【完結】虎の威を借りたつもりはないが、何か取られる狐の男子

鏑木 うりこ

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17 早……

 首の後ろにはでっかいガーゼが当てられてへったくそに包帯でぐるぐる巻きにされた。

「……あ、あの……か、薫……」
「え?あ……あー……あ、あ……そ、そう、だっけ、その……する?」
「するっ!!!」

 リビングは何だということで忠臣の部屋に移動した。外から見たことはあるけれど、部屋に入ったのは初めてで凄く新鮮だった。

「へー……こんな風に」
「薫ッ!!」
「わぁっ」

 忠臣に押し倒された。まあその、分からんでもないけど……忠臣、前がものすごーく張ってて痛そうだったし、なんかその……うなじに噛みつくと滅茶苦茶興奮する、らしくて……。

「薫っ!薫っ! 」
「わ、待って、待って自分で脱げる……わ、わーーー!」

 確かに、脱ぎやすそうなズボンではあったけれど、忠臣にスッポンとはぎとられる。

「かおる、かおるーーー!」
「ぎゃー!ケダモノー!!」

 パンツもいつの間にかどこかに吹っ飛んで行ったし、もう忠臣のモノまでコンチニワしてる……てか……で、でかいっ!臨戦態勢になるとあ、あんなに凶悪になんのか!?こ、こわ……普通に怖いぞ……!

「かおる……濡れてる」
「や、し、しらんけど……なんか、なんかしらんけど!」

 そうなんだ、何か知らんけど、ぬるぬるしてきて……いや、なんか確かに本で書いてあったのは見たし、話も聞いたんだけどつがいとしてうなじを噛むときにはやっぱり生殖行動があるとかないとかで……あわわ……。

「い、い、挿れるから……い、挿れるから!」
「た、忠臣、分かったから、鼻血、鼻血……」

 忠臣、鼻から鼻血が!忠臣のベッドは血まみれになりそうだ……。

「ゆ、ゆっくり……」
「う、うん……」

 ぬちょ、っと先っぽがくっ付いたのが分かる。あ、あれ?俺、忠臣と今からヤんのか……いや、ヤるんだな。不思議な気持ちもしつつもなんだか尻の奥がきゅっと動いた気がする……あれ?もしかして、入れて欲しがってるってやつ……?なにそれ、しらない。

「あ、あああああ」
「あ!は、入って……く……あ、あんっ!」

 変な声が出た!なにこれ知らないっ!

「かおる……ぬるぬるして……すごい、気持ちいい……」
「あ、あ、……あーーー!」

 痛いとか引っかかるとかあまりなくて、それでもずぶずぶと何かを埋め込まれている感覚は妙に伝わってきて。

「ど、どれだけ……ああ、まだ、なの……あああっ」
「も……少し……あー……凄いあったかい……かおるのなか、凄い……んっ」
「あ……」

 尻に毛が当たる感覚がした……全部はいっちゃった、?

「かおる……はいった……痛くない?」
「……うん、ど、どうしよう……俺、忠臣とヤってる……」

 俺、幼馴染の男のアレを中に突っ込まれてる……それなのに、お腹の中が熱くて、なんかきゅってするんだ。

「ただおみぃ……どうしよう……初めてなのに……きもちいー……」
「かおっ!?そ、そんなこといったら、あああ!で、出るーー!」
「え?い、いれただけだろ、なんで、わあっ!!」
「あーー!無理だあああっ!」

 中で、一瞬ぎゅっと膨らんだ?ような気がしてすぐに、どくんどくんと波打っている、これ……これえ!中に出したーーー!?でもその脈打つのが凄く、凄く……飛びそう!!

「た、だおみ!ただおみーーーっイ、イ、イクーーーっ!」
「かおる!?手を離して、ああ、うーっ」

 俺達の初エッチは入れて3秒も持たなかったなどという割と人には言えない記録を叩きだしたとかなんとか。
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