40 / 115
ラーン王国編ー見習い期間の終わりー(メルトSIDE)
野営訓練 2
しおりを挟む
「メルト。最近メルトの狩りの腕前って凄くあがってない?まあ、剣の腕もなんだけど。ますます鍛錬に力入れてるし…」
血抜きをしている最中に小さな声でミランが話しかけてきた。
この川には魔物はいないみたいで、魚もたまに見かけるくらいだ。魚を採ってもいいが、採ったことがないので上手い採り方がわからない。
「…肉を食べたいから…。気配を消すとか、察知するようにはしてる…配属先、第一になりたくて…」
血抜きが終わって解体を始めた。むしった羽は洗って干す。
「僕も第一だよ。同じ団になれるといいね。」
俺は頷いて作業に没頭することにした。内臓は穴をほって土の中に埋める。そうこうしているうちにスラフとリスクも合流した。
二人の獲物は兎とボアで、大物だった。ボアは解体後笹の葉に包んでそれぞれのマジックバッグに入れておくことにした。昼に食べる分だけ塩を振って焼き、リンド先輩の待つ拠点へ戻る。
採取した木の実なども食べ、午後は襲撃のための備えの罠を拠点の周りに設置する。よく見ればわかるが、夜に見たらわからないだろう。
それが終わったら、鍛錬をする。4人で模擬戦を広めの川の傍ですることにした。魔物の気配もなく、無事に終え、夕飯の支度をすると拠点へ戻った。
「さて、狩りも上手くいってしばらく食料に困らなくなった。明日から、他の班を探すことにしよう。ペアは日毎に変えることにしよう。明日はスラフとミラン、リスクとメルトだ。」
俺達は頷き、食事を済ませて早々に寝ることにした。見張りは昨日と逆で、俺とミランは夜中に起こされて見張りをした。
夜活動する獣は通ったが魔物や襲撃はなく、そのまま朝を迎えた。
今日は二手に別れて他の班の拠点を探る。北が俺とリスク、南をミランとスラフだ。俺と組むリスクは弓兵だが斥候職も目指している。気配探知は任せてくれとカッコつけて言ってきた。
この森は豊かな森で、あちこちに薬草や食べられる木の実やキノコは沢山あり、そこかしこに動物たちの痕跡がある。
そこに混じる人の痕跡があるかないか、罠が仕掛けられてないかを見ていく。
リスクが立ち止まって、サインを出した。
『前方、罠あり』
俺は頷いた。周りを警戒する。狩人の活動する地域ではないから、罠であれば冒険者か、同じ見習い。冒険者にはこの訓練の事は周知しているから冒険者でもないはずだ。
俺とリスクはその罠からそっと離れ、周辺を見て回り、テントの位置を確かめると、警戒しつつ拠点に戻った。
「よし、今夜襲撃を行う。食事をしたら闇が濃くなる前に移動する。メルト、リスク、罠の場所は一つだったか?」
スラフが俺達に聞く。俺はリスクを見るとリスク頷いて、手をあげて発言をする。
「罠は3か所、テントからは見にくい位置に仕掛けられてた。比較的見えやすい位置には罠はなかった。」
ミランが手をあげる。
「正面から襲撃したほうがいいと思う。身体強化魔法で一気に詰めて仕留める。あ、メルトは後ろから敵から見えない位置取りで突っ込んで?」
俺だけが魔法を使えないから、その言葉には頷く。
「よし、襲撃準備だ。」
俺達は静かに頷いて、準備にかかった。リンド先輩は黙って見守っていた。
薄闇になった頃、俺達は極力気配を消して襲撃相手のテントに向かった。
食べ物の匂いが漂ってくる。もちろん風下から近づいている。
罠を避けて様子をうかがうと、5人全員がそろっていた。テントを出入りしているロステ。そのテントの中に指導役のオレグ先輩。煮炊きをしている、同期のフィメルのマカルとメイルのロシュとブルス。
先頭のスラフが後ろ手にサインを出した。
『行くぞ』
皆が身体魔法をかけ、木剣を片手に飛び込んだ。俺も遅れないようにできる限り急いで走る。
スラフがロシュに飛びかかった。リスクはブルス。マカルにはミランで、俺は少し外れた場所にいたロステに飛びかかった。
「な…メルト!?」
訓練の最中に他班のメンバーの名前を呼ぶなんて、バカなのか。木剣で肩を穿つ。よろけたロステにボーラを足に投げつけた。足にロープが絡まってよろけたところにマウンテンポジションでのしかかり、首に木剣を突きつけた。
「油断しすぎ。」
ロステは真っ赤な顔でパクパクと声にならない言葉を呟いていた。
本当にバカなのか。
「あー…」
リスクの何やら唸った声が聞こえた。皆ちゃんと相手を押さえている。うちの班は優秀だ。
「ロステー減点だぞー」
オレク先輩がのっそりとテントから出てきて周りを見回す。
「この班は鍛え直しだな。少しは警戒してろ。」
そういいながらリンド先輩がオレク先輩に近づき、手を出す。そこにオレク先輩がメダルを乗せた。
騎士団の紋章が入ったメダルだ。木でできているので軽い。襲撃に勝った班はそれを指導役から受け取る。このメダルの数が襲撃成功の実績になる。もちろん、同じ班は襲えない。各9個渡されてなくなったら全敗ということだった。
「よーし、初襲撃成功おめでとうさん。帰るぞ。あ、お前らはついてくるなよー。ついてきても巻くけどな。」
リンド先輩が上機嫌でその場を立ち去る。俺達は警戒しながら拠点に戻り、反省会をして、いつものように交代で見張りをして、朝を迎えた。
俺達はそれから2班の襲撃に成功し、1班を退けた。順調に勝利を重ね、森での訓練に慣れ始めた頃、異変が起きたのだった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
4班SIDE
「役得だった。」
ロステがぼうっとした赤い顔で呟いた。
それを見ていたマカルは氷点下の目をして呟く。
「メルトの評価下がったのわからないかな。サイテー。」
それを聞いていたオレク、ブルス、ロシュ(メイル組)は憐みの目で見ていた。
(メルトはとことんロステに脈はなさそうだな。可哀想に)
血抜きをしている最中に小さな声でミランが話しかけてきた。
この川には魔物はいないみたいで、魚もたまに見かけるくらいだ。魚を採ってもいいが、採ったことがないので上手い採り方がわからない。
「…肉を食べたいから…。気配を消すとか、察知するようにはしてる…配属先、第一になりたくて…」
血抜きが終わって解体を始めた。むしった羽は洗って干す。
「僕も第一だよ。同じ団になれるといいね。」
俺は頷いて作業に没頭することにした。内臓は穴をほって土の中に埋める。そうこうしているうちにスラフとリスクも合流した。
二人の獲物は兎とボアで、大物だった。ボアは解体後笹の葉に包んでそれぞれのマジックバッグに入れておくことにした。昼に食べる分だけ塩を振って焼き、リンド先輩の待つ拠点へ戻る。
採取した木の実なども食べ、午後は襲撃のための備えの罠を拠点の周りに設置する。よく見ればわかるが、夜に見たらわからないだろう。
それが終わったら、鍛錬をする。4人で模擬戦を広めの川の傍ですることにした。魔物の気配もなく、無事に終え、夕飯の支度をすると拠点へ戻った。
「さて、狩りも上手くいってしばらく食料に困らなくなった。明日から、他の班を探すことにしよう。ペアは日毎に変えることにしよう。明日はスラフとミラン、リスクとメルトだ。」
俺達は頷き、食事を済ませて早々に寝ることにした。見張りは昨日と逆で、俺とミランは夜中に起こされて見張りをした。
夜活動する獣は通ったが魔物や襲撃はなく、そのまま朝を迎えた。
今日は二手に別れて他の班の拠点を探る。北が俺とリスク、南をミランとスラフだ。俺と組むリスクは弓兵だが斥候職も目指している。気配探知は任せてくれとカッコつけて言ってきた。
この森は豊かな森で、あちこちに薬草や食べられる木の実やキノコは沢山あり、そこかしこに動物たちの痕跡がある。
そこに混じる人の痕跡があるかないか、罠が仕掛けられてないかを見ていく。
リスクが立ち止まって、サインを出した。
『前方、罠あり』
俺は頷いた。周りを警戒する。狩人の活動する地域ではないから、罠であれば冒険者か、同じ見習い。冒険者にはこの訓練の事は周知しているから冒険者でもないはずだ。
俺とリスクはその罠からそっと離れ、周辺を見て回り、テントの位置を確かめると、警戒しつつ拠点に戻った。
「よし、今夜襲撃を行う。食事をしたら闇が濃くなる前に移動する。メルト、リスク、罠の場所は一つだったか?」
スラフが俺達に聞く。俺はリスクを見るとリスク頷いて、手をあげて発言をする。
「罠は3か所、テントからは見にくい位置に仕掛けられてた。比較的見えやすい位置には罠はなかった。」
ミランが手をあげる。
「正面から襲撃したほうがいいと思う。身体強化魔法で一気に詰めて仕留める。あ、メルトは後ろから敵から見えない位置取りで突っ込んで?」
俺だけが魔法を使えないから、その言葉には頷く。
「よし、襲撃準備だ。」
俺達は静かに頷いて、準備にかかった。リンド先輩は黙って見守っていた。
薄闇になった頃、俺達は極力気配を消して襲撃相手のテントに向かった。
食べ物の匂いが漂ってくる。もちろん風下から近づいている。
罠を避けて様子をうかがうと、5人全員がそろっていた。テントを出入りしているロステ。そのテントの中に指導役のオレグ先輩。煮炊きをしている、同期のフィメルのマカルとメイルのロシュとブルス。
先頭のスラフが後ろ手にサインを出した。
『行くぞ』
皆が身体魔法をかけ、木剣を片手に飛び込んだ。俺も遅れないようにできる限り急いで走る。
スラフがロシュに飛びかかった。リスクはブルス。マカルにはミランで、俺は少し外れた場所にいたロステに飛びかかった。
「な…メルト!?」
訓練の最中に他班のメンバーの名前を呼ぶなんて、バカなのか。木剣で肩を穿つ。よろけたロステにボーラを足に投げつけた。足にロープが絡まってよろけたところにマウンテンポジションでのしかかり、首に木剣を突きつけた。
「油断しすぎ。」
ロステは真っ赤な顔でパクパクと声にならない言葉を呟いていた。
本当にバカなのか。
「あー…」
リスクの何やら唸った声が聞こえた。皆ちゃんと相手を押さえている。うちの班は優秀だ。
「ロステー減点だぞー」
オレク先輩がのっそりとテントから出てきて周りを見回す。
「この班は鍛え直しだな。少しは警戒してろ。」
そういいながらリンド先輩がオレク先輩に近づき、手を出す。そこにオレク先輩がメダルを乗せた。
騎士団の紋章が入ったメダルだ。木でできているので軽い。襲撃に勝った班はそれを指導役から受け取る。このメダルの数が襲撃成功の実績になる。もちろん、同じ班は襲えない。各9個渡されてなくなったら全敗ということだった。
「よーし、初襲撃成功おめでとうさん。帰るぞ。あ、お前らはついてくるなよー。ついてきても巻くけどな。」
リンド先輩が上機嫌でその場を立ち去る。俺達は警戒しながら拠点に戻り、反省会をして、いつものように交代で見張りをして、朝を迎えた。
俺達はそれから2班の襲撃に成功し、1班を退けた。順調に勝利を重ね、森での訓練に慣れ始めた頃、異変が起きたのだった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
4班SIDE
「役得だった。」
ロステがぼうっとした赤い顔で呟いた。
それを見ていたマカルは氷点下の目をして呟く。
「メルトの評価下がったのわからないかな。サイテー。」
それを聞いていたオレク、ブルス、ロシュ(メイル組)は憐みの目で見ていた。
(メルトはとことんロステに脈はなさそうだな。可哀想に)
36
あなたにおすすめの小説
【完結】愛されたかった僕の人生
Kanade
BL
✯オメガバース
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
お見合いから一年半の交際を経て、結婚(番婚)をして3年。
今日も《夫》は帰らない。
《夫》には僕以外の『番』がいる。
ねぇ、どうしてなの?
