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19 そっちも早いのよね
「うえぇ……すいません……」
「あー……大丈夫織り込み済みだ。大河内、異動な」
「へ?」
俺はオオコオチグループの下の方の企業に就職した。いきなり上に行くと頭でっかちになるからってそうしてもらったんだけど、3月に卒業して4月に入社……申し訳なくも5月で妊娠が発覚した。
「大河内は会長からもひ孫をせっつかれてるのは聞いてるし、グループ全体から子供を産めって圧力かけられてるんだろ……大変だな」
「や、圧はかけられてない、ですよ」
本当に圧はかけられてないけど、卒業した次の日から忠臣がゴムを全部どっかにやっちゃっただけで……。
「か、解禁して……い、いいよね!?」
「え?あー……うん」
ちょっと二人でハッスルしてしまっただけです、はい。
「本社秘書課に席があるからそっちになる。まあしょうがない、未来の社長大河内忠臣の嫁だからなー」
「いや、本当に申し訳なくて」
社長はポンと肩を叩きながら「織り込み済みって言ってるだろ」と笑ってくれた。
「そういう事がある新人だがそれでも取ってくれる所って事で最初から言われてたからなー……ぶっちゃけ、現社長と会長のホラな、覚えがめでたくなるんだよ……分かってくれるな、大人の世界」
「あー……了解です」
「ウチでは短い間だったけれど、楽しく過ごせましたって言ってくれよ!」
「その辺はお任せください、大人ですから」
「うむ!」
会社の人達や部署の人達から惜しまれつつ、「本社の人たちによろしく!」と大人の掛け声も貰い、6月から本社勤務になってしまった。
「薫くーん!今日から一緒に出社よ~~~~」
「あ、はい。冴子母さん、総一郎父さん」
「忠臣君だけ違うの可哀想ねえ~はい、お弁当よ」
「お、俺も……俺もすぐ本社行くーー!!」
泣く忠臣を置いて、俺は周りに大事に大事にされながら、挨拶周りや親戚周りを中心に楽な仕事をさせてもらい腹がどんどん膨れて行った。
「三人ですね、三つ子です」
「流石、狐の獣性だのう~~~!ありがたやありがたや」
「お祖母ちゃん、拝むのやめて」
「薫君は凄いなあ~本当に拝みたいよ」
「会長もやめてください」
「お祖父ちゃんだろう?」
俺は健やかに虎の三つ子を産んでしまった。皆可愛い縞々模様で親から何からメロメロになったし、あの恵梨香ですら
「うっわ……チビ虎可愛いな~~~カオ兄はこの世に可愛いを増やした、偉い」
「えー……なんか引っかかるな~」
忠臣?俺の横で泣いてるよ。
「ぐわああああ・・・・可愛い可愛すぎでばえがびえない~~~」
「何言ってっか分からん」
産後も良好で、子供達はミルクを滅茶苦茶飲んで元気元気で、北山の母さんはてんてこ舞いで、喜びの悲鳴を冴子母さんと上げている。
「流石に雇いましょうか、ベビーシッター……」
「三人の元気の塊ですもんねー。雇いましょ!」
「うん、今の時代はその方が良いよ」
女性達の意見でそうなったぞ。俺と忠臣ももちろん育児に奔走しているけれど、母さんと妹が強すぎる。いや凄くありがたいんだけどね!
「カオ兄とオミ兄は親だけど、育児能力は二人で一人分だなあ~。良かったねえ、私達が有能でさ」
「ありがとうございます、妹様~~~」
本当に家族に助けてもらった。
俺はその後も子供をぽこぽこ産んでしまい、大河内の一族から大歓迎されてしまった。
「男の嫁!やっぱり大河内には男の嫁だなあ!!」
「あは……あはは……」
「か、薫は、俺の!! 」
「誰もとらねーよ……忠臣ィ」
「あー……大丈夫織り込み済みだ。大河内、異動な」
「へ?」
俺はオオコオチグループの下の方の企業に就職した。いきなり上に行くと頭でっかちになるからってそうしてもらったんだけど、3月に卒業して4月に入社……申し訳なくも5月で妊娠が発覚した。
「大河内は会長からもひ孫をせっつかれてるのは聞いてるし、グループ全体から子供を産めって圧力かけられてるんだろ……大変だな」
「や、圧はかけられてない、ですよ」
本当に圧はかけられてないけど、卒業した次の日から忠臣がゴムを全部どっかにやっちゃっただけで……。
「か、解禁して……い、いいよね!?」
「え?あー……うん」
ちょっと二人でハッスルしてしまっただけです、はい。
「本社秘書課に席があるからそっちになる。まあしょうがない、未来の社長大河内忠臣の嫁だからなー」
「いや、本当に申し訳なくて」
社長はポンと肩を叩きながら「織り込み済みって言ってるだろ」と笑ってくれた。
「そういう事がある新人だがそれでも取ってくれる所って事で最初から言われてたからなー……ぶっちゃけ、現社長と会長のホラな、覚えがめでたくなるんだよ……分かってくれるな、大人の世界」
「あー……了解です」
「ウチでは短い間だったけれど、楽しく過ごせましたって言ってくれよ!」
「その辺はお任せください、大人ですから」
「うむ!」
会社の人達や部署の人達から惜しまれつつ、「本社の人たちによろしく!」と大人の掛け声も貰い、6月から本社勤務になってしまった。
「薫くーん!今日から一緒に出社よ~~~~」
「あ、はい。冴子母さん、総一郎父さん」
「忠臣君だけ違うの可哀想ねえ~はい、お弁当よ」
「お、俺も……俺もすぐ本社行くーー!!」
泣く忠臣を置いて、俺は周りに大事に大事にされながら、挨拶周りや親戚周りを中心に楽な仕事をさせてもらい腹がどんどん膨れて行った。
「三人ですね、三つ子です」
「流石、狐の獣性だのう~~~!ありがたやありがたや」
「お祖母ちゃん、拝むのやめて」
「薫君は凄いなあ~本当に拝みたいよ」
「会長もやめてください」
「お祖父ちゃんだろう?」
俺は健やかに虎の三つ子を産んでしまった。皆可愛い縞々模様で親から何からメロメロになったし、あの恵梨香ですら
「うっわ……チビ虎可愛いな~~~カオ兄はこの世に可愛いを増やした、偉い」
「えー……なんか引っかかるな~」
忠臣?俺の横で泣いてるよ。
「ぐわああああ・・・・可愛い可愛すぎでばえがびえない~~~」
「何言ってっか分からん」
産後も良好で、子供達はミルクを滅茶苦茶飲んで元気元気で、北山の母さんはてんてこ舞いで、喜びの悲鳴を冴子母さんと上げている。
「流石に雇いましょうか、ベビーシッター……」
「三人の元気の塊ですもんねー。雇いましょ!」
「うん、今の時代はその方が良いよ」
女性達の意見でそうなったぞ。俺と忠臣ももちろん育児に奔走しているけれど、母さんと妹が強すぎる。いや凄くありがたいんだけどね!
「カオ兄とオミ兄は親だけど、育児能力は二人で一人分だなあ~。良かったねえ、私達が有能でさ」
「ありがとうございます、妹様~~~」
本当に家族に助けてもらった。
俺はその後も子供をぽこぽこ産んでしまい、大河内の一族から大歓迎されてしまった。
「男の嫁!やっぱり大河内には男の嫁だなあ!!」
「あは……あはは……」
「か、薫は、俺の!! 」
「誰もとらねーよ……忠臣ィ」
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