僕達の恋は運命だと信じたい

ひな

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25話

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 目的地に着くと立ち入り禁止の看板が立てらていた。その奥には軽く100段はある階段が今にも潰れそうにそびえ立つ。

「多分ここだ。ここで梓待っといてくれない?」
「でも. . .  、なんでもない。早く行ってこい。ここで待ってんからさ。」

 深く頷いた。
ー ここマジで潰れそうだな。
 後ろは振り返らないでただ前だけを見て、一段、また一段と登る。
 長い階段を登り終えると、急に今までに経験したことのないような重めの頭痛がした。

「あなた、白夢花ですよ。この花は願いが叶うって有名な伝説があるんですよ。」
「そんな話知らなかったな。もし、お前に先立たれたら生き返らせてもらうように頼むよ。」
「あら。それは嬉しいです。」

 花畑で笑い合う映像が頭の中で流れる。

「この映像は一体?」

 独り言を吐く。

ー それよりも白い花。伝説の花を探さないと。
 
 辺りを見回したが白い花どころか、ただの草原が広がっているだけだった。

ー ここまできたけど諦めるしかないのか?真実の愛ではなかったのか?

 階段を降り、梓の元へ向かった。

「お待たせ。」
「どうだった?花はあったのか?」
「いや、なかった。」

 ため息をつきながら首を振る僕。

「明日も探せば良いじゃねぇか。諦めんなよ。」
「ああ。ぜってぇ諦めないよ。」

 また二人で手を繋ぎながら森林を抜けて、喫茶店へ向かう。

「なんであんたがいんだよ!」
「話を聞いてよ!」

 店の外まで聞こえるくらいの怒鳴り声が響き渡っている。只事ではないと思い急いでドアを開けた。
 
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