25 / 26
25話
しおりを挟む
目的地に着くと立ち入り禁止の看板が立てらていた。その奥には軽く100段はある階段が今にも潰れそうにそびえ立つ。
「多分ここだ。ここで梓待っといてくれない?」
「でも. . . 、なんでもない。早く行ってこい。ここで待ってんからさ。」
深く頷いた。
ー ここマジで潰れそうだな。
後ろは振り返らないでただ前だけを見て、一段、また一段と登る。
長い階段を登り終えると、急に今までに経験したことのないような重めの頭痛がした。
「あなた、白夢花ですよ。この花は願いが叶うって有名な伝説があるんですよ。」
「そんな話知らなかったな。もし、お前に先立たれたら生き返らせてもらうように頼むよ。」
「あら。それは嬉しいです。」
花畑で笑い合う映像が頭の中で流れる。
「この映像は一体?」
独り言を吐く。
ー それよりも白い花。伝説の花を探さないと。
辺りを見回したが白い花どころか、ただの草原が広がっているだけだった。
ー ここまできたけど諦めるしかないのか?真実の愛ではなかったのか?
階段を降り、梓の元へ向かった。
「お待たせ。」
「どうだった?花はあったのか?」
「いや、なかった。」
ため息をつきながら首を振る僕。
「明日も探せば良いじゃねぇか。諦めんなよ。」
「ああ。ぜってぇ諦めないよ。」
また二人で手を繋ぎながら森林を抜けて、喫茶店へ向かう。
「なんであんたがいんだよ!」
「話を聞いてよ!」
店の外まで聞こえるくらいの怒鳴り声が響き渡っている。只事ではないと思い急いでドアを開けた。
「多分ここだ。ここで梓待っといてくれない?」
「でも. . . 、なんでもない。早く行ってこい。ここで待ってんからさ。」
深く頷いた。
ー ここマジで潰れそうだな。
後ろは振り返らないでただ前だけを見て、一段、また一段と登る。
長い階段を登り終えると、急に今までに経験したことのないような重めの頭痛がした。
「あなた、白夢花ですよ。この花は願いが叶うって有名な伝説があるんですよ。」
「そんな話知らなかったな。もし、お前に先立たれたら生き返らせてもらうように頼むよ。」
「あら。それは嬉しいです。」
花畑で笑い合う映像が頭の中で流れる。
「この映像は一体?」
独り言を吐く。
ー それよりも白い花。伝説の花を探さないと。
辺りを見回したが白い花どころか、ただの草原が広がっているだけだった。
ー ここまできたけど諦めるしかないのか?真実の愛ではなかったのか?
階段を降り、梓の元へ向かった。
「お待たせ。」
「どうだった?花はあったのか?」
「いや、なかった。」
ため息をつきながら首を振る僕。
「明日も探せば良いじゃねぇか。諦めんなよ。」
「ああ。ぜってぇ諦めないよ。」
また二人で手を繋ぎながら森林を抜けて、喫茶店へ向かう。
「なんであんたがいんだよ!」
「話を聞いてよ!」
店の外まで聞こえるくらいの怒鳴り声が響き渡っている。只事ではないと思い急いでドアを開けた。
0
あなたにおすすめの小説
思い出さなければ良かったのに
田沢みん
恋愛
「お前の29歳の誕生日には絶対に帰って来るから」そう言い残して3年後、彼は私の誕生日に帰って来た。
大事なことを忘れたまま。
*本編完結済。不定期で番外編を更新中です。
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
離した手の温もり
橘 凛子
恋愛
3年前、未来を誓った君を置いて、私は夢を追いかけた。キャリアを優先した私に、君と会う資格なんてないのかもしれない。それでも、あの日の選択をずっと後悔している。そして今、私はあの場所へ帰ってきた。もう一度、君に会いたい。ただ、ごめんなさいと伝えたい。それだけでいい。それ以上の願いは、もう抱けないから。
12年目の恋物語
真矢すみれ
恋愛
生まれつき心臓の悪い少女陽菜(はるな)と、12年間同じクラス、隣の家に住む幼なじみの男の子叶太(かなた)は学校公認カップルと呼ばれるほどに仲が良く、同じ時間を過ごしていた。
だけど、陽菜はある日、叶太が自分の身体に責任を感じて、ずっと一緒にいてくれるのだと知り、叶太から離れることを決意をする。
すれ違う想い。陽菜を好きな先輩の出現。二人を見守り、何とか想いが通じるようにと奔走する友人たち。
2人が結ばれるまでの物語。
第一部「12年目の恋物語」完結
第二部「13年目のやさしい願い」完結
第三部「14年目の永遠の誓い」←順次公開中
※ベリーズカフェと小説家になろうにも公開しています。
幸せの見つけ方〜幼馴染は御曹司〜
葉月 まい
恋愛
近すぎて遠い存在
一緒にいるのに 言えない言葉
すれ違い、通り過ぎる二人の想いは
いつか重なるのだろうか…
心に秘めた想いを
いつか伝えてもいいのだろうか…
遠回りする幼馴染二人の恋の行方は?
幼い頃からいつも一緒にいた
幼馴染の朱里と瑛。
瑛は自分の辛い境遇に巻き込むまいと、
朱里を遠ざけようとする。
そうとは知らず、朱里は寂しさを抱えて…
・*:.。. ♡ 登場人物 ♡.。.:*・
栗田 朱里(21歳)… 大学生
桐生 瑛(21歳)… 大学生
桐生ホールディングス 御曹司
【完結】小さなマリーは僕の物
miniko
恋愛
マリーは小柄で胸元も寂しい自分の容姿にコンプレックスを抱いていた。
彼女の子供の頃からの婚約者は、容姿端麗、性格も良く、とても大事にしてくれる完璧な人。
しかし、周囲からの圧力もあり、自分は彼に不釣り合いだと感じて、婚約解消を目指す。
※マリー視点とアラン視点、同じ内容を交互に書く予定です。(最終話はマリー視点のみ)
子持ち愛妻家の極悪上司にアタックしてもいいですか?天国の奥様には申し訳ないですが
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
胸がきゅんと、甘い音を立てる。
相手は、妻子持ちだというのに。
入社して配属一日目。
直属の上司で教育係だって紹介された人は、酷く人相の悪い人でした。
中高大と女子校育ちで男性慣れしてない私にとって、それだけでも恐怖なのに。
彼はちかよんなオーラバリバリで、仕事の質問すらする隙がない。
それでもどうにか仕事をこなしていたがとうとう、大きなミスを犯してしまう。
「俺が、悪いのか」
人のせいにするのかと叱責されるのかと思った。
けれど。
「俺の顔と、理由があって避け気味なせいだよな、すまん」
あやまってくれた彼に、胸がきゅんと甘い音を立てる。
相手は、妻子持ちなのに。
星谷桐子
22歳
システム開発会社営業事務
中高大女子校育ちで、ちょっぴり男性が苦手
自分の非はちゃんと認める子
頑張り屋さん
×
京塚大介
32歳
システム開発会社営業事務 主任
ツンツンあたまで目つき悪い
態度もでかくて人に恐怖を与えがち
5歳の娘にデレデレな愛妻家
いまでも亡くなった妻を愛している
私は京塚主任を、好きになってもいいのかな……?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる