【完結】尻神様が降臨なされた。BL世界を何周もする俺の尻はミラクル!

鏑木 うりこ

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6周目 触手?!編

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「ああん!あん!」

「ふふ、可愛い子ども達がいっぱい。頑張ったね」

「あ、ああ……」

 俺が産んだ子供達は泣かない。小さな人型ではあるが、全部植物だから。もっと大きくなって力をつけたら、喋るようになるだろう。

「可愛い我が子供達。大きくなってこの世界を支えておくれ」

 アウラーは、今はもうアルラウネではない。俺達は森の最奥へ移動していた。

 今、アウラーには足があり、大して人間とと変わらない姿を取っている。

「あぅん!」

 大きく膨らんでいた腹も元の大きさに戻って、子供達が全員無事に出てきたと分かった。

「お疲れ様、アルトゥス」

「うん……ご褒美、ちょうだい?」

「ああ、良いとも」

 にゅるりと触手が伸びてきて、気持ちの良い刺激が体を駆け巡る。

「ああ!ああ!イイ!やっぱり気持ちいいよぉ!」

「可愛い!可愛いよ、今生は私の物だよ、アルトゥス」


 
「神よ、感謝します。貴方の愛し子の今生を私に下さって。ありがとう、本当にありがとう。私を愛してくれて、ありがとう」

 俺はアウラーの言葉をぼんやり聞いていた。俺はアウラーの事が好きだよ。俺の事、大好きで俺しかいらないって言ってくれて。
 俺が人間だから、人間の格好してくれてるんでしょ?ふふ、別に良いのに。植物だろうが、触手だろうが、アウラーはアウラーなのにね。

「アルトゥス、好き。ずっと好き。これから永遠に世界は君を愛してる。私は君との子供と一緒にこの世界を守っていくよ。もう永遠も怖くない。君が世界のどこかにいるって言うだけで、私はこの世界ごと愛している」

「アウラー、良く分かんない……でも、俺も好き。よくわかんない所も好き」

 腕を伸ばして抱きついた。アウラーはあったかくないけど、良いんだ。だってそれがアウラーだもん。

「ありがとう、アルトゥス。私も好きだよ。株分けした子供達と一緒に世界を守って行くからね。君が死んだそのあとも、世界樹ユグドラシルとして、ずっとずっと」

 あれ?アウラーってアルラウネやめてたの?

「アウラー、アウラーじゃなくなってた?」

 少し驚いた顔をしたけれど、おでこにちゅっとキスをしてアウラーは

「私の名前はアウラーで良いよ」

「ん?そおなんだぁ、アウラー、好き」

 良く分からないけど、そうならそうで良いや。

「私も大好きだよ、アルトゥス」

 俺は樹木ほど長くは生きられない。死んだら、アウラーの幹にでも埋めてくれるかな?

「ずっと一緒だねぇ」

「そうだね、ずっと一緒にいておくれ」

 暖かくない頬にぴったりと寄り添った。




5周目 世界樹ユグドラシル編 終わり

「ま、マンドレークを世界樹まで存在進化させちゃった!」

「アウラー……気持ちよかった……」

「お兄ちゃん?!軽くヤク中?!?!」

「蜜も美味しかったなぁ」

「おにーちゃーーん!戻ってきてーー!」



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