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4 浅はかな子爵令嬢
ドン! ドドン! 会場が揺れた気がした。
「二人だけではありませんのよ。学園の教師3名もですわ……汚らわしい」
バラッと資料を床に撒いた。キャーーーッ! えろい!
「やだーー! 嘘っ! やばっ! あんな事までっ?! えっ!そんな三人?! いやーーー!」
やばいやばい! 私でも恥ずかしくなる画像だわ! 発禁だわ!
出歯が目のおじさんやおばさんが覗き見して
うほっ! まっ!おお、これは……。
などなどのご意見を述べている。ヤバヤバだよ!
「あれ? それにしてもアレね。お相手はみんな金髪ね。好きなのかしら? 王子も金髪だもんね」
私の隣で青いんだか、黒いんだか、白いんだか分からないのに顔色のリッツ君も含めてね。
「そして瞳の色は王子と同じ青か、自分と同じ茶色の男性のみと関係を持っているのですわ。そういう所は知恵が回るようですわね」
ジュディ様が本当に汚いものを見る目でルシールさんを見下ろしています。どうして、色なんて……はっ! 私でも気づいたよ!
「あ! 赤ちゃん出来ちゃっても誤魔化せるように?! うわー浅はかー! 子供なんて自分じゃなくて、親に似ることも多いのに! 普通に顔立ちで分かるじゃないー! 馬鹿みたい!」
「ほほ、その通りですわ、エリーゼ様」
ジュディ様は扇で口元を隠して、笑った。そうそう! 淑女たるものこうでなくちゃ!
「そっかー……ヨハン王子はだれの子供が分からない子供を育てて行くのかー。いや、誰か分からないじゃなくて5択か! 当たってると良いねぇ!頑張ってね」
「あら? まだ子供はさずかっていないと報告は受けていますが……可能性は否定出来ないですわね?」
もはやヨハン王子の顔色はなく、隣で
「嘘よ! デタラメよ! こんなの! 私を嵌めようとしてるのよ! エリーゼも! ジュディもよ!」
一生懸命にルシールさんが喚いている。呼び捨て良くない。
「貴女に呼び捨てにされるほど、私は仲良くなかったと思うんですよね。覚えてないけど」
素直にそう言ったら、髪を振り乱してお猿みたいに鳴いた。怖い!
「あと、あなたをはめて何かいい事あるのかな? 無いよね。殿下とお幸せに~良かったね!婚約したんでしょう?おめでと~」
良かった良かった!私としても結婚前から浮気しているような男が旦那にならなくて良かったしね。
「はー疲れた疲れた。帰ろうってどこへ帰ればいいんだ?」
あ、父親が居たんだった。あの人について行こう。今までの記憶がなくなったエリーゼを何とかしてくれるのはあの人くらいだろう。助けてくださーい。
「二人だけではありませんのよ。学園の教師3名もですわ……汚らわしい」
バラッと資料を床に撒いた。キャーーーッ! えろい!
「やだーー! 嘘っ! やばっ! あんな事までっ?! えっ!そんな三人?! いやーーー!」
やばいやばい! 私でも恥ずかしくなる画像だわ! 発禁だわ!
出歯が目のおじさんやおばさんが覗き見して
うほっ! まっ!おお、これは……。
などなどのご意見を述べている。ヤバヤバだよ!
「あれ? それにしてもアレね。お相手はみんな金髪ね。好きなのかしら? 王子も金髪だもんね」
私の隣で青いんだか、黒いんだか、白いんだか分からないのに顔色のリッツ君も含めてね。
「そして瞳の色は王子と同じ青か、自分と同じ茶色の男性のみと関係を持っているのですわ。そういう所は知恵が回るようですわね」
ジュディ様が本当に汚いものを見る目でルシールさんを見下ろしています。どうして、色なんて……はっ! 私でも気づいたよ!
「あ! 赤ちゃん出来ちゃっても誤魔化せるように?! うわー浅はかー! 子供なんて自分じゃなくて、親に似ることも多いのに! 普通に顔立ちで分かるじゃないー! 馬鹿みたい!」
「ほほ、その通りですわ、エリーゼ様」
ジュディ様は扇で口元を隠して、笑った。そうそう! 淑女たるものこうでなくちゃ!
「そっかー……ヨハン王子はだれの子供が分からない子供を育てて行くのかー。いや、誰か分からないじゃなくて5択か! 当たってると良いねぇ!頑張ってね」
「あら? まだ子供はさずかっていないと報告は受けていますが……可能性は否定出来ないですわね?」
もはやヨハン王子の顔色はなく、隣で
「嘘よ! デタラメよ! こんなの! 私を嵌めようとしてるのよ! エリーゼも! ジュディもよ!」
一生懸命にルシールさんが喚いている。呼び捨て良くない。
「貴女に呼び捨てにされるほど、私は仲良くなかったと思うんですよね。覚えてないけど」
素直にそう言ったら、髪を振り乱してお猿みたいに鳴いた。怖い!
「あと、あなたをはめて何かいい事あるのかな? 無いよね。殿下とお幸せに~良かったね!婚約したんでしょう?おめでと~」
良かった良かった!私としても結婚前から浮気しているような男が旦那にならなくて良かったしね。
「はー疲れた疲れた。帰ろうってどこへ帰ればいいんだ?」
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