一目惚れだって言ったじゃない。
愛してるって言ってくれたじゃないか。
ねぇ、僕はもう要らないの…?
独りで過ごす『発情期』は辛いよ…。
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
王子を身籠りました
青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。
王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。
再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。
悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?
* ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。
悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう!
せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー?
ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまい(笑)ネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!
ユィリと皆の動画つくりました! お話にあわせて、ちょこちょこあがる予定です。
インスタ @yuruyu0 絵もあがります
Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます
プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる
結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。
冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。
憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。
誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。
鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。
巻き戻りした悪役令息は最愛の人から離れて生きていく
藍沢真啓/庚あき
BL
11月にアンダルシュノベルズ様から出版されます!
婚約者ユリウスから断罪をされたアリステルは、ボロボロになった状態で廃教会で命を終えた……はずだった。
目覚めた時はユリウスと婚約したばかりの頃で、それならばとアリステルは自らユリウスと距離を置くことに決める。だが、なぜかユリウスはアリステルに構うようになり……
巻き戻りから人生をやり直す悪役令息の物語。
【感想のお返事について】
感想をくださりありがとうございます。
執筆を最優先させていただきますので、お返事についてはご容赦願います。
大切に読ませていただいてます。執筆の活力になっていますので、今後も感想いただければ幸いです。
他サイトでも公開中
希少なΩだと隠して生きてきた薬師は、視察に来た冷徹なα騎士団長に一瞬で見抜かれ「お前は俺の番だ」と帝都に連れ去られてしまう
水凪しおん
BL
「君は、今日から俺のものだ」
辺境の村で薬師として静かに暮らす青年カイリ。彼には誰にも言えない秘密があった。それは希少なΩ(オメガ)でありながら、その性を偽りβ(ベータ)として生きていること。
ある日、村を訪れたのは『帝国の氷盾』と畏れられる冷徹な騎士団総長、リアム。彼は最上級のα(アルファ)であり、カイリが必死に隠してきたΩの資質をいとも簡単に見抜いてしまう。
「お前のその特異な力を、帝国のために使え」
強引に帝都へ連れ去られ、リアムの屋敷で“偽りの主従関係”を結ぶことになったカイリ。冷たい命令とは裏腹に、リアムが時折見せる不器用な優しさと孤独を秘めた瞳に、カイリの心は次第に揺らいでいく。
しかし、カイリの持つ特別なフェロモンは帝国の覇権を揺るがす甘美な毒。やがて二人は、宮廷を渦巻く巨大な陰謀に巻き込まれていく――。
運命の番(つがい)に抗う不遇のΩと、愛を知らない最強α騎士。
偽りの関係から始まる、甘く切ない身分差ファンタジー・ラブ!
【完結済】あの日、王子の隣を去った俺は、いまもあなたを想っている
キノア9g
BL
かつて、誰よりも大切だった人と別れた――それが、すべての始まりだった。
今はただ、冒険者として任務をこなす日々。けれどある日、思いがけず「彼」と再び顔を合わせることになる。
魔法と剣が支配するリオセルト大陸。
平和を取り戻しつつあるこの世界で、心に火種を抱えたふたりが、交差する。
過去を捨てたはずの男と、捨てきれなかった男。
すれ違った時間の中に、まだ消えていない想いがある。
――これは、「終わったはずの恋」に、もう一度立ち向かう物語。
切なくも温かい、“再会”から始まるファンタジーBL。
全8話
お題『復縁/元恋人と3年後に再会/主人公は冒険者/身を引いた形』設定担当AI /c
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる