最強魔導師エンペラー

ブレイブ

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1章 最弱かと思ったら

第一魔法 Fランクの最弱魔導師

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???「なあ、ブレイブ?」
 
ブレイブ「何?フリート君?」

僕と話している男の子、僕と同じFランクの魔導師だ。まあ、僕の方が弱いけど

フリート「もし、俺たちがZZ(ダブルゼータ)ランクだったらどうする?」

ブレイブ「(…いつから君はバカになった?)」

ブレイブ「僕達Fランクがなれるわけないだろ……特に僕は」

フリート「すまん」

ブレイブ「謝らなくていいよ」

ブレイブ「?フリート君?」

ぐうー

急にフリート君のお腹が鳴った

フリート「腹へった」

ブレイブ「僕も」

フリート「よし、行くか!」

Fランク寮 食堂

ブレイブ「やっぱり多いな」

急がないと目当てのカツ丼と、プリンが無くなってしまう

ブレイブ「まだ有るかな?」

僕は食券機の前にいるが

ブレイブ「(良かった。まだ二つともあった)

食券機に銀貨一枚、銅貨二枚を入れた

ブレイブ「ふぅ。無事に買えた」

10分後

ブレイブ「いただきます!!」

フリート「お前は何時もどうりだな。」

ブレイブ「フリート君は違うの?」

フリート「プリンが無いだけだ。」

ブレイブ「最後のプリンは僕がもらったよ!!」

僕がプリンの食券を買ったのが今日の分、最後の食券だった。

フリート「プリン一口くれよ~」

ブレイブ「良いよ」

フリート「サンキュー」

フリート「ついでにカツ一切れくれよ」

ブレイブ「それは無理」

???「おい、お前」

ブレイブ「僕?」

知らない男性が僕に話しかけてきた。

???「ああ、お前だ」

ブレイブ「???」

???「食い終ったら中庭に来い」

ブレイブ「分かった。」

15分後


???「来たか」

???「まずは自己紹介だな。」

???「レン=ボルケイノ」

ブレイブ「ブレイブ=インパクト」

レン「Bクラスだ。」

ブレイブ「え!?」

ブレイブ「さ、先ほど、許可無くタメ口で会話をしてしまいすみませんでした!!」

僕は頭を下げた。魔法学園では、上のランクの人には、普通敬語が当たり前。許可無くタメ口を言ってはいけない

レン「別に謝らなくていい」

レン「俺が許可する。普通にしゃべれ」

ブレイブ「良いの?」

レン「ああ」

レン「今から勝負しようぜ」

ブレイブ「うん」

レン「こっちから行くぞ!!」

俺は魔方陣を展開した

レン「フレイムキャノン!」

俺が展開した魔方陣から炎のレーザーが放たれた

レン「さあ、どうする?」

ブレイブ「(あのレーザー当たったらヤバい……けど、負けない自信がある!!」

ブレイブ「ブースト」

僕は身体強化魔法、ブーストを腕に一点集中した

レン「最弱魔導師でもそれぐらい出きるんだな」

ブレイブ「(集中しろ)

僕の前には魔法が来てるが不思議と怖くなかった

ブレイブ「…………ここだ」

ブレイブ「……インパクト!!」

ブーストのエネルギーの力とフレイムキャノンだったら、必然的にブーストの方が負けるが

レン「なっ!?

ブレイブ「はああああああ!!」

ブーストの方が勝った

レン「(何だこの衝撃は!?)」

レン「コイツ、とんでもない奴だな」






ブレイブ「疲れた」

立てるのがやっとの状態だった。レンさんが最後に何か言っていたが、分からなかった



















???「お疲れ様、ブレイブ」

学園の屋上で一人彼女は呟いた
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