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第28話 ニクソンの元・婚約者現る
私は色々考えながら、自分の部屋に戻ろうとした。
「私の周りはなんだか問題がいっぱいねぇ。そういう年齢なのかな?」
そんなことを考えているとニック様の部屋から女の声が聞こえた。幻聴かしら?嫌だ、王宮の医師様に診てもらおうかしら?
「ニクソン様、ずっとお慕いしていました!こうしてお会いしたかったです」
はあ⁈
「ニック様!その方はどなたですか?」
おそらく私の作り笑顔が怖かったのか、ニック様が怯えているように見えた。
「ニクソン様のお付き侍女の方ですか?私は隣国であるアぺンジョーサ王国の第2王女でニクソン様の政略結婚で婚約者のアリアですわ」
そんな話聞いてないし。
「俺もこの間兄上から俺に政略結婚の話があったと聞いた。えーと、まず彼女は俺の妻のセアラだ。すでに双子の子供をもうけている」
「殿方の1度の過ちくらい大目に見るのが真の淑女というものですわ!」
ニック様は1度ではないんですけど。多分、100度位?毎度私気絶してたし。
「とにかく、俺よりも先に国王陛下に謁見するのが普通だろう?」
「想いが馳せてしまって…」
頬を染めれば許されるという問題ではない。国際問題じゃないの?
アリア様がお義父様の元に行った後にニック様から聞いた。ニック様も知らなかった話で、自分が知らないうちに政略結婚をしていたが、彼女の方に問題があって破談になったという話だ。
彼女の問題ってなんだろう?お義父様はご存じなんだろうなぁ。
私とニック様もお義父様の元へと行くことにした。
「彼女の方に問題があって破談になったと聞いているのですが?というより、俺は自分が政略結婚で婚約していることすら知りませんでした」
「あぁ、悪いなぁ。彼女の方に問題というのはなぁ。彼女、ちょーっと性に奔放過ぎてだなぁ」
「それは王家の人間としてはアウトですね」
バッサリと言いましたね。「殿方の浮気ぐらい」とか言うくらいですからねぇ。私は浮気も許さない。
「そんなぁ。ニクソン様の事だけを想って今まで暮らしてきたのに……」
「ということは、俺のことを想って他の男に抱かれてたという事か?それは許されないことだ。俺は浮気は許さない。まして俺と他の男を比べるなど言語同断!」
そうでしょうね。他の男の人の中には、学習せずに気絶させ続ける人はなかなかいないと思うわ。
「そういうことだ。ニクソンもそう言っているし、だいたい破談になっている話を蒸し返すとはどうなっているんだ?」
なんらかの意図があるんでしょうね。彼女が厄介になったとか、金銭目当てとか。調べる価値はあるかと。
「そういうわけなんで、アリア様は国にお帰り下さい」
私は気づいた。性に奔放な彼女の服装にしてはキッチリとしていると。ハイネックだし、袖も長い。不審。
「お義父様、アリア様の身辺も調査してください。彼女、性に奔放なわりに服装がキッチリしすぎているんです。もっと胸を強調したりと方法はいくらでもあるんですよ。でもドレスが変なんです」
「セアラちゃんの主張はあっているな。確かにそうだな。ニクソンも独身の時、夜会でキワドイドレスを着た令嬢に迫られたりしていたな」
「そこまでいくと、もう娼婦とか言われませんか?」
「陰では言われていたかもなぁ」
「昔の話だからなっ、今はセアラ一筋!」
「そんなに力説しなくても安心してくださいよ、わかっていますから。あ、いけないアレスとステラの授乳時間!急いでそっちに行かなきゃ、マリーが大変!!」
「ニクソン……アレスとステラに負けたな?」
「いつものことです。いつもいい感じの所で二人が邪魔をするんですよ」
「私の周りはなんだか問題がいっぱいねぇ。そういう年齢なのかな?」
そんなことを考えているとニック様の部屋から女の声が聞こえた。幻聴かしら?嫌だ、王宮の医師様に診てもらおうかしら?
「ニクソン様、ずっとお慕いしていました!こうしてお会いしたかったです」
はあ⁈
「ニック様!その方はどなたですか?」
おそらく私の作り笑顔が怖かったのか、ニック様が怯えているように見えた。
「ニクソン様のお付き侍女の方ですか?私は隣国であるアぺンジョーサ王国の第2王女でニクソン様の政略結婚で婚約者のアリアですわ」
そんな話聞いてないし。
「俺もこの間兄上から俺に政略結婚の話があったと聞いた。えーと、まず彼女は俺の妻のセアラだ。すでに双子の子供をもうけている」
「殿方の1度の過ちくらい大目に見るのが真の淑女というものですわ!」
ニック様は1度ではないんですけど。多分、100度位?毎度私気絶してたし。
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「想いが馳せてしまって…」
頬を染めれば許されるという問題ではない。国際問題じゃないの?
アリア様がお義父様の元に行った後にニック様から聞いた。ニック様も知らなかった話で、自分が知らないうちに政略結婚をしていたが、彼女の方に問題があって破談になったという話だ。
彼女の問題ってなんだろう?お義父様はご存じなんだろうなぁ。
私とニック様もお義父様の元へと行くことにした。
「彼女の方に問題があって破談になったと聞いているのですが?というより、俺は自分が政略結婚で婚約していることすら知りませんでした」
「あぁ、悪いなぁ。彼女の方に問題というのはなぁ。彼女、ちょーっと性に奔放過ぎてだなぁ」
「それは王家の人間としてはアウトですね」
バッサリと言いましたね。「殿方の浮気ぐらい」とか言うくらいですからねぇ。私は浮気も許さない。
「そんなぁ。ニクソン様の事だけを想って今まで暮らしてきたのに……」
「ということは、俺のことを想って他の男に抱かれてたという事か?それは許されないことだ。俺は浮気は許さない。まして俺と他の男を比べるなど言語同断!」
そうでしょうね。他の男の人の中には、学習せずに気絶させ続ける人はなかなかいないと思うわ。
「そういうことだ。ニクソンもそう言っているし、だいたい破談になっている話を蒸し返すとはどうなっているんだ?」
なんらかの意図があるんでしょうね。彼女が厄介になったとか、金銭目当てとか。調べる価値はあるかと。
「そういうわけなんで、アリア様は国にお帰り下さい」
私は気づいた。性に奔放な彼女の服装にしてはキッチリとしていると。ハイネックだし、袖も長い。不審。
「お義父様、アリア様の身辺も調査してください。彼女、性に奔放なわりに服装がキッチリしすぎているんです。もっと胸を強調したりと方法はいくらでもあるんですよ。でもドレスが変なんです」
「セアラちゃんの主張はあっているな。確かにそうだな。ニクソンも独身の時、夜会でキワドイドレスを着た令嬢に迫られたりしていたな」
「そこまでいくと、もう娼婦とか言われませんか?」
「陰では言われていたかもなぁ」
「昔の話だからなっ、今はセアラ一筋!」
「そんなに力説しなくても安心してくださいよ、わかっていますから。あ、いけないアレスとステラの授乳時間!急いでそっちに行かなきゃ、マリーが大変!!」
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