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55 え?!食べられるかな?
「ぜ、贅沢な事だとは分かっているのですが……魔獣がいなくなりすぎて、魔獣素材が底を尽きそうです!」
「ええええ~~~~~」
魔獣は普通の獣がいろんな力を浴びて、変質したものだ。大抵悪い力を受けることが多く良くないものに成り下がる事が多いのだそう。稀に、神の力や、精霊の力を浴びて神獣や精霊獣になるのだけど。
魔獣はやはり普通の獣より頭も良くて力も強くて……狩るのはとても大変だけれど、それに見合った実入りがある。革やら角やら……内臓から血に到るまでいろんな材料になるそうだ。
で、この国に俺に引っ付いて神様の眷属であるあいつらが来ちゃったから、その力を畏れて魔獣が近寄ってこないんだって。畑仕事が出来ない冬は獣を狩る時期なんだけど……魔獣が一匹も姿を現さないらしい。
「多すぎると人々を苦しめるのですが、こう……兎の魔獣すらいないとなるとそれはそれで」
「うーん……どうしたらいいかなあ?セラフィスさん」
レイシャル様に相談された俺は、良く分からないからセラフィスさんにパスしてみた。
「そうですね……黒様に聞いてみましょうか?」
セラフィスさんも華麗にスルーパスするようだ。だよね~!
「……魔獣でなければいかんのか?聖獣の類では駄目か?我らの配下のわっぱどもを飼えばよかろう?」
「へ?」
レイシャル様が変な声を出した。
「だから聞けば、魔獣からとれる素材が欲しいのであろう?ならば聖獣の毛でも良いだろうし、角など、毎年抜け落ちる者もおる。流石に肝を寄越せは困るが、代用できる物も多かろう?」
「へ?へ?聖獣様を、飼う?」
「力なきわっぱ共は住む場所も限られておるし、まあ人間どもと触れ合って得るものもあろうしのう?」
「へ?」
「ま、やってみれば分かるだろ。そうだなあ……竜の仲間なら冬はきついから……少し地熱をいじるとするかのう。イーチィ殿、手伝ってくれんか?」
「構わんぞ、黒殿。ああ、鳥族も何か連れてこようか。そうじゃ、鳥族の産まれぬ卵ならルーチェも食べられないかのう?あれは元々命が入っておらんから」
えっ!?もしかして俺、茹で卵とか卵焼きとかオ、オムライスとか食べられちゃうのか!?マジか!?マジなのか!?
「イーチィ……ホント……?俺、卵食べれる?」
「試してみればよかろ?」
どうしよう!楽しみすぎてソワソワしてきた!
「セラフィスさん!俺卵食べれるかも~!」
「そう言えば今まで試していませんでしたね!卵が食べられるなら、お菓子も色々召し上がれるかもしれませんね」
「きゃーっ!」
そういえばそうか!クッキーなんかは小麦粉とバター……この辺は植物油でもいけたはず。それと卵と砂糖だもんね!わーわーわー!
「楽しみだな~!」
意外な所から食生活が豊かになりそう!すごいすごい!
「ええええ~~~~~」
魔獣は普通の獣がいろんな力を浴びて、変質したものだ。大抵悪い力を受けることが多く良くないものに成り下がる事が多いのだそう。稀に、神の力や、精霊の力を浴びて神獣や精霊獣になるのだけど。
魔獣はやはり普通の獣より頭も良くて力も強くて……狩るのはとても大変だけれど、それに見合った実入りがある。革やら角やら……内臓から血に到るまでいろんな材料になるそうだ。
で、この国に俺に引っ付いて神様の眷属であるあいつらが来ちゃったから、その力を畏れて魔獣が近寄ってこないんだって。畑仕事が出来ない冬は獣を狩る時期なんだけど……魔獣が一匹も姿を現さないらしい。
「多すぎると人々を苦しめるのですが、こう……兎の魔獣すらいないとなるとそれはそれで」
「うーん……どうしたらいいかなあ?セラフィスさん」
レイシャル様に相談された俺は、良く分からないからセラフィスさんにパスしてみた。
「そうですね……黒様に聞いてみましょうか?」
セラフィスさんも華麗にスルーパスするようだ。だよね~!
「……魔獣でなければいかんのか?聖獣の類では駄目か?我らの配下のわっぱどもを飼えばよかろう?」
「へ?」
レイシャル様が変な声を出した。
「だから聞けば、魔獣からとれる素材が欲しいのであろう?ならば聖獣の毛でも良いだろうし、角など、毎年抜け落ちる者もおる。流石に肝を寄越せは困るが、代用できる物も多かろう?」
「へ?へ?聖獣様を、飼う?」
「力なきわっぱ共は住む場所も限られておるし、まあ人間どもと触れ合って得るものもあろうしのう?」
「へ?」
「ま、やってみれば分かるだろ。そうだなあ……竜の仲間なら冬はきついから……少し地熱をいじるとするかのう。イーチィ殿、手伝ってくれんか?」
「構わんぞ、黒殿。ああ、鳥族も何か連れてこようか。そうじゃ、鳥族の産まれぬ卵ならルーチェも食べられないかのう?あれは元々命が入っておらんから」
えっ!?もしかして俺、茹で卵とか卵焼きとかオ、オムライスとか食べられちゃうのか!?マジか!?マジなのか!?
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「試してみればよかろ?」
どうしよう!楽しみすぎてソワソワしてきた!
「セラフィスさん!俺卵食べれるかも~!」
「そう言えば今まで試していませんでしたね!卵が食べられるなら、お菓子も色々召し上がれるかもしれませんね」
「きゃーっ!」
そういえばそうか!クッキーなんかは小麦粉とバター……この辺は植物油でもいけたはず。それと卵と砂糖だもんね!わーわーわー!
「楽しみだな~!」
意外な所から食生活が豊かになりそう!すごいすごい!
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