【完結!】ツクヨミセキュリティ

satomi

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第16話

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 大神君が威嚇をするが、望月さんはツーンとそっぽをむいて無視をする。
「大神君と望月さん、同じ年だし、同じ高校だし、仲良くしようよ?」
「聖ちゃん、犬と猫は仲悪いでしょ?種族的に相性が悪いのよ。そうねぇ、桧山さんにネロと仲良くしろって言ってるみたいな?」
 わかりやすい。堕神父と魔王……。絶対仲良くできない。神父さん祓っちゃいそう。桧山さんはリヒトさんもあんまり好きじゃないみたい。難しいなぁ。

 ある日、雪が降りました。珍しい。
 社長は「不吉ね…。何も悪いことがないといいけど」と言ってました。社長が言う事だし、かなりの信憑性。
 リヒトさんは「うわっ、俺の食事にニンニクが…誰の罠…?」
 いや、罠じゃないと思うけど…?
 桧山さんは「愛用のロザリオが…切れた。不吉ですね」
 そういう私の占いでも…っと占いをしようとしたら、愛用の札が全部真っ黒に!また全部書き直し…。手書きだから大変なのに~‼

 そんな中、大神君は楽しそうに雪遊びを一人でしていますし、レオンちゃんは一人でコタツの中で丸くなっている(と思われる)のかな?本当に童謡の通りです。

 社長は思い出したように。
「よし!ウインタースポーツを満喫するわよ?こんなところで縮こまってるのは性に合わないわ!」
 ネロさん、アウラさん、リヒトさんは自分の亜空間に逃げ出そうとしましたが、社長の前では無駄でした。
「社長、私はお札がダメになってしまったので今はただの女子高生ですよ?」
「聖ちゃんは可愛いからいいのよ~」
 押し切られてしまった…。
「ウインタースポーツって何をするんです?たくさんありますよね?」
「そうねぇ。スキーとスノボの好きな方をやってもらおうかな?全員参加よ!」

 例の如く、社長のプライベートジェットでなんだか飛ぶこと数時間…。
「社長…。私、パスポートとか持ってないけど海外でしょうか?」
「海外だけど、そこはまぁなんとかなるもんなのよ」
 軽く言ってくれるけど、小市民の私には牢屋しか見えません。

 ウェアを着た社長もお美しいです。女性陣もそれなりに可愛いし男性陣もいつもと違う感じでなかなかいい感じです。
「あー、亜空間に逃げたり、空を飛ぶのはルール違反よ?さて、スキーとスノボ。どっちを選ぶ?」
 スノーボードを選択するのは若年層でしょうか?
 スキーは30代以上かな?
 注目の社長ですが、「私はカービングスキーよ!」 つまりはスキーだそうです…。
 年齢は聞けないけど、30歳以上なのかな?

 レオンちゃんは着ぶくれして何だかもこもこです。
 「寒いのは嫌だ」だそうです。可愛いから、そんなに着なくてもいいのに。動けばきっと暑いよ?


 社長の思惑は別のところにありました。まさか海外の国からお金をいただいていると思わなかった。

 新雪のパウダースノーの場所で、スキーやスノーボードをしたらどうなるのか…。そんなのを知っているのは社長だけでした。
 ゴゴゴゴゴッという音が聞こえてきました。
「大神君、今よ!山頂に向かって遠吠えを!」
 私たちは知りませんでした。雪崩が発生していたのです。亜空間に逃げようとしても社長に睨まれ、空に飛ぼうとしても社長に睨まれ…。
 こんな中で頼りになったのが大神君の遠吠えです。
 音の力ってすごいんだなぁ。と思いました。

 帰りの飛行機の中で雪崩の仕組みを社長が説明してくれていましたが、みんな疲労困憊です。社長の体力…凄いなぁ。眠ってイイデスカ?
 
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