはせっかくの美青年の姿からぽん!と音を立てて白いトカゲになってしまった。
「飯を食おう」
カレル兄様の髪の毛の割れ目にすっぽりと収まって、イージスはくたりと伸びた。
「おかしい、私たちは究極の食べ物を食べていたはず!」
「だから玉は食べ物じゃないから、お腹はいっぱいになりませんよ……」
マクドルさんが物凄くがっかりした顔をしていた。大丈夫かな?このお爺ちゃん……。
帝国の王宮の一室から一気にマクドルさんの屋敷へ飛ぶ。転移門って凄い。マクドルさんのお屋敷でルルカお姉様と合流して、昼食をご馳走になった。
「それでね!その時現れたゾンビがね!」
お姉様の臨場感溢れる冒険譚のせいで、食欲が消え去ったが、早い時間にセーブル家に到着していた。
「俺はご両親に無用な心配はかけない男だからな!」
じゃあ嫁にするとか言う冗談はやめにして欲しい。お父様は頭が固い所があるから、信じたら困るでしょ!
「あとこの本はヨシュアが持っていた方がいい気がする。俺と兄上の思い出の本なんだが、貰ってくれないか?」
「優しいドラゴンと賢い子供」だ。どうしよう、お兄様との思い出の本なんでしょう?
「でも、そんな大事なものを……」
「頼む、きっと兄上も喜ぶと思うんだ」
頼まれてしまった。どうしよう……。
「あー……貰っておいたらいいッスよ。めちゃくちゃ喜んでるから」
「?レン??」
「良いじゃないスか。頑張ったらスキルが強くなるなんて、いい話ッスよ」
俺の足元にスリッと身を絡みつかせて、レンは言った。そうだね、スキルって頑張ったら……増えたりするかもしれないよね。
「分かりました。私がお預かりしておきます。……大切にしますね」
「ありがとうヨシュア……嬉しいよ」
俺のつむじ辺りにキスを落としてくるジュリアスさんはとてもスマートだ。そんな人がお妃様の1人もいないなんておかしい。
あ、会ってないだけで実はいるのかな!良いのかなぁ、俺の家に遊びに来てて。もっと家族は大事にした方が良いですよ。
「ジュリアスさん、お嫁さんは大事にしないとだめですよ?」
きょとんとした顔をしたが、ダメなものはダメでーす。
「なんだ?言葉遊びか?そういうのは俺よりレギルの方が得意だが……うーん、大事にしているつもりだぞ?」
「そうなんですか?そうは見えなくて」
お嫁さんほっぽりだして、子供と遊ぶのはよくないです。物凄くビックリした顔をしている。子供だってちゃんと考えてるんですー!
「そ……そうか……こんなものでは足りないのだな!一体どうしたら良いのだ?!これ以上……難しいことだな」
「一緒にいてあげると良いですよ!」
ジュリアスさんは更に目をまん丸にした。面白い顔ですね!
「そうか、ヨシュアは一緒に居たら嬉しいのか?」
「はい!」
家族が一緒ならなんだって楽しいし嬉しい。俺にお嫁さんが出来たらずっと一緒にいたいな!……ウザがられない程度に……。
「そうか、そうか。俺、頑張るよ。もっと一緒に居られるように!」
分かってもらえて俺は嬉しくなった。
「はい!そうしてみんなでお茶を飲んだり甘い飴を食べたりしたらいいんですよ」
「飴か……持ってないな……」
ポケットをゴソゴソとあさるジュリアスさんは真剣だ。
「ちなみにヨシュアはどんな飴が好きなんだ?」
「私ですか?ミルクの飴ですよ?」
俺の好みはどうでもいいでしょ。でも、一番好きなのはミルク味だ。美味い!
「そうか、分かった。今度から大量に持っておくようにするよ」
「そ、そうですね?」
たくさん持つ必要はないとは思うんだけど、無いより良いのかな??
「噛み合ってないくらいが、ちょーどいーのかもしれねッス」
レンがくわっと大あくびをした。
「おはようございます……わあ!凄いくま……」
朝食が並べられた部屋でジュリアスさんと顔を合わせた俺はびっくりした。目の下が黒い!
ついでに言うとレギルさんも目の下が黒い。
「分かっていただけて嬉しいですよ!良いですか?一晩中説教と言うのは説教する方も眠れない訳なんですからね?!分かってます?!?!」
なるほど2人とも昨晩は寝ていなかったのか。レンもうなされてたし、俺だけ平和にグースカ寝ていたとは……何か申し訳ない気持ちになる。
その申し訳ない気持ちが作用したのか、俺の玉はフィーバー状態でザラザラザラーっと大量に流れ出て来た。
「おう……」
「流れ出たな?」
自分じゃ止められないの……引かないで……!
「ヨシュアの優しさが身に染みるッス」
レンはいい奴だ!
朝食も俺に合わせてくれたようで、甘い果物のジャムが乗ったパンケーキとミルクだった。俺は特に甘いものが好きと言う訳ではありませんよ!むしゃむしゃ!
蜂蜜と砂糖を利かせた贅沢な甘さのジャムは美味しかった!くーっ子供舌!
レンを撫でながら、レギルさんの話を聞いていると時間はあっという間に過ぎ
、また抱っこされながら図書館へついた。
「特別図書館へようこそ。そろそろあの人達連れて行かないと、干からびちゃいますよ」
「わあ」
昨日と全く同じ場所に三人とも座っていて、周囲に積み上げられた本の山だけが高くなっている。
「カレル兄様、帰りますよ?」
「……いや、後少し…この本が終わるまで……」
物凄く分厚い本を片手に、お兄様は呟いたが聞くわけには行かない。
「三人とも、昨日から飲まず食わずらしいじゃないですか?だめだと思います!」
「ワシはおやつを食うたぞ?」
玉は食べ物じゃありませーん!
「玉を食べてもお腹はいっぱいになりませんよ?」
イージスははて?と首を傾げたが、
「……そう言えば腹が減っておる気がするのう?カレル、お前はどうじゃ?」
「ん?そう言われてみると、喉も渇いているような?マクドルさん、どうですか?」
「んんん?わしもなんだか腹の虫がうるさい気がするわい」
だめな人達だった。一度認識すると、思い出したように
「何か……飲みたい……」
「お腹すいた……」
「カレルーワシはもうだめじゃー」
イージスはせっかくの美青年の姿からぽん!と音を立てて白いトカゲになってしまった。
「飯を食おう」
カレル兄様の髪の毛の割れ目にすっぽりと収まって、イージスはくたりと伸びた。
「おかしい、私たちは究極の食べ物を食べていたはず!」
「だから玉は食べ物じゃないから、お腹はいっぱいになりませんよ……」
マクドルさんが物凄くがっかりした顔をしていた。大丈夫かな?このお爺ちゃん……。
帝国の王宮の一室から一気にマクドルさんの屋敷へ飛ぶ。転移門って凄い。マクドルさんのお屋敷でルルカお姉様と合流して、昼食をご馳走になった。
「それでね!その時現れたゾンビがね!」
お姉様の臨場感溢れる冒険譚のせいで、食欲が消え去ったが、早い時間にセーブル家に到着していた。
「俺はご両親に無用な心配はかけない男だからな!」
じゃあ嫁にするとか言う冗談はやめにして欲しい。お父様は頭が固い所があるから、信じたら困るでしょ!
「あとこの本はヨシュアが持っていた方がいい気がする。俺と兄上の思い出の本なんだが、貰ってくれないか?」
「優しいドラゴンと賢い子供」だ。どうしよう、お兄様との思い出の本なんでしょう?
「でも、そんな大事なものを……」
「頼む、きっと兄上も喜ぶと思うんだ」
頼まれてしまった。どうしよう……。
「あー……貰っておいたらいいッスよ。めちゃくちゃ喜んでるから」
「?レン??」
「良いじゃないスか。頑張ったらスキルが強くなるなんて、いい話ッスよ」
俺の足元にスリッと身を絡みつかせて、レンは言った。そうだね、スキルって頑張ったら……増えたりするかもしれないよね。
「分かりました。私がお預かりしておきます。……大切にしますね」
「ありがとうヨシュア……嬉しいよ」
俺のつむじ辺りにキスを落としてくるジュリアスさんはとてもスマートだ。そんな人がお妃様の1人もいないなんておかしい。
あ、会ってないだけで実はいるのかな!良いのかなぁ、俺の家に遊びに来てて。もっと家族は大事にした方が良いですよ。
「ジュリアスさん、お嫁さんは大事にしないとだめですよ?」
きょとんとした顔をしたが、ダメなものはダメでーす。
「なんだ?言葉遊びか?そういうのは俺よりレギルの方が得意だが……うーん、大事にしているつもりだぞ?」
「そうなんですか?そうは見えなくて」
お嫁さんほっぽりだして、子供と遊ぶのはよくないです。物凄くビックリした顔をしている。子供だってちゃんと考えてるんですー!
「そ……そうか……こんなものでは足りないのだな!一体どうしたら良いのだ?!これ以上……難しいことだな」
「一緒にいてあげると良いですよ!」
ジュリアスさんは更に目をまん丸にした。面白い顔ですね!
「そうか、ヨシュアは一緒に居たら嬉しいのか?」
「はい!」
家族が一緒ならなんだって楽しいし嬉しい。俺にお嫁さんが出来たらずっと一緒にいたいな!……ウザがられない程度に……。
「そうか、そうか。俺、頑張るよ。もっと一緒に居られるように!」
分かってもらえて俺は嬉しくなった。
「はい!そうしてみんなでお茶を飲んだり甘い飴を食べたりしたらいいんですよ」
「飴か……持ってないな……」
ポケットをゴソゴソとあさるジュリアスさんは真剣だ。
「ちなみにヨシュアはどんな飴が好きなんだ?」
「私ですか?ミルクの飴ですよ?」
俺の好みはどうでもいいでしょ。でも、一番好きなのはミルク味だ。美味い!
「そうか、分かった。今度から大量に持っておくようにするよ」
「そ、そうですね?」
たくさん持つ必要はないとは思うんだけど、無いより良いのかな??
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レンがくわっと大あくびをした。
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